~JavaとVisual Basic編~ 平賀 友浩 1.Javaとは 2.Visual Basicとは 3.JavaとVisual 4.おわりに Basicの大きな違い 1990年代前半にサン・マイクロシステムズで ジェームズ・ゴスリンなどの人々によって開 発されたプログラミング言語 従来のさまざまな言語(CやC++など)の良い 部分を引き継ぎ、欠点を克服するよう設計さ れた。 プラットフォームに依存しないアプリケー ションソフトウェアの開発と配備を行うこ とができる。 開発されたソフトウェアは堅牢な実行環境 (仮想マシン)であるJava仮想マシンのも とで動作する オブジェクト指向プログラミングの考え方 に基づいて設計された言語であり、ソフト ウェアの開発と保守の複雑さを低減し、開 発効率と保守性を高める。 OSやハードウェアによらず実行できるという こと 他のプラットフォームの上にアダプタとして Javaプラットフォームという名前のプラット フォームがあり、その上でJavaアプリケーシ ョンは動く。 つまり、その環境にあった仮想マシンや、開 発に必要な標準ライブラリセットおよびコン パイラを作れば同一に動く Java用のコンピュータに模したもの 中間言語(バイトコード)にコンパイルされ 、Java仮想マシンで実行される。多くの場合 、ジャストインタイムコンパイル方式が使わ れる。 普通 Java 言語 CPU依存 のコード CPU 言語 バイト コード 仮想マシン CPU Microsoft Windows用、Web用、モバイル向けア プリケーション開発などを行うことができる フォーム上にあらかじめ用意された各種のGUIパ ーツ(コントロール)を配置して、それらのプロ パティが変更されたり、マウスでクリックされた りするなどイベントが発生した場合の処理を記述 (コーディング)してゆくことで、プログラムを 作成していくスタンスが特徴。グラフィックの描 画などGUIを実現するときに付随する定型的な画 面管理はパーツの内部で行なわれ、ユーザがコー ディングする必要がないため複雑なGUIを利用し たプログラムを簡単に作成することができる 初期バージョンからかなり機能が拡張されて おり、構造化プログラミングやオブジェクト 指向に近い概念が取り入れられている。 したがって、初期と比べると、かなりの機能 を持つソリューション開発ができる。 実行速度は、どちらも高級言語のため、C++ などと比べ遅い VBでバージョン7.0以降で作成したアプリケ ーションを実行するには、 .NET Framework が必要 以前のwindowsでははじめからJava実行環境 が入っていたが、その後は同梱されていない が、 Javaアプリケーションパッケージ自体に Java実行環境を同梱することが多い。 機能面での違いは、バージョン7.0以降のVB の機能向上により、あまり大きくない プログラミング自体のやりやすさなどは、VB のほうが敷居が低いというが、Javaでも簡単 なツールがあり、それほど変わりない。 VBでもJavaでも、大した差はないのではない か。 自分の慣れている方で大丈夫そうである。 ただし、VBの方がとっつきやすいらしい。
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