残留タバコ成分:3次喫煙(サードハンド・ス モーク) も問題になります。 「受動喫煙防止対策について」(健発0225第2号、平成22年2月25日) 「残留タバコ成分」等の新しい概念、健康影響 についての情報提供も重要。 3次喫煙による一般人への実害は明確ではない (迷惑であることは明確) 気管支喘息や化学物質過敏症の患者では発作を 誘発するため退職を余儀なくされた事例あり 健康弱者が安心して働くことが出来る環境整備が 必要 三次喫煙(残留タバコ成分)=タバコ臭の測定 「受動喫煙防止対策について」(健発0225第2号、平成22年2月25日) 東京駅地下、動輪の広場、喫煙室 微小粒子状物質(PM2.5)濃度と ガス状物質(TVOC)濃度を測定 三次喫煙(残留タバコ成分)=タバコ臭の測定 「受動喫煙防止対策について」(健発0225第2号、平成22年2月25日) 東京駅_動輪の広場_喫煙室(PM2.5、TVOC) 所見① 喫煙室内のPM2.5は 300〜900μg/m3の 劣悪な環境 PM2.5濃度(μg/m3) 1000 900 800 喫煙室内 喫煙室外 700 600 喫煙室内・外の PM2.5の併行測定 500 400 100 17:06 17:01 16:56 地下街 →屋外 喫煙室内 喫煙室外 75 50 17:06 17:01 0 16:56 25 16:51 所見② PM2.5の漏れあり タオル静置(5、10、15分間) 16:46 街 16:41 地下 PM2.5濃度(μg/m3) → 16:51 屋外 16:46 0 16:41 300 喫煙室内 TVOC200 (5分間) 100 三次喫煙(残留タバコ成分)=タバコ臭の測定 「受動喫煙防止対策について」(健発0225第2号、平成22年2月25日) 総揮発性有機化合物:TVOC(μg/m3) 1600 1400 1200 喫煙室内・外の 1000 PM2.5の併行測定 800 600 喫煙室内 TVOC (5分間) 400 200 屋外 0 0 50 街 地下街 100 → 150 250 300 350 400 地下 200 タオル静置(5、10、15分間) 3 微小粒子状物質(PM2.5)濃度(μg/m ) 所見③ PM2.5濃度とガス状物質(TVOC)濃度 は相関あり 喫煙室内にタオルを →屋外 5分、10分、15分間、 静置し、密閉バッグへ 三次喫煙(残留タバコ成分)=タバコ臭 「受動喫煙防止対策について」(健発0225第2号、平成22年2月25日) 東京駅地下、動輪の広場の喫煙室 15分間静置中 のタオル↓ 3本のタオルを喫煙室内に静置、 5分、10分、15分後、密閉バッグに密封 ⇒バッグ内TVOCを測定 ←10分間静置後、 密封したタオル 三次喫煙(残留タバコ成分)=タバコ臭 「受動喫煙防止対策について」(健発0225第2号、平成22年2月25日) 測定前のタオル 密閉バッグ内の TVOC=108μg/m3 喫煙室に静置したタオルから発生するガス状成分(タバコ臭) 700 喫煙室内に 5分、10分、15分間 静置 密封バッグに保管後 測定 密閉バッグ内TVOC(μg/m3) 600 500 400 300 200 100 0 前 密封バッグ内の TVOCを4分間測定、 ピーク値を記録 5分 10分 15分 所見③:5分間の静置でタバコ臭が付着、 長く静置するほどTVOCの揮発量も増大 タバコ煙粒子(タール)からガス状物質が揮発⇒シックハウス症候群の原 因に
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