解析まとめと発表準備 実験Ⅲ素粒子テーマ8回目 μ粒子寿命測定(Fe/Cuデータ)の解析 解析結果のグループ内でのまとめ 発表準備 発表の内容・分担の打ち合わせ 発表に必要なプロット等の作成・印刷 Page1 Feデータの解析 正確にはストッパーはステンレス(SUS)または銅 Fe(Z=26)で近似 、CuはZ=29 Zが大きいのでμ-の原子核捕獲の影響が大きくなる μ-の見かけの寿命が短くなる. ref. Zal=13 ストッパー(アルミ,SUS,銅)の厚さ,シンチレータのサイ ズなどは,実験条件として記録しておくこと. 2 実験装置の停止 次回(最終回)の授業の終わりまでに、実験装置 を停止して、LEMOケーブルを片付けて帰ってく ださい。 3 発表会(1月11日)について 発表:~30分/グループ(10分以内程度/人) 書架カメラ+プロジェクター(A4普通紙横向き) PowerPoint 使用可 必ず全員が話すように発表を分割すること。 ノートPC(D-sub15ピン出力端子付)持参かPowerPointファイル をUSBメモリに入れて持ってくる. 発表内容 μ粒子寿命測定/Z質量・J/ψ質量解析 その他,実験の内容,テキスト中の課題,素粒子物理に関して 興味あることを調べてみて発表 この実験の内容を全く知らない人でも理解できるように説明す る. 4 レポートに関して 1月25日(水)レポート締切 提出先:自然学系棟D208 (内線4270) 室内テーブル上の実験III用レポート提出BOX 連絡先:内線4270 佐藤, [email protected] 手書き・ワープロどちらでもよい。 自分の言葉でやったことを纏めること。 課題は、やってあれば多少のプラス点。 丸写しは大幅減点の対象とする。 テキストの丸写し 友達のレポートを丸写し 過去の先輩のレポートの丸写し 例年、課題を丸写しで出す人がいる。バレバレなのでやめましょ う。 5 バックアップ 6 実験スケジュール 第1回(12/5/水):素粒子物理概説,μ粒子寿命測定法, 同軸ケーブルとインピーダンス,NIMモジュールの機能. 第2回(12/7/金):シンチレーション・カウンターの理解,HVカーブの測定. 第3回(12/12/水):タイミング・カーブの測定 第4回(12/14/金):寿命測定回路のセットアップ,寿命データ収集開始(Al) 第5回(12/19/水):[データ収集継続(Al)] UNIX入門,PAWを用いたμ粒子寿命測定 データの解析法 第6回(12/21/金):[データ収集継続(Fe)] Z粒子質量測定法概説,CDF検出器の概説, Event display,Z粒子の質量 第7回(12/26/水):[データ収集継続(Fe)] 軽い粒子(J/ψ)の質量 第8回(1/9/水):データ解析とグループ内でのまとめ 第9回(1/11/金):発表・討論 レポート提出(1/25/金):第9回の一週間後が締め切り J/ψの質量:mμを無視した影響は? この近似がMμμに与える影響は, J/ψ質量の測定の場合は, Mμμ ~3GeV, mμ~0.1GeV として これは,統計誤差に対して無視できるか? mμを無視しない式に変更して再解析してみよう. mμ=0.106GeV 8 Decay(exp)+bkg(constant)でfit Fit関数を定義(method 1) ROOT[] TF1* myfunc= new TF1(“myfunc”, “[0]*exp(-x/[1])+[2]”) Fit関数を定義(method 2) スケーラーで求めたNbkg/bin (例えば5.5の場合)を使って ROOT[] TF1* myfunc= new TF1(“myfunc”, “[0]*exp(-x/[1])+5.5”) 初期値(うまくfit出来ない場合)を設定 Parameter[1]に寿命のだいたいの値を設定 ROOT[] myfunc->SetParameter(1, 2.0) xxxからyyyまでの範囲でfitを実行 ROOT[] hm->Fit(“myfunc”,”L”,””, xxx, yyy) Fit関数を定義(optional) 原子核捕獲のあるμーとその効果がないμ+を項をわけてフィット: ROOT[] TF1* myfunc= new TF1(“myfunc”, “[0]*exp(-x/[1]) + [2]*exp(-x/[3]) +5.5”) 9
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