応用マテリアル工学コース コンピュータ演習

応用マテリアル工学コース
コンピュータ演習
平成26年前期
担当:
滝沢、大野(直)、夏井
TA:今井
演習日程
毎週金曜日2講目
4/4、11、18、25
5/2、9、16、23、30
6/6大学祭、6/27北工会運動会で休講
6/13、20
7/4、11、18、25
8/1?
演習の実施場所
情報基盤センター(南館)2F 200N, 200S教室
次週からは
直接こちらに集合
コンピュータで何ができるか
状態図の計算
材料の組織変化の予測
材料の破壊挙動
流体力学
例題
ある関数 f(x,y) = 7x+2xy について、
x=2、y=3のときの f(x,y) の値を求める。
Cコメント行
C23456
implicit none
double precision::x,y,f
一文字目に”C”はコメント行
変数 x, y, f を実数型で定義
x = 2.0
y = 3.0
x に2を代入
y に3を代入
f = 7.0*x+2.0*x*y
f に計算結果を代入
print *,f
f を画面に表示
end
プログラムの終わり
プログラムのポイント
次の二つが使いこなせれば、大体の処理は可能
• 繰り返し処理
– 同じ(ような)計算を、ある回数またはある条件を満たすま
で何度も繰り返す
• 条件分岐
– 例えば、変数a と b の大きさを比べて、aが大きければ「処
理1」を、bが大きければ「処理2」を実行する
演習予定
1.Fortranプログラミングの基礎
2.Newton-Raphson法による方程式の解法
3.台形公式による数値積分
4.最小2乗法とGaussの消去法による連立方程式の解法
5.Runge-Kutta法による常微分方程式の解法
6.材料工学の実際問題への応用(統計学の基礎を含む)
荷物をもって情報基盤センターに移動
1年次・情報処理で配布されたプリントを持つ
学生証を忘れずにもつ
コンピュータの起動
コンピュータの電源投入(しばらく待つ)
↓
ELMSのログイン画面
↓
各自のuser IDとパスワードを入力する。
↓
しばらく待つとWindowsの画面になる。
その後、インターネットエクスプローラブラウザが開き、ELMSのポータルサイトが表示される。
↓
UNIX利用申請を行う(初回のみ)。
↓
Windowsの画面左下の「スタート」ボタンから「すべてのプログラム」→「Command」を開く
↓
出現したウィンドー(command)に入ってキーボードから「ssh -X (ID)@ap」と打つ
@マークの前の(ID)は自分のuser ID。-Xは大文字のXであることに注意。
↓
セキュリティ警告が出ても、慌てず「続行」または「yes」
パスワードの入力を求められたらパスワードを打込む。
うまく計算サーバにつながっていれば、プロンプトがただの$マークから
[(ID)@ap1 ~]$などという長いものに変っているはず。
プログラムの作成
基本手順
・emacsというエディターを起動してプログラムの作成、編集を行う。
emacs ファイル名 (「emacs」と「ファイル名」の間は一文字空ける)
・ファイルのセーブ
C-x C-s CTRLキーを押しながらXキーを押し、
続けてCTRLキーを押しながらSキーを押す。
・emacsを終了する
C-x C-c
ファイル名の最後に必ず「.f」をつけること
たとえば、test.f や program.f など
プログラムを動かす:
1) 出来たプログラムファイルをコンパイルする。
“gfortran 「ファイル名」”と入力する
↑スペースを空ける
※コンパイル:できたプログラムを実行形式の
マシン語プログラムに変換する操作
2) エラーがある場合
再びemacsを起動してプログラムの問題箇所を探して修正し、
再びコンパイルする。
3) エラーがない場合
a.outという名前の実行ファイルが出来る
→ これを実行する。
4) 実行方法
./a.out <-----とキーインしてenterを押す。
ワークステーションの実行を終了する
“logout”とキーインしてenterキーを押す。
↓
(Windows画面に戻ります)
↓
スタートメニューから「終了・再起動」を選ぶ
↓
コンピュータがELMSログイン画面に戻っていることを確認
しっかり終了しないと、
パスワード等の流出や悪用につながる
可能性がある
個人の責任で!!