基礎情報技術2009 ー第5日目ー 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 亀田弘之 前回までの流れ • ITのプロを目指そう! – そのためには何が必要か? 求められる知識・スキル 1. ソフトウェア工学 高品質・高性能のソフトウェアを求めて 2. オブジェクト指向 新たなパラダイムを求めて 3. UML(Unified Modeling Language) 思考のツールとしての言語を知ろう 4. 開発プロセスと開発ツール よいソフトウェアを短期間に開発するには 5. ソフトウェア開発におけるコミュニケーション 協調開発・チーム開発を成功させるために 6. プロジェクト管理 仕事はスマートにこなそう 目的達成のための方法論 • Virtual Company (VC) を立ち上げ、 体験的かつ主体的に 実践的な知識・スキルを身につけよう! PBL(Problem Based Learning) による主体的学び で実践力を培う PBLとは… • Project Based Learning のこと • 従来の勉強方法 – 座学 – 演習 – 実習・実験 従来の勉強方法 1. 座学 先生の話をみんなが聴いて、ノートにメ モを取ったりしながら学ぶ。途中で質疑討論す ることもある。 2. 演習 座学で教わったものを練習問題を解く ことで確認する学習形態。例えば、Javaのfor文 を座学で教わったら、for文を使う練習問題を解 いてみるなど。 3. 実習・実験 事前に用意されたテキストなどに 従って、体験的に学ぶ。座学で教わったものの 応用練習などが目的。 これからの学び PBL • 手引書のない実習・実験に相当。より実践的な状況で の主体的な学び。 • 例えば、座学で電気回路を学んだとする。その後、電 気回路の問題集を解くのは演習授業。どのような知識 を使って解けばいいのか分かっている。 • 一方、PBLでは 「いまここに電機系が故障しているトースタがある。 原因を追求し、使えるようにしなさい。」 となる。電気関係の知識を使えばいいのだろうが、ど の知識をつかえばいいのかは自分で考える。必要な らば役に立ちそうな新しい知識を自分で学ぶ。 PBLの実施方法 1. グループに分かれる 2. Vurtual (VC)を立ち上げる。 チームシート • • • • • • • 会社名 業務内容・規模 チーム構成 提案先 課題 チームの目的・行動指針 活動に関しての留意点 前回のスケジュール 1. グループ分け(VCの立ち上げ) 2. チームシートの作成 – 会社名・役割分担・何を作るのか・行動指針など を決める • 今日の成果物 – チームシートVer.1(今日の最後に提出) • 次回は提案書の作成をします。 今回のスケジュール 1. チームシートの確認 2. 今日の成果物 システム提案書Ver.1(次回に提出) 3. 次回は開発計画書の作成と実際の開発をし ます。 (注)UMLを少しずつ勉強してくださいね。 じ こ けん さん 自己研鑽をしよう! • 例えば、日経ソフトウェアなどの雑誌を定期 購読しよう!2009年6月号には 「特集2 これで納得!オブジェクト指向」 といった記事があります。 (ただし、批判的に読みましょう。) • この不況時代に生き残れる「資格」 (日経NETWORK2009年5月号より) Q&A 1. ガントチャートは何で作るのでしょうか? 手書きはダメ! EXCELで作成してもOK(企業の人の多くはEXCEL を使っているようです) BUT 21世紀を担う皆さんは専用ツールを使えるよう になるといいですね! Open Proj Ganto Project ガン助 Microsoft Project
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