情報科学&情報科学演習

2014年度
プログラミングⅡ
~ オリエンテーション ~
担当教員: 幸山 直人
2014年度 プログラミングⅡ
今日の予定(オリエンテーション)
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「2014年度 プログラミングⅡ」学習支援
ページの確認(シラバスの確認)
「富山大学情報システム利用ガイドライン」
の確認
情報処理技術者試験の紹介
非公開コンテンツの閲覧方法について
授業「はじめてのプログラミング」
レポートについて
2014年度 プログラミングⅡ
授業のポリシー
ルールを守ること
(マナーを守ること)
勉強すること
2014年度 プログラミングⅡ
シラバスの確認

「2014年度 プログラミングⅡ」学習支援
ページの確認(シラバスの確認)
富山大学>理学部>数学科>数学科教員紹介>
幸山直人>ようこそ幸山研究室へ
URL(http://kouyama.math.u-toyama.ac.jp/main/)

「富山大学情報システム利用ガイドライン」
の確認
2014年度 プログラミングⅡ
コンピュータはなぜ動くの?

数学に基づいた緻密な理論の下でコンピュー
タが如何に動作しているのかを学んだ。
→ プログラミングⅠ(2年前学期)
プログラミングⅡではプログラミングに必要な
基礎知識を学び、C言語によるプログラミング
(演習)を学習する。
 また、コンピュータの本質を知ることで、コン
ピュータやインターネットを上手に活用できる
人材を育成する。

2014年度 プログラミングⅡ
コンピュータシステム
外部
コンピュータ
プログラム
データ
結果
処理
2014年度 プログラミングⅡ
プログラミングⅠで学んだこと
2進数
 論理演算(ブール代数,2値論理)
 論理回路
 内部構造と動作の仕組み
(機械語→プログラムへ)
 アルゴリズムと流れ図
 計算量と誤差
 オペレーティングシステムとインターネット
 コンピュータの歴史とプログラミング言語

2014年度 プログラミングⅡ
プログラミングⅡで学ぶこと
ファイルシステムの理解
 CUI(コマンドプロンプト;シェル;ターミナル)
におけるコマンドの使い方
 C言語によるプログラミング法
 定番(知っておきたい)プログラム
 並び替えに関するプログラム
 線形代数に関するプログラム(オプション)
 微分積分に関するプログラム(オプション)

2014年度 プログラミングⅡ
プログラミングとは
NEXT STEP
論理的な思考能力が必要
 1つでも間違えると正しく動かない
 全てを正しく理解する必要がある
 人間のような柔軟さはないので、全ての命令
を一つ一つ正しく記述しなければならない
 怖がる必要はない(直せばよい)

 間違えていれば正しい結果が得られない
 人間は間違いと勘違いをよくする
自分の頭で考え、自分の手を動かすべし
2014年度 プログラミングⅡ
最も基本的なC言語プログラム
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf(“Hello World\n”);
return 0;
}
*現在推奨されている書き方
2014年度 プログラミングⅡ
「スタートブック」のC言語プログラム
#include <stdio.h>
void main()
{
printf(“Hello World\n”);
}
*情報処理技術者試験に対応した書き方
ただし、現在推奨されている書き方ではない
2014年度 プログラミングⅡ
はじめにマスターすべきこと
ファイルシステムの理解
ディレクトリ(フォルダ)、パス(パスを通す)、
カレントディレクトリ(ワーキングディレクトリ)
 CUI(コマンドプロンプト;シェル;ターミナル)
におけるコマンドの使い方
ディレクトリの移動、ファイルの操作など
 C言語によるソースプログラムの作成
 ソースプログラムのコンパイルとリンク
 実行可能ファイルの実行

2014年度 プログラミングⅡ
C言語をマスターするためのポイント
 型(数値)
 配列
 関数(引数と戻り値)
 ポインタ(アドレス参照)
プログラミングⅠで学んだことが大きく関係する
2014年度 プログラミングⅡ
大学の端末室で利用できるC言語
Microsoft Visual Studio 2010(製品版)
.NET Frameworkが利用できる
 Gnu C
Cygwin環境下で利用可能(Unix系)
 Gnu C
MinGW+MSYS環境下で利用可能(Unix系)
 Intel C
Linux計算サーバにリモートログインすること
で利用可能(マルチスレッドに対応;Unix系)

2014年度 プログラミングⅡ
自宅で使えるフリーのC言語
Microsoft Visual Studio Express
. NET Frameworkが利用できる(30日を超
えて使用する場合はユーザー登録が必要)
 Borland C++
テキストにも付属し、実績のあるコンパイラ
 Gnu C
Cygwin環境下で利用可能(Unix系)
 Gnu C
MinGW+MSYS環境下で利用可能(Unix系)

2014年度 プログラミングⅡ
情報処理技術者試験について(1)


情報処理技術者試験は「情報処理の促進に関する
法律」に基づく国家試験で、社会の認知度も高く、非
常に人気のある試験です。試験は春(4月の第3日
曜日)と秋(10月の第3日曜日)に実施され、試験区
分には「ITパスポート試験」や「基本情報技術者試
験」などがあります。
学生のみなさまには、就職活動が始まるまでに「基
本情報技術者試験」に合格しておくことをお薦めしま
す。これらの試験に合格することで、情報化社会に
適応できるバランスの取れた人材であることを社会
に対してアピールしましょう (個人情報保護法などの
施行に伴い、企業や公務員の一般常識として情報
に関する問題が出題されるようになりました)。
2014年度 プログラミングⅡ
情報処理技術者試験について(2)



そのためには、コンピュータなどの情報機器に対し
て偏見を持つのではなく、情報処理に関する基礎的
な知識や技術をしっかり習得した上で、コンピュータ
や携帯電話などを上手(正しく効率的)に使えるよう
になることが大切です。
また、正しい知識を習得することで、最近急増してい
る情報に関する事件や事故に巻き込まれたり、知ら
ず知らずの間に犯罪の被害者や加害者になってし
まうことを未然に防ぐことが出来るようになります。
この機会に、チャレンジしてみては如何でしょうか。
2014年度 プログラミングⅡ
情報処理技術者試験について(3)
平成21年度より、新試験制度スタート
 詳細については、情報処理推進機構(IPA)
を参照のこと (http://www.jitec.jp/)
 幸山研究室HPの試験に関する詳細事項

(http://kouyama.math.u-toyama.ac.jp/main/computer/personal/jitec/information.htm)

幸山研究室HPの数学科合格者データ
(http://kouyama.math.u-toyama.ac.jp/main/computer/personal/jitec/pass.htm)
2014年度 プログラミングⅡ
平成27年度 春期 情報処理技術者試験 案内

試験区分
 応用情報技術者試験(レベル3) ← 更に上を目指して
 基本情報技術者試験(レベル2) ← 目標
 ITパスポート試験(レベル1) ← チャレンジ
*23年11月よりCBT(Computer Based Testing)に移行

試験日
 平成27年4月19日(日)

「案内書・願書」配布開始
 平成27年1月中旬予定
(配布を開始次第、メールでお知らせします)