アサヒとキリンの比較 3年 反町 俊洋 佐々木 瞳子 4年 戸井田 努 目次 1:大手4社の市場シェア 2:大手4社ビール発泡酒売上高 3:キリンビール 4:アサヒビール 5:アサヒビール 6:まとめ 7:参考文献 ビール・発泡酒の計画と実績 ビール・発泡酒の計画と実績 消費者への“魅力づくり” アサヒ・キリン・サッポロ・サントリー、大手4社の市場シェア アサヒ・キリン・サッポロ・サントリー、ビール発泡酒売上高 キリンビール ビール・発泡酒の計画と実績 ・ビールの落ち込みが目立ち、それを発泡酒の伸びでカ バー した。 ・キリン自身も決して好調であったわけではなく、アサ ヒの頭打ち、低迷の兆しが結果的にアサヒとのシェア を縮めた 。 ビールの低迷を押さえ、発泡酒を伸 ばしていかなければならないという 気の抜けない状況である キリンビール ビール・発泡酒の計画と実績 その2 2002年は、多様化する消費者(お客様)のニーズに応え る様々な価値提案を実施 ビール 日本初の家庭用生ビールシステム「キリン<樽生>方式」や 無ろ過の生ビール「まろやか酵母」など、付加価値を提案する商品を発売 発泡酒 発泡酒では、主力ブランドの「麒麟 淡麗<生>」を中心に、「極生 (ゴクナマ)」と「淡麗グリーンラベル」の2つの新商品を発売 キリンビール ビール・発泡酒の計画と実績 その3 21世紀最初の3カ年計画「キリングループ2001 年中期経 営計画(略称:KG21アクションプラン)」を推進 その最大のテーマはグループ経営 「KG21アクションプラン」の最終年となる今年は、 今なお続く景気の低迷に加えて発泡酒の増税、さら には今年9月より施行された酒類免許の規制緩和な どが大きく関わってくることと思われる。しかし、 この変化をチャンスと捉えて、計画の達成に向けて 活動を一層強化していくことが重要となる。 アサヒビール ビール・発泡酒の計画と実績 ・ビール、発泡酒とも大きく未達。 ・ビールはスーパードライ、発泡酒は本生と単一商品 にしぼった戦略で、シンプルな形をとりメーカーや流 通の立場に偏った姿勢をとったからだと言える すべてのカテゴリーにおいて、中核ブラ ンドの高付加価値化を通じて、アルコー ル飲料の新しいおいしさを提供していく ことを目指す アサヒビール ビール・発泡酒の計画と実績 その2 アサヒビールグループは、2000年からの中期 経営計画(「グループ競争力の向上とグループ 全体の成長」)のもと、事業基盤作りをして きて現在に至っている。 酒類事業では協和発酵工業(株)、旭化成(株) の酒類事業譲り受け、マキシアム・ジャパン (株)との戦略的販売提携などの総合酒類企業の 基盤づくりを行った。 アサヒビール ビール・発泡酒の計画と実績 その3 「酒税改正」「酒類販売免許の規制緩和」そして「ま すます厳しくなる食の安全性・信頼性への注目」など 大きく変化していく経営環境において、これらをチャ ンスとして活かし、築いてきた“総合酒類企業の事業 基盤”をもとに、アサヒのキャッチフレーズである 「すべてはお客さまの“うまい!”のために」を行動 と発想の価値基準とし、消費者への“魅力づくり”を 行っている。 大きな柱となるのがビール・発泡酒部門であり、スーパー ドライの商品ブランド力の向上とともに、多様化する私た ち消費者の嗜好や食シーンに応えるために、各種バラエ ティを強化しているといえる。 アサヒビール り” 消費者への“魅力づく スーパードライは、1987の発売以来、強固なブラン ド力を築き上げてきた。「辛口、キレのある、洗練され たクリアな味」という商品特性を一貫として訴求してお り、更なるブランド価値・消費者の(お客様)満足度を高 めるために、新たに「鮮度」という価値に対する訴求・ 挑戦を続けてきた。 鮮度訴求の一環として、「フレッシュマネジメント活動」 まとめ 消費者の嗜好の多様化によるカテゴリー間、ブラ ンド間の競争がさらに激化するものと考えられる。 酒類販売免許の規制緩和に伴い、流通や販売現 場が変化していくことで、ブランド力のある商 品への収斂や、営業力の差がもたらす販売数量 格差の拡大などが一層進むものと思われる。 参考文献 ・「アサヒビールの挑戦」 石井順也 JMA ・アサヒビール ホームページ ・とりあえずビール ホームページ
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