限界自治体からの脱出

限界自治体からの脱出
訳ありプロジェクト
人口ピラミッドの変化(2005,2030,2055)
2005年(実績)
歳
2030年
歳
総人口
1億2,777万人
90
75歳~
1,160( 9%)
80
65~74歳
1,407(11%)
70
100
総人口
1億1,522万人
90
80
70
75歳~
2,266(20%)
65~74歳
1,401(12%)
70
60
50
50
50
40
30
30
20
20
~14歳
1,752(14%)
10
10
0
0
50
100
150
200
0
250 0
万人
75歳~
2,387(27%)
65~74歳
1,260(14%)
80
60
15~64歳
8,409(66%)
総人口
8,993万人
90
60
40
2055年
歳
100
100
-平成18年中位推計-
15~64歳
6,740(59%)
15~64歳
4,595(51%)
40
30
2006年
~14歳
1,115(10%)
~
生まれ
2006年~
生まれ
20
~14歳
752(8%)
10
0
50
100
150
200
注:2005年は国勢調査結果。総人口には年齢不詳人口を含むため、年齢階級別人口の合計と一致しない。
250
万人
0
50
100
150
200
2
250
万人
上小地区の総人口の変化(推定)
H15推計
H20推計
240,000
220,000
総
人
口 200,000
(
人 180,000
)
160,000
140,000
S40年 S45年 S50年 S55年 S60年 H2年
H7年 H12年 H17年 H22年 H27年 H32年 H37年 H42年 H47年
上小の人口変化(年齢別)
250,000
85~
80~84
75~79
70~74
200,000
65~69
60~64
55~59
150,000
50~54
45~49
40~44
100,000
35~39
30~34
25~29
20~24
50,000
15~19
10~14
5~9
0
0~4歳
S40年 S45年 S50年 S55年 S60年 H2年 H7年 H12年 H17年 H22年 H27年 H32年 H37年 H42年 H47年
「業」でなく「人」を連れてこよう
上田に人の「森」を作ろう
土地
植林・・・人・いろいろな人
(多くの個性を持った人を集め
杉林でなく雑木林を作ろう)
水をあげよう・・・みんなで見ててあげよう
誰を上田に連れてくるか
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価値観の異なる若い人達
(地球人そして宇宙人も)
世の中お金ではないよね
ごはんたべていければOK
無縁社会はつらい人間関係の濃い所で
好きなことが出来れば・・等々
そんな子は上田に来るの?
• 他地域からの新規就農者は上田にもたくさんいます。
• 上田市では新規就農者に援助していないので統計
がないだけです。
• 東御市では、新規就農者に援助があるので統計ある。
• でも新規就農者だけでは人口の増加にはつながらな
い。
価値観の多様な若者は上田に住み始めています。
「のぞいて見たい金魚鉢」プロジェクト
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いろいろな種類の金魚いろいろな色の金魚が泳いでいる。
ついつい覗いてみたくなります。
そんな金魚鉢を見に東京や他地域から人が訪れるのです。
そして、ついには金魚鉢で泳ぐ金魚になってしまうのです。
上田人、1人1人が資源になる経済活性化プロジェクトが
「のぞいてみたい金魚鉢」プロジェクトです。
多文化共生は外国人・宇宙人だけでなく
日本人同士も多文化共生
キーワード・・・文化
多文化共生のキーワードは、
多価値を認めることから始まります。
そこで上田の大きな特徴・学ぶことの好きな市民
(戦後の自由大学等)
文化の育成は、多価値を認め抱擁するところから
文化の形成・育成に役立つもの・・・
みんなで文化を積み上げること
多文化共生が新たな文化を生み出
す・・・それは「出雲の時代」
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上田には出雲時代からの血が流れる。
タケミナカタが国譲り戦いで敗れてから
出雲の地から上田の地に継承されたもの
出雲の文化・・・「出雲の阿国」
東京に大小1500もある小劇団を上田に誘致する。
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1, 中心市街地活性化を含め、空き店舗を練習場に提供する。
町中演劇(マチナカ演劇)を楽しめる環境を作る。
2, 郊外の自治会と組み自治会館を練習場に提供し空き家に
住んで貰う
遊休荒廃農地で耕作をしてもらう。
又、空き市営団地等に居住して貰い自治会運営の一翼を担っ
てもらう。
演劇人と地域人の出会いの創造
3, 上田市は演劇祭と名を打って文化会館等で1週間程度の
演劇祭を行い
他地域からファン等の誘客を行う。
第2のキーワード・・・高齢化社会
都道府県別高齢者数の増加状況
高齢者人口は、今後20年間、首都圏を始めとする都市部を中心に増加し、高齢者への
介護サービス量の増加が見込まれるとともに、高齢者の「住まい」の問題等への対応が不
可欠になる。
単位:人
3 ,5 0 0 ,0 0 0
2025年度高齢者数
2005年度高齢者数
3 ,0 0 0 ,0 0 0
2 ,5 0 0 ,0 0 0
2 ,0 0 0 ,0 0 0
1 ,5 0 0 ,0 0 0
全国平均
546,213人( 2005年度)
773,532人( 2025年度)
1 ,0 0 0 ,0 0 0
5 0 0 ,0 0 0
0
東 大 神 愛 北 埼 兵 千 福 静 広 新 茨 全 京 長 福 宮 岐 岡 熊 鹿 群 三 栃 山 愛 長 岩 青 山 秋 大 奈 宮 富 和 滋 石 香 沖 高 島 徳 佐 山 福 鳥
京 阪 奈 知 海 玉 庫 葉 岡 岡 島 潟 城 国 都 野 島 城 阜 山 本 児 馬 重 木 口 媛 崎 手 森 形 田 分 良 崎 山 歌 賀 川 川 縄 知 根 島 賀 梨 井 取
川
道
島
山
【 出典】
2 0 0 5 年の高齢者人口については、 総務省統計局「 平成1 7 年国勢調査第1 次基本集計( 確定値) 」
2 0 2 5 年の高齢者人口について は、 国立社会保障・ 人口問題研究所「 日本の都道府県別将来推計人口( 平成1 9 年5 月推計) 」
7
東京と上田を比較して上田の魅力とは
• 元気な年寄りが多い(都市と比較して)
• 環境が変わらない
• なじみの関係が残る
• 家族や地域での役割がある
• 運動としての農業
• 生きがいとしての農業
• 弱くはなったが、地域自治・自助・共助が残る
地域眠る資源(若者)を目覚めさせる。
• 上田市は高齢化が今後急速に進んでい
く。特に市内中心地の緑が丘・常磐城等
の戦後造成された住宅地は自治会単位
で高齢化・独居化が進んでいく。
• 買い物・家の仕事等を手伝い高齢化・独
居化世帯を支援し住み慣れた場所で住
み続けて貰う。
お節介の経済化
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1, 地域住民主体(小学校単位)で会社の設立(1人1人の地域住民が出
資)
2, サービスは有料とする。
サービス内容:買い物・庭の手入れ・家の掃除・ゴミ出し・洗濯・農業の手伝
い等(介護保険で適用されないサービスを提供する。)
(昔は隣近所がおせっかいでやっていたことの経済化)
サービス料は安い金額を設定。
でもこれはもしかすると「知恵」の移転(知恵の世代間移転)事業かも?
3, 引きこもっている若者・子供を抱えて勤めにでられない奥さん
会社がリズムに合わない人・定年退職した人がサービスの提供者
他地域から来た演劇人
ご静聴ありがとうございました。