保健医療福祉情報システム工業会 平成16年度業務報告会 医事コンピュータ部会 部会概要報告 平成16年7月2日 医事コンピュータ部会 部会長 加藤 隆一 AGENDA 1.医事コンピュータ部会の体制 2.医事コンピュータ部会の運営方針 3.平成15年度の活動成果 4.平成16年度の活動方針 医事コンピュータ部会の体制 部会長 加藤 隆一(三洋電機㈱) 運営幹事 西村 寿夫(三洋電機㈱) 副部会長 工藤 卓朗(日本電気㈱) 副部会長 芝田 佳樹(富士通㈱) 医科システム委員長 中里見勝彦(東芝住電医療情報システムズ㈱) 歯科システム委員長 木下 邦男(㈱ミック) 調剤システム委員長 榎本 茂輝(カシオ情報機器㈱) 介護システム委員長 紅 義朗(富士通㈱) マスタ委員長 須永 清 (三洋電機㈱) 電子レセプトWGリーダ 菊地 浩人(日本電気㈱) 診断群分類WGリーダ矢野 亮冶(㈱健康保険医療情報総合研究所) 主席主査 前田 博隆(㈱NTTデータ) 主査 山本 登 (㈱NTTデータ) 事務局 医事コンピュータ部長 医事コンピュータ専任部長 平井 健二 岸 和彦 企 画 調 整 会 議 医事コンピュータ部会運営方針 各関連機関との連携強化によるグランドデザインの 目標達成のための普及推進活動が最重要課題で あり、医事コンピュータ関連事項としての渉外活動 の強化、また各委員会の支援に注力し、部会の円 滑なる運営を目指し活動する。 ①各委員会が円滑に活動できるようタイムリーな指示、指導活動 ②各委員会間の連携を強化し、共通的課題の整理・対応等、 各員会の横断的な活動 ③渉外活動を積極的に行ない、関連機関との調整・提言等の活動 ④JAHIS中期計画に基づき中期的視野に立った事業推進ならびに 企画活動 ⑤他部会との連携強化による標準化の推進活動 平成15年度の活動成果(1) 1.医療情報のIT化への対応 (1)グランドデザイン目標達成のためのレセプト電算処理システム普及活動 ・医科31カ所、調剤11カ所の説明会に協賛として参画 ・平成15年度末の普及実績 医科 : 2,240医療機関(普及率:5.9%) 調剤 : 8,824調剤薬局(普及率:31.4%) (2)地単公費等のレセプト電算阻害要因についての意見具申活動 (3)レセ電算普及先進国である韓国への視察調査実施(6月) ・JAHIS韓国医療保険EDIシステム調査報告書として発刊 (4)歯科レセ電算分科会立ち上げによる検討着手(10月) ・日本歯科医師会、関係機関とのレセ電算推進の合意 (5)医科向けレセプト電算処理システム勉強会開催(11月) 平成15年度の活動成果(2) 2.医療制度改革関連への対応 (1)平成15年4月の健康保険法等改正や初の介護報酬改定対応 (2)平成15年6月の診療報酬改定、10月の特定疾患治療研究事業 公費負担制度への対応 (3)平成16年4月の診療報酬改定への対応 (4)特定機能病院入院医療包括評価制度(DPC)の導入支援活動 (5)ICD講演会の実施(10月) 3.情報提供活動 (1)医事コンリポート、介護リポートの継続的提供 ・平成15年10月からは電子化提供を開始 (2)改定時における疑義事項への迅速な対応と内容の充実 ・㈱社会保険研究所へのアウトソーシング推進 平成15年度の活動成果(3) 4.医療情報の標準化の推進 (1)新傷病名マスタ(基本マスタ)実装のための課題の整理 (2)JAHIS標準マスタ(診療行為)改訂版リリース (3)介護給付費単位数表標準マスタのリリース (4)基本マスタ(医薬品マスタ)の継続的保守体制の構築 (5)保険者番号辞書の事業化検討 (6)DPC電子点数表の検討 (7)院外処方せんにおける2次元シンボル標準化検討 5.関係団体との連携活動 (1)MEDIS-DCへの委員派遣 (2)レセプトオンライン請求意見交換会への委員派遣 (3)日本薬剤師会との定期懇談会開催等、関連団体との連携強化 平成16年度の活動方針(1) 1.平成16年4月の診療報酬改定への対応 ・新レセプト様式の作成と審査支払機関への働きかけ 2.レセプト電算処理システム(医科、調剤)普及推進活動 ・継続した各地区説明会への協賛参画 ・普及推進連絡会(厚労省主催)における意見具申 3.e-Japan戦略Ⅱに示されたレセプトオンライン請求実現 に向けた活動 ・情報収集と関係機関との調整活動 4.歯科レセプト電算処理システム早期実現に向けた活動 ・歯科レセ電算分科会を中心とした活動展開 平成16年度の活動方針(2) 5.DPC改定対応・データ収集およびレセ電算への対応 6.会員研修のための米国HIPAA法適用状況調査視察 7.保健医療情報の標準化とマスタの整備 ・新傷病名マスタ・修飾語マスタの運用における課題整理と 普及推進 ・JAHIS標準マスタ(診療行為)の維持管理と普及推進 ・電子カルテ等との連携のための各種用語/コードの標準化 活動支援 ・DPCにおける電子点数表適用の試行と改善提案 ・保険者番号辞書の事業化(6月販売開始)と普及推進 平成16年度の活動方針(3) 8.標準化推進のための基盤の整備 ・電子カルテとの連携における、マスタを含めたデータ交換 のための標準化検討 ・実証実験等による標準化活動への参画 ・院外処方せん2次元シンボルにおける、マスタを含めた 標準化検討 9.会員サービスの向上 ・各種情報のタイムリーな提供と質の向上 ・メディアへの取材対応等を通じて、部会活動の広報と会員への 積極的な情報提供推進 ・技術研修会、部会業務報告会の開催 ご静聴誠に有難うございました 今後とも 医事コンピュータ部会への ご支援をよろしくお願い致します
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