スライド 1

独立行政法人国立病院機構
大阪南医療センター・免疫グループ
における初期・後期研修の紹介
NHO Osaka-Minami Medical Center
病院の概要
病床数:520床
標榜診療科目(24診療科)
内科(腎臓、内分泌/糖尿、血液)、循環器科、
消化器科、呼吸器科、アレルギー科、リウマチ科、
心療内科、精神科、小児科、外科、整形外科、
脳神経外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科、
泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、
リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科
大阪
所在地:大阪府河内長野市木戸東町2ー1
TEL:0721ー53ー5761
FAX:0721ー53ー8904
http://www.hosp.go.jp/~osminami/
敷地面積:64,546.65 m2
最寄の駅:南海高野線 千代田駅 徒歩7分
難波から30分!
NHO Osaka-Minami Medical Center
奈良
和歌山
専門医(認定医)教育病院など学会の指定状況
臨床研修指定病院、臨床修練指定病院、日本内科学会認定医教育病院、日本
循環器学会認定専門医研修施設、日本消化器病学会認定施設、日本外科学会
認定修練施設、日本消化器外科学会専門医修練施設、日本整形外科学会認定
研修施設、心臓血管外科専門医認定修練施設、日本脳神経外科学会専門医修
練施設、日本泌尿器学会専門医教育施設、日本産婦人科学会認定医制度卒後
研修指導施設、母体保護法第14条による指定医師研修機関、日本病理学会認
定病院、日本リウマチ学会教育施設、日本アレルギー学会認定施設、日本麻酔
科学会指導病院認定施設、日本眼科学会専門医制度研修施設、日本肝臓学会
認定医研修施設、日本糖尿病学会認定教育施設、日本超音波医学会認定専門
医研修施設、日本核医学会認定医教育病院、日本耳鼻咽喉学会専門医研修施
設、日本放射線科専門医修練協力機関、日本プライマリーケア学会認定研修施
設、日本老年医学会認定施設、日本乳癌学会研修施設、日本消化器内視鏡学
会認定専門医修練施設、日本消化器内視鏡学会認定指導施設、日本腎臓学会
認定施設、日本透析医学会教育関連施設
主要関連大学
大阪大学、和歌山医大、大阪市立大学、奈良県立医大、大阪医大など
NHO Osaka-Minami Medical Center
大阪南医療センター初期臨床研修プログラム(H22~)
(1)内科フルコース
4月
1年目
2年目
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
内科A
内科B
内科C
循環器(心・脳)/腎臓
消化器/内分泌・代謝
呼吸器/血液/免疫
(アレルギー・リウマチ)
必修選択(2科目以上)
地域 必修選択(2科目以上)
(外科・小児科・産婦人科・精神・麻酔)
(外科・小児科・産婦人科・精神・麻酔)
医療
5月
2月
3月
救急
3か月
自由選択
(呼吸器重点、救命センターを含む)
(2)志望科コース
4月
1月
*救急は総合診療部門で行う
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
1年目
志望科
内科1
内科2
救急
3か月
2年目
地域
医療
必修選択(2科目以上)
(外科・小児科・産婦人科・精神・麻酔)
自由選択
(呼吸器重点、救命センターを含む)
**必修選択科目は1単位1ヶ月最大3単位まで可能
NHO Osaka-Minami Medical Center
初期臨床研修プログラムの特色
1年目に幅広い「内科」研修を行う。
内科フルコースでは9か月間ですべての内科系診療科の研修を行う。
「救急(プライマリーケア)」の研修は、1年目に3か月間主に総合診療部で行う。総合
診療部では1)総合内科外来、2)救急外来で紹介状のない初診患者および緊急受診
患者を指導医とともに診療する。
また、2年間を通じて研修当直を行い、より実践的な「救急」研修を行う。
さらに、より高度の救急医療の研修を希望するものは、自由選択期間に大阪府立急性
期総合医療センター救急部での3か月の集中救急医療(3次救急)の院外研修を行う
ことができる。また、国立病院機構南和歌山医療センターにて医療過疎地域での救急
医療の研修を行うことができる。
「地域医療」 は、2年目の1か月間、近隣の診療所において行う。
また、自由選択期間に保健所での地域保健・医療行政を研修することもできる。
2年目の自由選択期間にはすべての診療科で研修を選択することが可能である。また、
国立病院機構近畿中央胸部疾患センターでの高度な呼吸器領域の研修ができる。
各研修医にチューターを配置し、また、教育研修費(20万円/年/研修医)を配布し、
研修を全面的にサポートする。
初期臨床研修終了後、希望者は優先的に継続してレジデント(臨床専修医)として後
期臨床研修を行い、認定医/専門医の資格の取得が可能である。
NHO Osaka-Minami Medical Center
リウマチ・アレルギー科
現在の構成メンバー
臨床研究部長 佐伯 行彦
臨床研究部研究室長兼任
大島 至郎 (平成元年卒)
リウマチ科医長
松下 正人 (平成2年卒)
アレルギー科医長 片田 圭宣 (昭和62年卒)
医員 田中 枝里子 (平成14年卒)
医員 辻 聡一郎 (平成11年卒)
医員 原田 芳徳 (平成5年卒)
レジデント 前田 悠一 (平成18年卒)
レジデント 渡邉 あかね (平成18年卒)
レジデント 吉村 麻衣子 (平成18年卒)
レジデント 片山 理人 (平成21年卒)
外来非常勤医師
梅下 光子 (平成4年卒)
外来非常勤医師 安藤 麻衣子 (平成15年卒)
NHO Osaka-Minami Medical Center
メンバー全員集合!
診療実績/患者数 (H21)
RA
1892
SLE
350
SSc
155
シェーグレン症候群
MCTD
PM/DM
230
48
65
血管炎症候群
77
PMR
成人スティル病
再発性多発軟骨炎
自己炎症症候群
反応性関節炎(ライター症候群)
強直性脊椎炎
乾癬性関節炎
ベーチェット病
60
13
2
2
2
7
25
18
喘息
古典的不明熱での紹介患者数
NHO Osaka-Minami Medical Center
1460
526
リウマチ・アレルギー科の特徴
豊富な「生物学的製剤」の使用経験
~国内で使用可能な総ての新規抗リウマチ薬の使用経験あり~
Ⅰ.抗TNFα療法
レミケード(キメラ型抗体製剤)
193例
エンブレル(TNF受容体拮抗剤)
108例
ヒュミラ (ヒト型抗体製剤)
28例
*ゴリムマブ(ヒト型抗体製剤)
7例
*セルトリズマブペゴル(PEG修飾抗体断片) 6例
* ATN-103(抗TNFナノボディ融合蛋白) 2例
Ⅱ.抗IL-6療法
アクテムラ (ヒト型化抗体製剤)
128例
*MRA-SC (アクテムラ皮下注射剤)
10例
Ⅲ.T細胞を標的とした製剤
オレンシア(T細胞活性化シグナル拮抗剤)
7例
Ⅳ.B細胞を標的とした製剤
オクレリズマブ*(ヒト化抗CD20抗体製剤)
5例
LY2127399 * (完全ヒト化抗BAFF抗体製剤)
予定
*は、現在臨床試験(治験)進行中の製剤
その他、JAK3阻害剤(選択的チロシンキナーゼ阻害剤;14例)の臨床試験中
NHO Osaka-Minami Medical Center
学会発表その他
資金、環境に恵まれた臨床研究部があり、臨床研究が可能
(自前の患者数が多いのみならず、全国の国立病院機構のネットワーク、
OIDのネットワークに参加しており、多くの症例による解析が可能である)
また、その成果を各種学会(国際学会含む)にて発表する機会に恵まれる
日本内科学会
日本リウマチ学会
日本アレルギー学会
アメリカ・リウマチ学会(ACR)
ヨーロッパ・リウマチ学会(EULAR)
アジア太平洋リウマチ学会(APLAR)
*国内外を問わず、学会発表には学会費、参加費、旅費含めた補助が出ます!
*各学会の年会費、認定医、専門医、指導医の費用も研究費より補助します!
*Cell,Immunityといった海外一流誌も研究費で定期購読しております
リウマチ・アレルギー科の週間スケジュール
曜日
月
火
*関節
超音波
検査
*9:00~12:00
気管支鏡検査
(呼吸器科)
水
木
金
AM
PM
17:00~19:00
カンファレンス
(リウマチ・アレル
ギー科)
*9:00~12:00
気管支鏡検査
(呼吸器科)
13:30~14:00
病棟カンファレンス
(医師と病棟看護師・
リハビリ療法士)
17:30~18:30
合同カンファレンス、
回診(リウマチ内科・
リウマチ外科、アレル
ギー科)
*関節
超音波
検査
*心臓
超音波
検査
13:00~(15:30)
合同カンファレンス、回診
(リウマチ科・アレルギー
科・呼吸器科医師、病棟看
護師、薬剤師)
免疫疾患全分野(リウマチ・膠原病・アレルギー疾患)の研修ができる!
NHO Osaka-Minami Medical Center
2009年11月29日、読売新聞のアンケート調査によ
り当院のリウマチ診療が
大阪No.1
として、”病院の実力“で報じられました!
① ② ③④
①新規患者数
②生物学的製剤の治療患者数
③滑膜切除術
④人工関節手術
NHO Osaka-Minami Medical Center
最新の関節超音波機器を購入しました!
撮影方法
10MHz以上のリニア型の探触子
✓Bモード法で、関節腫脹(関節液)・
骨びらんを評価。
✓パワードプラ法で、関節内腔血流
信号を評価。
b
NHO Osaka-Minami Medical Center
主な研究課題
感染/蛋白修飾と自己免疫
(1)RA(大阪府立大、川崎医大など)
(2)ITP(大阪府立大、阪大輸血部)
(3)RAと腸内細菌 (ヤクルトとの共同研究 松下Dr)
破骨細胞活性化機構
Ig糖鎖異常と自己免疫 (大島)
自己免疫疾患のメタボロミクス(神戸大学吉田Drとの共同研究大島)
SLE特化型DNAチップの診断への応用(片田Dr)
高病原性インフルエンザ(H5N1)における抗サイトカイ
ン療法の応用(阪大微研中屋Dr)
サイトカインのステロイドの薬理作用における影響(ステ
ロイド抵抗性)(阪大内分泌・代謝 大月Dr)
RA発症抑止(超早期治療介入)(NHO共同臨床研究H21~)
Rainbow Study (BioFreeに関する多施設共同臨床研究)
(関西分子標的治療研究会)
過去3年間の論文 (2008~)
Wada Y, Tajiri M, Ohshima S. Quantitation of saccharide compositions of O-glycans by mass spectrometry of glycopeptides and its
application to rheumatoid arthritis. J Proteome Res. 2010 Mar 5;9(3):1367-73.
Kikuta J, Iwai K, Saeki Y, Ishii M. S1P-targeted therapy for elderly rheumatoid arthritis patients with osteoporosis.
Rheumatol Int. 2010 Nov 28.
Ishii T, Katada Y, Saeki Y. Spontaneous perirenal hematoma due to Wegener‘s granulomatosis after initiation of
immunosuppressant. Mod Rheumatol. 2011 Apr;21(2):203-6.
Matsuno O, Ueno K, Hayama Y, Honda H, Yamane H, Saeki Y. Deterioration of asthma in a patient with diffuse panbronchiolitis
(DPB) after macrolide therapy. J Asthma. 2010 May;47(4):486-8.
Kudo-Tanaka E, Nakatsuka S, Hirano T, Kawai M, Katada Y, Matsushita M, Ohshima S, Ishii M, Miyatake K, Tanaka T, Saeki Y. A
case of Mikulicz’s disease with Th2-biased cytokine profile: Possible feature discriminable from Sjogren’s syndrome. Mod Rheum
19(6):691-5, 2009
Ishii M, Egen JG, Klauschen F, Meier-Schellersheim M, Saeki Y, Vacher J, Proia RL, Germain RN. Sphingosine-1-phosphate
mobilizes osteoclast precursors and regulates bone homeostasis. Nature 458:524-8,2009
Azuma N, Katada Y, Nishimura N, Yamada T, Uranishi R, Nakatsuka S, Dehara M, Harada Y, Yamanaka T, Saeki Y. A case of
granuloma in the occipital lobe of a patient with Wegener’s granulomatosis. Mod Rheumatol 18(4):411-5, 2008
Iwai K, Ishii M, Ohshima S, Miyatake K, Saeki Y. Abundant expression of tetraspanin CD9 in activated osteoclasts in ovariectomyinduced osteoporosis and in bone erosions of collagen induced arthritis. Rheumatol Int 28(3):225-31, 2008
Kudo-Tanaka E, Ohshima S, Ishii M, Mima T, Matsushita M, Azuma N, Harada Y, Katada Y, Ikeue H, Umeshita-Sasai M, Miyatake
K, Saeki Y. Autoantibodies to cyclic citrullinated peptide 2 (CCP2) are superior to other potential diagnostic biomarkers for
predicting rheumatoid arthritis (RA) in early undifferentiated arthritis. Clinical Rheumatology
NHO Osaka-Minami Medical Center
免疫疾患センターの特徴
豊富で多彩な症例
リウマチ 約2000例
免疫疾患(特にRA)において国立病院機構および大阪南部の基幹施設として役割を担う。
充実した指導体制
指導医(リウマチ4名、アレルギー3名)
専門医(リウマチ5名、アレルギー3名)
先進医療の実践
生物学的製剤・新規治療剤(治験薬)など
TNF阻害剤 5種類、IL-6阻害剤 1種類、B細胞標的剤 1種類
シグナル伝達阻害剤 2種類など
アクティブ学術研究活動
臨床研究だけでなく基礎研究も可能
NHO Osaka-Minami Medical Center
やる気のあるみなさん
お待ちしています!!