takaTeX ソースマクロ

TeX で数式を書くための PowerPoint アドイン Ver. 0.11 (2011/06/26)
Ver. 0.1 (2007/5/30)
takaTeX の概要
• PowerPoint のアドインとして機能
• LaTeX で数式を記述し, 画面に貼り付ける
– LaTeX と ghostscript を VBA から呼び出す
• 貼り付けられた画像ファイルを選択して起動
すると、元のソースコードが表示されて編集
可能になる
– 画像プロパティの Web代替テキスト に LaTeX
のソースコードが含まれている
– コンパイルに使用した全ての命令が含まれる
システム要件
• LaTeX 一式がインストールされていること
– 次のコマンドが Windows のコマンドラインで実
行できること
• platex
• dvipsk
• gswin32c
– ghostscript が出力デバイスとして pngalpha を
サポートしていること
• Ver.7.07 か Ver.8.5 以降が必要
• Microsoft Office PowerPoint があること
インストールの方法
• 次のいずれかの方法でアドインファイルをインストールする
– アドインファイル takaTeX.ppam を各ユーザーのオフィスアドインディ
レクトリにコピーする
• Windows XP なら
C:\Documents and Settings\<UserName>\Application Data\Microsoft\AddIns
• Windows 7 なら
C:\Users\<UserName>\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns
– 本プレゼンテーションを PowerPoint を使ってアドインファイルとして
保存する
• [ファイル]→[名前を付けて保存] で、 [ファイルの種類] に[PowerPoint ア
ドイン] を選び、そのまま保存する
• PowerPoint のオプションにある、[アドイン]メニューの下の
管理: に [PowerPoint アドイン] を選び[設定]ボタンを押す。
[新規追加]を選択すると、上で保存したファイル (takaTeX)
が現れるので、それにチェックを入れる。
– これでメニューリストのアドインに takaTeX が登録され、使用可能に
なる
使用法
• メニューのアドインに登録された takaTeX ボタンを
押してフォームを開き、TeX の数式を書いて、[実行]
ボタンを押すと、 pLaTeX→dvipsk→ghostscript
と順番に実行されて、画像が画面左上に貼り付けら
れる
• 画像ファイルの形式は png, bmp, eps から選択
– png, eps は背景が透明
– bmp ではPowerPointのバージョンにかかわらず、同じ表
示になる
• 画像解像度がフォーム上で指定できる
• アドインのソースコードはこのファイルに含まれてお
り、VBE上またはマクロとしても実行できる
その他
• 中間ファイルが環境変数 TEMP で示されるディレク
トリにできるが、自動的には削除されない
(%TEMP%\takatmp.*)
• PowerPoint 2000 では透過 png 画像の表示がか
すれる
• 画像形式が eps のとき、解像度が default ではビッ
トマップになるが、解像度を上げるとアウトラインに
なる(出力デバイス epswrite の仕様)
• 改変、配布は自由です
By
Takahiro Morimoto,
Akihiro Morimoto, 2007/5/30
改変履歴:
2011/06/26 Ver. 0.11
呼び出すコマンド名を dvipsk から dvips に変更。
ファイル形式を PowerPoint 2007, 2010 用に変更。
インストール先ディレクトリの記述を修正。
2007/05/14 Ver. 0.1 作成