他人の煙は迷惑

鉄道における受動喫煙の問題点①
東海道・山陽新幹線
「ひかり」「こだま」の
喫煙車両(近鉄も同様)
2013年
← 博多
1
のぞみ、ひかり(16両編成)
2
3
4
5
6
7
8
9
東京 →
10 11 12 13 14 15 16
16車両中、受動喫煙のないのは7車両のみ
喫煙車両
、禁煙車両: 受動喫煙あり
汚染なし
鉄道の問題点① 禁煙車両の汚染、粉じん濃度測定方法
喫煙車両内から隣接する禁煙車両へ拡散
粉じん計
柴田科学:LD-3K
(メモリ内臓、連続測定)
鉄道の問題点①
喫煙車両の隣の禁煙車両へ拡散
東京
降車
乗車
名古屋
ホ
|
ム
扉が開放状態となる途中駅での
停車時には大量の煙が
進行方向の禁煙車に流入
新横浜
停車
鉄道の問題点②
東海道・山陽新幹線、近鉄
喫煙車両で働く人たちの職業的な受動喫煙
車掌と車内販売
鉄道の問題点②
← 博多
) 1
乗務時間の8割で受動喫煙
(喫煙車両が運行されていた時のレールスター
新大阪→
2
3
4
喫煙車両
5
6
7
8
、禁煙車両:受動喫煙 汚染なし
乗務員の移動
3-2-1-2-3-4-5-6-5-4-3-2-1-2-3-4-5-6
JR東日本は正しい選択:
車内はデッキ・トイレを含め全て禁煙
2007年3月18日より
鉄道の問題点③
JR東海、西日本、九州は誤った選択=車内喫煙室
両側
2個
4カ所に6個の喫煙室
両側
2個
鉄道の問題点③
のぞみN700系の車内喫煙室:
ドア閉なら煙は漏れない
ドアが開くと煙が漏れる
鉄道の問題点③「のぞみN700系」喫煙室からの漏れ
7号車
デッキの
喫煙室
頻繁に開く自動ドアから煙が漏れる
デッキと
客席の
粉じん計
喫煙室内
粉じん計
鉄道の問題点③「のぞみN700系」喫煙室からの漏
れ
原因1)喫煙室の出入りによりドアが開いた時にタバコ煙が漏れる
原因2)喫煙終了後の呼気にタバコ煙が含まれている
30分間に20本の喫煙
=40回のドア開閉
デッキの鋭い
ピークは、
喫煙者が煙を
吐き出しながら
喫煙室から
出たことが原因
喫煙室からの漏れの原因①
退室時の喫煙者の身体の後に出来る空気の渦
に巻き込まれて煙が持ち出される
開口部分の
風速0.2 m/sのよりも、
喫煙者の歩く速度
0.7m/sの方が速い。
喫煙室からの漏れの原因②
喫煙後の呼気に含まれるタバコ煙の吐出
残留タバコ成分:3次喫煙(サードハンド・ス
モーク)
「受動喫煙防止対策について」(健発0225第2号、平成22年2月25日)
 「残留たばこ成分」等の新しい概念、健康影響
についての情報提供も重要、と記載
 三次喫煙による一般人への実害は明確ではないが
(迷惑であることは明確)、
 気管支喘息や化学物質過敏症の患者では発作を誘発
 健康弱者が安心して立ち入ることが出来る社会環境
が必要
呼気のタバコ臭(残留タバコ成分=サードハンド・スモー
ク)
喫煙する前の呼気を測定→屋外で喫煙→呼気に含まれるTVOCの濃度のリアル
タイムモニタリング、元のレベルに戻るまで45分必要であった。
喫煙後
1625
喫煙前 350
5分後
959
10分後
915
15分後
583
鉄道の問題点④
ホーム喫煙室
排気に不具合があり、
内部は劣悪な環境。
WHO基準の100倍(本人に気の毒)。
この喫煙室を使用した人には
大量のタバコ粉じんが付着、
高濃度の3次喫煙の原因に。
鉄道の問題点⑤
喫煙室の掃除担当者の職業的な受動喫煙の問題
5階
10階
13階
8階 7階
3階
鉄道の問題点一覧:禁煙推進学術ネットワークでは、
車両とホーム、駅の全面禁煙を過去7回にわたって要望