日本にとって、どちらが望ましいか ~確定給付年金 VS 確定拠出年金~ 確定拠出年金派 新井 廉 高橋 和真 三木 雄大 我々の主張 企業経営の健全化 新たな会計基準への適応 ライフプランニング 以上3点から、我々は日本にとって 確定拠出年金が望ましいと主張する 企業経営の健全化 確定給付年金 企業が 導入をする大きな目的に 運用リスクを回避し、年金 運用リスクを負う 予定通り運用できなかった 場合、積立不足を負担する。 確定拠出年金 中小企業の 運営が企業経営に与える JALの年金問題 場合・・・ 企業は 影響を抑えることができる ~ ~ JALは確定給付年金を採 年金の受給額は 用していたため、積立不足 従業員の運用次第のため、 に陥り、年金受給額を減額 。 せざるを得なくなった。 運用リスクを 回避できる 新たな会計基準への適応 退職給付会計 IFRS(国際会計基準) 包括利益の計上が2011年3月期から 上場企業で義務付けられた。 積立不足の状況によっ 簿外扱いされた年金 て格下げや株価、借入 の債務の計上が義務 に影響を与える づけられた。 会計基準によるデメリッ トを回避できる 包括利益とは・・・ 具体例 ●為替 本業以外の利益の変動 分割していた損失を計上できたが、 運用の損失である遅延項目は ●有価証券 を損益として計上する。 一括して計上しなけれ 損益として一定の年限で分割 一括して計上するため ●退職給付債務 ばいけなくなった。 して計上できた。 資本不足に陥る可能性がある ライフプランニング 公的年金だけでは不十分 不十分な公的年金を補 確定拠出年金 い、個人に合わせたライ フプランの構築が可能 になる 老後に必要な資産に合わ せて、運用設計できる 我々の主張 企業経営の健全化 新たな会計基準への適応 ライフプランニング 以上3点から、我々は日本にとって 確定拠出年金が望ましいと主張する
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