中国科学院 技術移転状況の簡単な紹介 中国科学院院・地方協力局 張長城 日本・東京 2007年11月15日 1 中国科学院の技術移転状況の紹介 一、背景 二、現状 三、展望 2 一、背景 自主的イノベーションの道を歩み、イノベーション型国家を建設する 地域 イノベーション システム 科学技術仲介サービス システム 技術 イノベーション システム 国防科学技術 イノベーション システム 知識 イノベーション システム 技術イノベーションシステムは国家イノベーションシステムの 核心であり、企業の自主的イノベーション能力を高めることは国 家イノベーションシステムを構築する上でのカギとなる。 3 中国科学院の簡単な紹介 中国科学院は1949年11月に北京で設立された。これは国の科学 技術分野における最高レベルの学術機関であり、全国の自然科学・ ハイテク総合研究センターである。 中国科学院は5つの学部(数理学部、化学部、生物学部、地学部、 技術科学部)を含む。所属する事業体は計116で、内訳は科学研究 機関91、学校及び公共サポート機関10、その他機関15となり、全 国20余りの省(市)に分布している。この他、中国科学院が直接投 資した持株企業が22社ある。在職職員は4万7200人。在籍の大学院 生は4万1000人で、そのうち博士課程が1万7000人、修士課程が2万 4000人。 --「中国科学院年鑑(2007)」から抜粋 4 1949-1978 郭沫若 郭沫若 1979-1981 1981-1987 1981-1987 1987-1997 1979-1981 1987-1997 1997-至今 方 毅 方 毅 卢嘉锡 中国人民政治協商 会議の共同綱領に 定める文教政策に 従い、科学人材の 按人民政协共同纲 養成を期して、そ 领规定的文教政策, れまでの科学研究 改革过去的科研机 機関を改革し、こ 构,以期培养科学 れにより、科学研 建设人才,使科学 究は国の工業・農 研究真正能够服务 業・保健・国防事 于国家的工业、农 業に真に役立つこ 业、保健和国防事 とができた。 业的建设。 盧嘉錫 周光召 周光召 路甬祥 主要な勢力を国民 経済建設の主戦場 応用研究に大いに に振り向けると同 基礎に重点を置き、 力を入れ、積極的 時に、少数精鋭の 向上に重点を置き、 かつ選別の上で発 人材を確保し、基 国民経済と国防建 展事業に参加し、 把主要力量动员和 礎研究とハイテク 設に役立った。 基礎研究も引き続 组织到国民经济建 のフォローアップ き重視した。 大力加强应用研究, を行った。 设的主战场,同时 侧重基础,侧重提 积极而有选择地参 保持一支精干力量 高,为国民经济和 加发展工作,继续 从事基础研究和高 国防建设服务。 重视基础研究。 技术跟踪。 5 1997- 路甬祥 国家戦略の要請に目を 向け、世界の先端科学 面向国家战略需求, に目を向け、原始的科 面向世界科学前沿, 学のイノベーションに 加强原始科学创新, 力を入れ、基幹技術の 加强关键技术创新 革新と集積に力を入れ、 世界の科学技術の最高 与集成,攀登世界 峰に登り、わが国の経 科技高峰,为我国 済建設、安全保障、社 经济建设、国家安 会の持続可能な発展の 全和社会可持续发 ために基礎的、戦略的 展不断作出基础性、 な、先見の明ある重大 な革新的貢献を行った。 战略性、前瞻性的 重大创新贡献。 3 つ の 基 地 世界の先進水準をいく科学研究基地 ハイレベルの科学技術人材を養成・育成する基地 促进中国高技术产业发展的基地 中国のハイテク産業の発展を促す基地 根本目標:ハイテクの産業化を促すことは中国科学院の新たな時 期における三大職責の1つであり、また、中国科学院が国と地方の経 済・社会発展に役立つ上での必然的要求でもある。これは科学技術イ ノベーションの社会的価値を実現するための重要な側面・方途である と同時に、現代の科学技術発展の根本目標・帰結点でもある。 6 指導思想 協力の基盤を固め、協力分野を開拓・ 発展させる。 協力のレベルを引き上げ、一層大きな 効果を得る。 主要任務:国家イノベーションシステムにおけ る各ユニットの連合・協力の強化を通じ、科学技 術成果の転化と大規模産業化を促し、国と地域の 経済・社会発展のためにしかるべき貢献をする。 発展してこそ協力があり、協力してこそ 発展を得ることができる。 7 東北と 北京・天津 西 部 中部 珠江 デルタ 8 長江 デルタ 東北地区: 古くからの工業基地の振興を図り、地域産業の技 術水準向上を導く 資源枯渇型都市の産業構造転換を促進する 食糧の高付加価値加工の推進を通じ、食糧生産地 域の総合農業の発展を促す 生態環境の効果的な保護に力を入れる 西 東北と 北京・天津 部 北京・天津地区: 中部 长三角 イノベーション戦略に依拠し、経済構造のハイエンド産業及 びサービス経済への転換を実現する 都市における資源条件と基盤施設の人口収容力を高める 2008年北京五輪に対する科学技術サポートを強化する 天津浜海新区の建設と開発を支援する 珠三角 9 上海地区: 自主的イノベーション能力を高める 知識経済の発展を促す 環境整備に力を入れる 西 東北と 北京・天津 部 中部 江蘇・浙江地区: 適切な高度先端技術を発展させ、産業 構造を最適化する 都市・農村の環境整備と汚染処理に力 珠江 を入れる デルタ 10 長江 デルタ 西部協力地域: 自然資源を合理的に開発・利用する 生態環境の保護に力を入れる 西部地区の人材養成と人材開発を急 ぐ 東北と 近代的農業を発展させる 北京・天津 中部協力地域: 伝統的産業の改造を速め、新しいタイプの 工業化に向けて発展を図る 比較優位性を持つエネルギーを発展させ、 生態保護に力を入れる 西 部 中部 珠江デルタ協力地域 産業クラスターの持続可能な発展能力を 高める 地域経済の調和の取れた発展を促す 三廃(廃液・廃ガス・固形廃棄物)汚染 とエネルギー不足の問題を重点的に解決 する 珠江 デルタ 11 長江 デルタ 縦6 横5 ハイテクによる伝統 的産業の改造とグ レードアップ ハイテク産業の発展 近代的農業 東北と 北京・天津 長江 デルタ 珠江 デルタ 西部 知識と技術の移転、成果の転化と大規模産業 化に力を入れる 科学技術機関、研究開発プラットフォームを 共同で設立する 人と自然の調和の取 れた発展 人的交流・協力に力を入れる 戦略研究と戦略コン サルティング 人材養成と人材交流 中部 地域戦略コンサルティング 12 中国科学院の技術移転状況の紹介 一、背景 二、現状 三、展望 13 1. 組織構造及び活動方式 院・地方協力委員会 各 関 係 局 基礎科学局 生命科学・バイオテクノロジー局 資源環境科学・技術局 ハイテク研究・発展局 院・地方協力局 弁公庁 総合計画局 院士業務局 企画戦略局 国際協力局 人事教育局 基本建設局 引退・退職幹部業務局 監察・監査局 院持株会社 省・市、 地方政府 分 院 北京分院 瀋陽分院 長春分院 上海分院 南京分院 武漢分院 広州分院 成都分院 昆明分院 西安分院 蘭州分院 新疆分院 91の 研究機関 10の教育・ サポート機関 15の その他機関 合肥研究院 企業 14 大学・高専 中国科学院は地方政府、企業、大学及びその他機関と の科学教育、経済、社会など各分野における協力を重視 し、即ち国家イノベーションシステムの各ユニットとの 連合及び協力を重視している。 2006年末現在、中国科学院は既に27の省(自治区・直轄市)と科 学技術協力協定を結んでいる。 15 中国科学院の分院協調・組織・管理・サービス・プラットフォーム 長春分院 瀋陽分院 新疆分院 蘭州分院 北京分院 西安分院 成都分院 南京分院 武漢分院 合肥研究院 上海分院 昆明分院 広州分院 16 中国科学院の科学技術成果移転仲介サービス・プラットフォーム 長春技術移転センター 瀋陽国家技術移転センター 北京国家技術移転センター 蘭州技術移転センター 合肥技術移転センター 成都技術移転センター 上海国家技術移転センター 広州技術移転センター 17 中国科学院と地方が共同で設立した応用技術研究・転化機関 設立原則: 全体計画、地域別配置 重点の突出化、優位性の統合 地方中心、需要による牽引 転化の加速、実効重視 山東総合技術研究・転化センター 泰州応用技術研究開発・転化センター 揚州応用技術研究開発・転化センター 常州応用技術研究開発・転化センター 安徽循環経済研究院 湖州応用技術研究開発・転化センター 嘉興応用技術研究開発・転化センター 台州応用技術研究開発・転化センター 広州工業研究院 研究所と地方の政府、企業が大いに協力し、技術研究開発機関、インキュベーショ ン・転化プラットフォームを確立するのを積極的に推進・誘導する。 18 中国科学院と地方が共同で設立した科学技術パーク 白銀科学 技術パー ク 中国ロシ ア科学技 術パーク 北京中関 村科学技 術パーク 大連科学技術 イノベーショ ン パーク 瀋陽科学技術 イノベーショ ン パーク 上海浦東科 学技術パー ク 杭州科学 技術パー ク 金華科学 技術パー ク 19 中国科学院の科学技術副職担当で構成される架け橋・ 連帯プラットフォーム 人員の秩序ある流動を重視し、これを国家戦略の要請に目を 向け、科学教育立国の戦略を実行に移し、調和社会の建設に役 立てる具体的措置と見なし、また、若手の人材を鍛錬・育成す る重要な手段とし、高級知識人が国情を深く理解し、理論と実 際を結び付けるための幅広い舞台を提供した。 2006年、中国科学院全体の人的交流は計725人で、これ には地方の政府、大学・高専、企業及びその他科学研究機 関との双方向交流が含まれており、その中で当院の人員派 遣は地方政府が中心となり、当院の人員受け入れは大学・ 高専が中心となった。 20 科学技術副職担当派遣計画:研究所が省・市政府に科学 技術者を派遣し、科学技術管理業務に責任を負う副庁長、 副局長を担当させる。主な職責は地方政府の科学技術に対 する要求を理解し、研究所と企業の協力の段取りに助力す ることである。 人的交流 東北の春人材計画:「東北振興科学技術行動計画」に合 わせた人材養成計画。 西部の光人材計画:西部の需要に焦点を合わせた専門の 人材養成計画。 霞光プロジェクト:既に退職又は間もなく退職する科学 技術者を学校、企業に派遣して協力する専門のプロジェク ト。 企業人材交流計画:研究所と企業が協力プロジェクトの 必要に基づき、管理者又は科学技術者を相互に派遣し合う。 21 中国科学院の産業化情報網・情報交流プラットフォーム www.tt.cas.cn 中国科学院の院・地方協力効果統計評価プラットフォーム http://www.alc.cas.cn/ttstatic/ 22 中国科学院が参加する幾つかの科学技術展示会 深圳ハイテク交易会 楊凌農業博覧会 上海工業博覧会 北京科学技術博覧会 重慶ハイテク交易会 金華工業科学技術協力商談会 武漢光博覧会 西湖博覧会 北東アジア科学技術博覧会 衢州科学技術協力商談会 合肥資本結合商談会 新疆科学技術協力商談会 浙江ネット技術活動週間 ハルビン科学技術協力商談会 北京科学技術 博覧会 深圳ハイテク 重慶ハイテク 交易会 交易会 上海工業 博覧会 楊凌農業 博覧会 23 中国科学院と地方が共同で設立した研究機関 煙台海岸ベルト持続可能発展研究所 青島バイオエネルギー・プロセス研究所 蘇州ナノテクノロジー・ナノバイオニック研究所 寧波材料技術・工学研究所 都市環境研究所 深圳先進技術研究院 広州健康研究院 24 中国科学院と地方が共同で設立した研究機関 広州健康研究院 寧波材料技術・ 宁波材料所 工学研究所 深圳先進技術研究院 蘇州ナノテクノロジー・ ナノバイオニック研究所 青島バイオエネルギー・ 25 プロセス研究所 煙台海岸ベルト持 続可能発展研究所 都市環境研究所 地方発展戦略計画 産業発展計画 地域戦略 コンサルティング 都市計画 資源総合利用 環境のモニタリングと整備 生態保護と生態づくり等 26 2. 科学技術成果の応用普及プロジェクト 実験室試験 市場化前期 技術が既に実験 室での研究を終 え、成功を収め たことを指す。 技術が実験室での 研究を終え、且つ 中間試験(臨床、 エンジニアリング 化等)段階の研究 も完了し、コスト 抑制、製品品質等 の面で市場の要求 を基本的に満たし ていることを指す。 27 産業化段階 技術が市場で幅広 く採用され、又は 製品が一定規模の 生産段階に入った ことを指す。 技術移転を促進するプロジェクトの各段階 技 術 の 成 熟 度 エ ン ジ ニ ア リ ン グ 化 の 度 合 い 28 市場需要 市場成熟度 中国科学院が組織する特別事業・計画 東北振興を支 援する科学技 術行動計画 西部特別計画 西部の光 科学技術 による新 疆支援事 業 科学技術に よるチベッ ト援助事業 科学技術に よる甘粛支 援事業 科学技術に よる青海支 援事業 天津浜海新区 を支援する科 学技術行動計 画 中部勃興を支 援する科学技 術行動計画 科学技術による 貴州支援事業 29 科学技術によるチベット援助事業 の「チベット医薬」プロジェクト 科学技術によるチベット援助事業 の「ポタラ宮広場のソーラー照 明」プロジェクト 科学技術による貴州支援事業の 「碍子」プロジェクト 科学技術による貴州支援事業の「農 業」プロジェクト 科学技術による貴州支援事業の「漢 方薬材GAP」プロジェクト 科学技術による青海支援事業の 「フラボン抽出」プロジェクト 東北計画の「希土類・マグネシウム 合金」プロジェクト 科学技術による青海支援事業の「錫 30 鉄山選鉱」プロジェクト 東北計画の「緩効性肥料」プロジェ クト 研究所を主体とした技術移転活動の展開を積極的に推進・支援する 理化技術研究所は世界の先進水準をい くVD3光化学合成の新しい技術を開発 し、浙江花園工貿集団に譲渡すること に成功した。 電子工学研究所が開発した蒸発冷却技術 は李家峡水力タービン発電機に使用され ている。 2次 加工油 ポンプ バルブ 流量計 常圧 2次 ライン 常圧 3次 ライン 瀋陽計算機技術研究所が研究開発した数 値制御システムは工作機械企業で使用さ れている。 スタティック ミキサー 流動点計 製品タンク 自動化研究所が研究開発したガソリン自動 最適化調和モデル及びシステム技術開発プ ロジェクトは中国石油化工(シノペック) 31 の生産にうまく応用されている。 2006年末現在、中国科学院が地方企業と技術移転の方式を通じ、 実施中のプロジェクトは2,522件(そのうち同年に新しく増えたのが 697件)であり、これにより、企業の同年の売上高は514億4,000万 元に達し、前年に比べ21.3%増加した。また、年度税引前利益は75 億2,000万元で、前年とほぼ同じであった。 (件) 売上高 (億元) 税引前利益 (億元) 2001年 2002年 2003年 2004年 858 1415 3002 2979 161 243 312 359 35 50 60 68 2005年 2458 422 76 2006年 2522 512 75 年代 プロジェクト件数 32 1,000,000 五、工作评价 江蘇省、937,090万元、当院の18.3%を (一)统计 占める。 900,000 800,000 遼寧省、453,883万元、当院の8.9%を 占める。 700,000 600,000 山東省、403,960万元、当院の7.9%を 占める。 500,000 400,000 北京、366,350万元、当院の7.2%を占 める。 300,000 200,000 100,000 0 江蘇省(1) 浙江省(5) 四川省(9) 河北省(13) 遼寧省(2) 山西省(6) 広東省(10) 黑竜江省(14) 湖北省(17) 陜西省(21) 重慶市(25) 寧夏回族自治区(29) 天津市(18) 雲南省(22) 新疆ウイグル自治区(26) 海南省(30) 33 山東省(3) 内モンゴル自治区(7) 上海市(11) 北京市(4) 吉林省(8) 安徽省(12) 甘肃省(15) 河南省(19) 湖南省(23) 広西チワン族自治区(27) チベット自治区(31) 青海省(16) 江西省(20) 福建省(24) 貴州省(28) 院・地方協力効果統計指標 効果評価 社会的効果 30% 部 門 転化プロ 社会的 社会的 ジェクト 効果1 効果2 件数 11% 15% 4% デ ー タ 得 点 デ ー タ 得 点 デ 得 ー タ 点 進展評価 20% 60% 院・地方協力活動 経済的効果 30% 投資先企業の利益 総量 9% デ ー タ 得 点 伸び幅 3% デ ー タ 得 点 増量 3% デ ー タ 得 点 院内部 門の収 益 15% デ ー タ 得 点 企業 専任 の社 者 会化 2% 5% デ ー タ 得 点 デ ー タ 得 点 研究中の プロジェ クト 2% 2 3 GDPファクター調節 … 34 人員 規模 2% デ デ 得 ー 得点 ー タ タ 点 1 4 TT ネット 共同設立機関 6% デ ー タ 人材交流 5% 2% 協力側 の経費 2% 得 点 年度 増量 2% デ ー タ 得 点 13% 企業人 材交流 2% 大学人 材交流 2% 科学技 術副職 担当 2% デ ー タ デ ー タ デ ー タ 得 点 得 点 得 点 中国科学院の技術移転状況の紹介 一、背景 二、現状 三、展望 35 1 2006~2010年計画目標 2010年までに、大学、科学研究機関と協力し、優秀者を選んだ上、50前後の「中国 科学院若手科学者パートナーグループ」を共同で設け、そのうち20~30は共同実験 室に発展させる。 企業と連合し、50~100のハイテク研究開発グループ、実験室又は工学技術セン ターを共同で設立し、企業の技術イノベーションを支援するとともに、中国科学院 のエンジニアリング化された一定規模の技術供給能力を高める。 応用基礎研究、共通性を持つハイテク研究開発及び地域的特色を持つ公益性研究を 重点的に繰り広げる幾つかの中国科学院系列研究所を地方と共同で新設する。 条件のある地区では、30~50の産業技術研究開発・転化センター、ハイテク企業 インキュベーション基地を共同で創設し、地域経済・社会の発展に役立たせ、地域 イノベーションシステムの構築を促す。 36 2 院・地方協力の社会的・経済的効果の目標 2010年には、中国科学院は技術の移転と転化 を通じ、社会的企業が生み出す年間売上高を 1,000億元、納税前利益を100億元に到達させ、 社会のためにより多くの就業の機会を提供する。 1200 1000 1000 800 売上高 600 512 納税前利益 414 400 312 359 243 161 200 0 72 15 2000 35 2001 50 60 68 76 75 2002 2003 2004 2005 2006 100 2007 2008 2009 2010 2000~2005年の技術移転で社会的企業が伸ばした売上高及び納税前利益の状況と計画目 標との比較 37 3 2006~2010年の計画目標 2010年には、大学と共同で年間500~1,000人の大学院生及びポストドクターを 養成する。当院と相互補完できる50~100の優秀な客員研究グループを受け入 れる。大学教授及び科学研究機関の高級科学技術専門家計1,000人前後を当院の 客員研究員又は高級訪問学者として受け入れる。 プロジェクト協力を研究開発機関の共同設立と結び付け、累計で500人前後の 科学技術者を推薦し、大型企業集団(民営企業を含む)の高級技術職を担当さ せる。1,000人前後の企業の科学技術者を中国科学院に受け入れて研修を行い、 又は客員研究に従事させる。 2010年には、職務保留のままで受け入れる地方幹部の数を200人前後に到達さ せることを目指す。 38 技術移転は参考にできる既成の成功モデルが なく、 不断の自己完備を通じて発展を実現するには、 自主的イノベーションの道を歩まなければな らない。 39 有り難うございました。 40
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