PowerPoint プレゼンテーション

宇都宮敏男
東京大学名誉教授
東京理科大学元教授
(財)医療機器センター会長
2002/03/16野田
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はじめに
自己紹介・・東大工学部電気卒
 日本ME学会活動・・名誉会員
 生体の制御情報システム特定研究を組織
し実行した。(25年前)
 電子回路工学、画像工学、誘発脳波解析、
教育工学、などの研究を半世紀続けた。
 障害者・高齢者のための情報機器アクセ
シビリティについても精力的に取り組んだ。

2002/03/16野田
2
1945 年
宇都宮敏男 2002年3月16日東京理科大学
1950
3GHz RADAR受信機
マイクロ波回路
ヘルスケアとエレクトロニクス
のバックグラウンド 半世紀
直流増幅
楽しく生涯学習をする
回路
1955
コロンビア大
1960
1965
1970
研
究
・
教
育
活
動
半導体回路
周波数逓培回路
教育工学
官公庁・学協会活動
郵政省電波技術審議会委員
電波の有効利用 障害波対策
小電力無線システム
2002/03/16野田
3
1970
1975
1980
医用電子
回路・
脳波解析・
生体工学
地域医療
情報システム
生体の制御情報
システム(特定研究)
理科大
1985
画像工学
1990
テレビジョン
符号化
医療機器
センター
理事長
会長
工技院
医療・
福祉
機器
開発
1995
川崎市
障害者
情報
処理
研修
講座
運営
委員長
電子協
リハビリテー
ション機器
システム・
ヘルスケアシ
ステム・
ヒューマニテ
ィエレクトロ
ニクス
2000
2002/03/16野田
4
60
宇都宮敏男 各年講演・論文発表件数('01/03)
50
画像工学
40
教育工学
30
生体工学
20
制御工学
電子回路
10
0
'46
'50
'60
'70
'80
'82退官
'90
'00
理科大時代
ヘルスケア技術
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ヘルスケア技術とは



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
老若男女を問わずひとが生きがいある人生を続
けるために心身の健康に気をつける技術
技術とは人の行うわざでハイテクに限らない。
病気の予防、罹病への対処、リハビリテーション、
障害の克服、等々すべてにかかわる医療技術、
教育技術、就労技術、余暇利用、環境技術など
本人の心構え、及び社会貢献の努力
QUALITY OF LIFEを高めるヘルスケア機器・
システム実現のための産官学界の熱意も大事
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ヒトは「天然の技術」によって創造された
極めて精緻な制御・情報システム

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


30兆あるといわれるヒトの各細胞に32億のDNA
塩基列(A,G,T,C)がある。
受精卵子から整然と分裂、分化、成長の過程が
進み素晴らしい機能を持つ個体となる。
高度の物理・化学・数学などの原理は天然技術
に織り込まれている。
ホメオスタシス・ダイナミクスが働いている。
臨場感、色、音色、記憶などを具現する意識空
間・・こころ・・をもつ。
天然の技術のリバースエンジニアリング
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これまでの医工学
生体のマクロからミクロへのアプローチ
 天然の技術の習得――神経回路網
 人工透析、心臓ペースメーカ、人工心肺
 人工血管、眼内レンズ、人工関節
 人工内耳、人工膵臓、人工心臓
 組織工学から細胞工学・ゲノム技術へ

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8
ミクロからマクロへ
電子・・分子・・細胞・・組織・・器官
 ゲノムの解読の進展
 遺伝子治療と倫理問題
 細胞工学と組織工学
 クロン技術
 再生医療
 器官・・脳・・から意識へ

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画像化とマイクロ化医療技術
内視鏡の細径化と複合機能化
 内視鏡手術
 レーザ、超音波エネルギーの利用
 マイクロ化、ナノ化機械の体内技術
ドラッグデリバリシステム、人工赤血球
 画像技術・センシング技術が重要

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テレメディシン
ロボット化と情報化の実用展開が医療にも
 仮想現実技術と組合わせた画像診療・
ロボット外科手術・遠隔医療技術等の進歩
 医師と患者のヒューマンリレーション如何
 心療面の問題

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高齢化対応技術
高齢者のヘルスケアは学術的・社会的・政
策的に重要課題
 高齢者の健康維持を助長させる技術
 高齢化に伴う生活支援技術・在宅医療技
術
 情報メディア機器の活用は大きな鍵
 依存性から自立性への転換

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戦後半世紀の変遷
技術――エレクトロニクス・メカトロニクス・材料工学
 医療技術の大発展
 人権、福祉、 バリアフリー・ユニバーサルデザイン
 資源の節約・環境の保全
 物質文化から精神文化へ
 生きがい 体→心→知的生活
 情報化

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こころのヘルスケアが重要
自閉症・登校拒否・拒食・肥満
 けんか・いじめ・暴力・自殺・他殺
 うつ病・心身症・暴走・AIDS・脊髄損傷
 過労死、高血圧・脳卒中、心不全
 肝硬変・糖尿・腎不全
 骨粗鬆症・骨折・無意欲
 痴呆症・寝たきり

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ヘルスケア技術の統合に向けて

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医科学・薬学の技術化
医用生体工学と臨床工学の発展
遺伝子科学技術の発展
医療産業技術戦略コンソーシアムの発足
コンピュータほかIT技術の知的展開
プラス
労働・教育・家庭・レクリエーション
心身同格
教育心理学から脳と意識の科学的追求へ
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自主点検
体内エレクトロニクス
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知的ヘルスケアに向けて
学習生涯
ボランティア サービス心 社会倫理 人間愛
芸術 文筆 信仰 天職
趣味 スポーツ
研究心
意 心の健康
識
生きがい
の探求
香り 瞑想 リラクセーション
バイオフィードバック・
知的ヘルスケア
ストレスマネジメント
家庭円満
I T活用
老化抑制
職場調和
遺言・臓器提供・献体
死への対応
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からだの健康
旅行・ヘルスクラブ
インフォームドコンセント
衣食住環境
医療福祉機器
病気マネジメント
健テク機器
事故死・突然死
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