情報処理概論Ⅰ 2007 第3回

情報処理概論Ⅰ 2007 第4回
2015/10/1
情報処理概論Ⅰ 第4回
1
前回の復習と今回の授業
 前回は前々回の授業の復習を中心
 lsとそのオプション
 許可権について
j5307XXX
 移動(相対パス、絶対パス)
 ディレクトリの作成
test1
 今回の授業
 Emacsの使い方
 UNIXのコマンドの追加
test2
test3
test22
test33
 UNIXにログインして、test1に移動
2015/10/1
情報処理概論Ⅰ 第4回
2
Emacsとは
 テキスト文章やデータを作成する道具をテキ
ストエディタという
 UNIXではEmacsというテキストエディタがよ
く使われる
本授業では、
Emacs とよばれるエディタについて、
基本的な操作法について解説
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情報処理概論Ⅰ 第4回
3
Emacsの起動
 フォアグランドで起動 バックグラウンドで起動
 emacs [ファイル名]
 unixの操作不可
例 emacs test1.txt
emacs [ファイル名] &
UNIXの操作可
例 emacs test1.txt &
※ emacs、
emacs &
で起動し、後でファイル名を決めることも可能
2015/10/1
情報処理概論Ⅰ 第4回
4
ファイルの保存と終了
 C-x C-s ファイルを保存
 C-x C-c ファイルを保存し、emacsを終了
 「Save file /home/j5307/j5307XXX」
 ファイルを保存するときは “y” を入力
 保存しないときは “n” を入力
 “n” を入力すると、ミニバッファに次のメッセージが表示
Modified buffers exist; exit anyway? (yes or
no)
 “no” を入れると Emacs は終了せずに編集画面に戻る
 “yes” と入れると編集内容を保存せずに Emacs を終了
※ C-x C-s C-x C-c でファイルの保存と終了を一緒に行う
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情報処理概論Ⅰ 第4回
5
コピー
 キーボードによるコピー




C-space マークをセット
C-w マークからカーソル前までカット
M-w マークからカーソル前までコピー
C-y カーソル位置にペースト
 マウスによるコピー
 マウスの左ボタンで文章ドラッグし、文字を反転表示に
よりコピー
 マウスカーソルを次の行に合わせてマウスの中ボタン
を押してペースト
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情報処理概論Ⅰ 第4回
6
日本語入力と編集






C- ローマ字かなモードの切り換え
SPACE かな漢字変換
C-o 変換時、文節を一文字分伸ばす
C-i 文節を一文字分縮める
C-/ UNDO
C-k カーソル位置から行末まで削除
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情報処理概論Ⅰ 第4回
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ファイルのコピー:cp(copy)
 cp [ファイル名] [ファイル名]
 例:
cp test1.txt test2.txt
j5307XXX
j5307XXX
test1
test1.txt
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test2
test3
test22
test33
test1
test2
test1.txt test2.txt test22
情報処理概論Ⅰ 第4回
test3
test33
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ファイルの移動:mv(move)
 ファイルの移動
 mv [ファイル名1] [ファイル名2]
 ファイル名1をファイル名2に移動、もしくはファイ
ル名の変更
例(ファイルの移動):mv test1.txt ../test2
例(ファイル名変更):mv test1.txt test11.txt
test1
test1.txt
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test2
test1
test2
test1.txt
情報処理概論Ⅰ 第4回
test1
test2
test11.txt
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消去:rm(remove)
 rm [ファイル名]
例:rm test11.txt
test1
test2
test1
test2
test11.txt
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情報処理概論Ⅰ 第4回
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まとめ
 emacs
 emacsの起動方法:emacs [ファイル名] & など
 C-x C-s C-x C-c:ファイルの保存と終了
 C- :ローマ字かなモードの切り換え
 UNIXのコマンド
 cp:ファイルのコピー
 mv:ファイルの移動、ファイル名の変更
 rm:消去
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情報処理概論Ⅰ 第4回
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課題
 test1において、Emacsでテキストファイルを
作成
 学生番号、氏名、自己紹介、授業への要望を入力
 ファイル名:mytext1.txt
j5307XXX
 印刷して提出
 a2ps [ファイル名] | lpr
例:a2ps mytext1.txt | lpr
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test1
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mytext1.txt
test22
情報処理概論Ⅰ 第4回
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UNIXのコマンドの補足
 C-g
 コマンドの入力ミスをしたときのキャンセル
 cat
 ファイルの中身をみる
例:cat mytext.txt
 印刷機を指定した印刷
 a2ps [ファイル名] | lpr –P pr2
 a2ps [ファイル名] | lpr –P pr3
 ほかにも便利なコマンドがあります。また、emacsにもほか
に色々なコマンドがあります。ぜひ、試してみてください
2015/10/1
情報処理概論Ⅰ 第4回
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