20年以上の海外事業経験による 人材育成に基づく企業再生 SOLID(株)代表取締役社長 原田則夫 [email protected] 自己紹介 経 歴: 1968年~2004年SONY勤務(研究開発10年→ 海外勤務25年) 身 上: 妻/娘/息子の4人家族,56歳 あだ名: 「奇人・変人」「野武士」「再建屋」「来るなの原 田」 「帰れの原田」「こま犬」「小さな巨人」「キゾ ク」 「台湾の鄧小平」・・・等多数。 特 技: 会社再建,手荷物1つで海外生活25年 趣 味: パチンコ(30年歴) 会社再建は容易い 死にかけた会社は苦しみを知リ、再生し易い。 改革に抵抗はつきもの、抵抗が大きいなら成果も大きい。 アジア圏は個人主義・・・個人を変えると改革可能。 日本は会社(組織)主義・・・組織を変えても改革不可。 経営のPOINT 経営は「思いやり」と「アイデア」。(気が利く人は好かれ る) 経営の基本は、レンズ遊びと一緒。 経営者は、継続(文系/中国)+応用(理工/日本)が理想。 製造業を体得した経営者は、万能且つ最強?。 組織運営のPOINT 組織は自分を信頼してくれる人々で構成。 育ち育てる組織環境は協調性の源泉。 組織参加の前に、自由とわがままの違いを認知させる。 問題の顕在化は、健全な組織を生む。 人材育成のPOINT 「やって見せ、云って聞かせて、させてみて、 褒めてやらねば人は動かじ」 語り継ぐ教育より、受け継ぐ教育。(毎日のFollow大事) 「出来ないだろう」「悪さをするだろう」では、結果はその通 り。 立派な事は云えるが実践できないのは、OJT不足。 社内教育は実践を理論化し教育するのが効果的。 独自教育による「自信」と「独創性」の養成。 企業における教育は、OJT(9):Off-JT(1)の割合が理想 日本の経営課題 部下育成能力を持つリーダーの欠乏 部下育成に必要な5つの能力 ①問題発見能力・・・まずい・下手・間違いの発見 ②人間評価能力・・・性格・人間性・考え方の評価 ③行動力・・・注意・叱る・褒める迅速な行動力 ④使命感と情熱・・・育て成長させる役割自覚 ⑤信頼される人間性・・・人間的魅力・権威・人格 中国の現状と今後 労務管理レベルが弱い・・・知り合いで仕事を進め。競争 評価が少ない。 今後自立と競争が進む・・・交通の発達で馴れ合い環境 が消失。 経営者は何を伝えるべきか? 企業栄華の要は、人材育成にある。 資質の高い人を集め、仕事を通じて人を育て、明確な 目標のもとに、明るく自由闊達な環境下で、お互いが 感謝心を持ち、夢と自主性に満ちた環境造りを受け継 がせるべきである。 SOLIDのアラカルト 直訴の厳罰 無記名投書の無視 社内公募制度 JR制度 間接登用試験制度 人民裁判 三無環境(無気力・虚実・賄賂) 学歴無用(やる気と協調性重視) 業務報告廃止(改善報告のみ) 考課査定の廃止 現地人100%運営 情報公開(事計・給与) ベンダー公募制度 独創的社内教育 早朝Meeting 新人厳選と3ヶ月補導 社員復帰制度 2回/月の組織変更 原田式経営格言 金魚鉢理論・・・企業改革とはポンプを廻し濁りを清める 事ではない。水槽の下部に穴をあけ、水 底にあるヘドロを除き、酸欠状態から脱 皮させる事をいう。 企業文化造り・・・企業文化とはマニアルや一時的な教育 で築けるものでなく、毎日のマンツーマン 躾の繰り返しの中で、しっかりした文化が 築かれるものである。
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