「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」 提出方法

オンラインによる
「電子申告・納税等開始
(変更等)届出書」の提出
平成18年2月
近畿税理士会 情報化対策部
1
OS・ブラウザ等の確認
2
① OS(基本ソフト)・WWWブラウザの確認
オンラインで開始届出を行おうとする場合、利用しているパソコンのOS(基本ソフト)
のバージョンが、次のいずれかであることを確認してください。
・Windows 2000 Professional
・Windows XP (Home Edition)
・Windows XP (Professional Edition)
また、WWWブラウザの種類及びバージョンが以下のものであることが必要です。
Microsoft Internet Explorer 6.0 以降
※Windows 98 、Windows Me、WindowsNT等のOSでは、オンラインでの開始届出に対応し
ていません。従前どおりの書面により電子申告等開始届出書を提出することで、e-Taxをご利
用いただけます。
3
②ブラウザのバージョン確認 (追加)
利用する前に、Internet Explorerの画面から「ツール」⇒「インターネットオプション」
へと進んで、一部の設定を確認します。
「詳細設定」のタブをクリックし、
下のほうにある「常にUTF-8とし
てURLを送信する」にチェックが
入っていることを確認しましょう。
※チェックが入っていない場合は、
チェックを入れた後、パソコンを
再起動すれば結構です。
4
③ソフトウェアのバージョン確認(その1)
オンライン上で開始届出を行う際は、「Adobe Reader」というソフト(無料)を用いて
届出書を作成することになります。利用する前に、こちらのバージョンも忘れずに確認
しておきましょう。
「Adobe Reader」の画面上で、
上のメニューから「ヘルプ」を選択
し、『Adobe Reader ○○につい
て』を選んでクリックします。
※画面写真は、Adobe Readerの
バージョン7.0シリーズのものです。
5
④ソフトウェアのバージョン確認(その2)
画面上に「Adobe Reader」のロ
ゴが表示されます。この画面の場
合、バージョンは「7.0.5」であるこ
とがわかります。
オンラインでの届出を行うには、
「7.0.1」以降のバージョンが必須
となります。「7.0.0」以前のもので
あれば、文字化けを起こしたり、
データが保存できない等の不具
合が確認されていますので、最新
のバージョンのものにしておきま
しょう。
最新版はAdobe社ホームペー
ジからダウンロードできます。
6
開始(変更等)届出書の入力
7
① 利用規約の確認
国税庁ホームページ内の「e-Taxの開
始(変更等)届出書作成・提出コーナー」
から、データ形式で開始届出書を入力し
ていくことができますが、まずは「利用規
約」に同意しなければなりません。
内容をよく読んで確認したうえで、画面
一番下にある「同意する」をクリックして
先に進みましょう。
※「同意する」をクリックしないと先に進め
ません。
8
② 入力前の確認事項
届出書に必要事項を記入する前に、以下の事柄を確認しておきましょう。
・提出先税務署名
⇒納税地の税務署又は事業所の所轄税務署です。
・利用手続の確認
⇒納税のみを行う場合は「特定納税専用手続」を
選択しますが、税務代理等を行う場合は「申告・納
税等手続」を選択してください。
9
③ 入力用ページの説明
①で「同意する」をクリックした先の画面で、一番下に上の写真のように「個人での利用」か
「法人での利用」かを選ぶことになります。用途に応じてどちらかを選択します。
ここでどちらを選んでも、届出書入力用のページが新しいウィンドウで開きます(PDFで表示
されます)。
PDFは2ページ構成となっていますが、1ページ目は「入力用の画面」で、ここで入力した内
容が2ページ目の「入力内容表示・印刷・保存・送信用の画面」に反映されます。
それでは、この「入力用の画面」についてこれから説明いたします。
10
④ 入力する時の基本操作
必須入力項目です。
このように説明が表示されます。
半角文字での入力が必要な場
合は、このように注釈が出ます。
・入力するときに、記入欄にマウスポインタを合わせると、その欄に入力するべき内容や入力
方法についての説明が表示されます。
・項目名が青い字で記されている項目(上の写真のように、「氏名」や「納税地」がそれに当たり
ます)は必須入力項目です。記入漏れが無いように注意してください。
・入力するときは基本的に「全角文字」で入力しますが、状況によって半角数字での入力が必
要な箇所があります(上の写真のように、「郵便番号」や「電話番号」は半角で入力します)。そ
の場合は、記入欄に注釈がついていますので、指示に従って入力してください。
11
⑤ 利用者情報入力
他のWebページのように、1つの項目を入力してから、
キーボードの「Tabキー」を押すと次の項目に移るので
便利です。また、次の入力項目が半角文字での入力項
目なら、自動的に半角入力になるので便利です。
このような感じで入力されます。
12
⑥ リストボックスからの選択
入力項目の中には、リストボックスの中から
選択するものがあります。年号や都道府県な
どがそれにあたります。
これらの項目を入力するときは、入力欄の右
側にある下向きの▼をクリックします。
左下の写真のように項目が表示されますの
で、該当するものを選んで左クリックします。
13
⑦ 届出内容入力
ここはチェックを入れると自動的に入力されます。
新規に開始届出書を提出する場合は、上の写真のような入力内容になります。先生方が利用
される場合は「参考事項」の「税務代理による利用」も忘れずにチェックを入れます。
14
⑧ 変更時にも利用できます
ここにチェックを入れます。
暗証番号の変更等を期限内に行えず、開始届出書を再提出して暗証番号を再発行する場合
にもオンラインが利用できます。その場合、上の写真のようになります。
また、電子証明書を更新したり、申告・納税等手続を新たに開始する場合にも利用できます。
15
⑨ 税務代理での提出にも利用できます
必要項目を入力します。
一番下の欄は、納税者に代わって税理士が開始届出書を提出する場合に利用します。
例えば、顧問先(納税者)からの依頼を受けて、⑤の「利用者情報」の箇所には顧問先の内容
で税理士が入力し、代理で入力することができます。
このように、顧問先の開始届出書提出も可能ですので、積極的に顧問先に紹介し、開始届出
書の提出を勧めていってください。
16
⑩ 入力内容の確認
全ての入力項目を記入した後、一番下にある
「確認」ボタンをクリックすると、自動的に内容
確認が行われ、漏れが無ければ左下の写真の
ように表示されます。
ただし、誤字・脱字のチェックは行われません
ので、記入間違いが無いように注意してくださ
い。
また、「リセット」を押すとこれまで入力した内
容を全て消去して作成しなおすことができます。
17
⑪ イメージの確認
⑩で「確認」ボタンを押した
次のページに、入力した内
容が反映された開始届出書
のイメージが表示されてい
ます。
画面を下のほうにスクロー
ルさせ、内容を確認してくだ
さい。
18
⑫ 送信前の処理
パソコンに接続されているプリ
ンタから、1枚もので開始届出
書のイメージが印刷されます。
パソコンに開始届出書のイ
メージ(PDF形式)を保存でき
ます。
ここをクリックすると、国税庁
のe-Tax受付システムに開始
届出書が送信されます。
イメージの一番下のところに、送信前に実行可能な処理が表示されます。
ここでは、入力した内容を印刷したり、電子データ(PDF形式)で保存して、提出した内容を控
えておくことができます。
※送信した後は、これらの「印刷」及び「保存」の処理を行うことはできません。控えを取ってお
くためにも、忘れずに保存作業等を行ってください。
ここで「送信」をクリックすると、オンラインで作成したデータが、e-Tax受付システムに送信さ
れ、開始届出書の提出が完了します。
19
⑬ 操作時の注意事項
・入力の途中で処理を中断してデータを保存し、後日改めて続きを行うことはできません。また、
⑫で保存したデータの中身を、修正することもできません。
・電子申告等開始届出書をオンラインで提出し、正常に受信された場合は、送信後に「即時通
知(開始届出書)」が表示されますので、送信結果をご確認ください。
・即時通知に表示される受付番号は、お問い合わせの際に必要になりますので、『保存』又は
『印刷』をされることをお勧めします。また、即時通知は一度閉じてしまいますと、改めて表示す
ることはできませんので、ご注意ください。
・Adobe Readerのバージョンが古い場合、入力した内容を保存できないこともあります。必ず、
「7.0.1」以降のバージョンで利用してください。
20