THE ARPA NETWORK DEC 1969 4 NODES 940 #2 SRI 360 #3 UCSB #4 UTAH PDP 10 #1 UCLA Sigma 7 図 1.1 ARPAネットの構成図(1969) THE ARPA NETWORK SEPT 1969 1 NODE #1 IMP UCLA #1 HOST Sigma 7 図 1.2 ARPAネットの最初の構成 追加 米国の研究ネットワークの変遷 1969 APRAnet 1972 学界で知られるようになる 1983 TCP/IPに切り替え 1984 ドメイン名の導入 1987 NSFnet 1990 ARPAnet運用停止 1995 NSFnet運用停止 vBNS スパコンセンター(5) 100 Internet2 • 1995年に政府が手を引き、民間に委ねる。 • 1996年に政府の関与が再開する。 注)実際に本書に掲載するグラフは、下のグラフ(1994年以降)では本文の記述内容(19 83年頃を記述)と合致しない。 実際に本書に掲載するグラフは、www.isc.orgに掲載されている表(カウント結果の数字が 並んでいる)からグラフを描画する。(この作成方法はご相談。測定時期の間隔が一定でな いため単純には描けません。)。 下はグラフのイメージを示すために、1994年以降のグラフを示したものです。 Jul 2004 285,139,107 このうちJP 16,445,223 図 1.3 インターネットに接続されているホストの数 注)送話器と受話器は適宜のイラストで描いていただくのでも良いと思います。 ここでは電話技術の従来の本にあるような記号を使いました。 次の図2.2の書き方と記号を合わせておく必要があります。 受話器 送話器 送話器 受話器 図 2.1 双方向の通信には4線が必要 注)トランスの巻線の部分が手書きとなっております 受話器 電話回線の インピーダンス 送話器 電話機の内部 の平衡回路 図 2.2 2線で済ませる工夫 加入者A 加入者E 加入者B 加入者C 加入者D 図 2.3 5人の加入者間の通信 A B C D E 図 2.4 クロスバ交換機 A B C D E 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 1 2 3 図 2.5 説明図の書き方 1 2 3 図 2.6 小さなクロスバを組み合わせる 図 2.7 JUNETの面影を伝える復元写真 注) この図は細部まで書き込みがある。 適宜省略すべきところがある。(要相談) 固 定 電 話 I P 電 話 参考: 総務省「IPネットワーク技術に関する研究会 報告書」2002年2月 図5-4 http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020222_3.html 図 2.8 電話番号とENUM ftp://ftp.is.co.za/rfc/rfc1808.txt gopher://spinaltap.micro.umn.edu/00/Weather/California/Los%20Angeles http://www.math.uio.no/faq/compression-faq/part1.html mailto:[email protected] news:comp.infosystems.www.servers.unix telnet://melvyl.ucop.edu/ 注) %20はスペース(空白)を意味する 図 2.9 URIの例 注記) 出典 RFC2396 本題 次世代ネットワーク 次世代IPネットワーク • ネットワークという言葉の広がり 日テレ=日本テレビ放送網株式会社 実際に電電公社のマイクロウェーブ網が テレビ局間のフィードに使われていた • 電話網(基幹部分、アクセスとは区別) インターネット が純然たるダークファイバ上 でない限り電話会社のお世話になっている 注記 次世代IPネットワーク • 文字通りに解釈すると Next Generation IP IP Next Generation = IPng 現在で言うところのIPv6の旧称である IPng の標準化に(当時)日本から貢献したDr Paul Francis Professor Paul Francis Dept. of Computer Science 4108 Upson Hall, Cornell University Ithaca, New York 14853 January 1994 to January 2000: Member Technical Staff at NTT Software Labs, Tokyo Japan. http://www.cs.cornell.edu/People/francis/ 本題 次世代ネットワーク(NGN) • 電話事業会社の将来プラン あるいは現在進行中のデジタル統合 • 複数の動機 欧州を中心とした標準化の動向(3GPP) 国内の次世代IPインフラ研究会の提言 標準化の動向 • 参考資料: 江川尚志「NGN概説」 http://internetweek.jp/pdf/ngn.pdf • 次の3枚のスライドは総務省より頂いた資料 1.次世代ネットワーク(NGN)の国際標準化動向 1.1 NGNとは ○ 現在の電話網に代わる次世代のオールパケット型ネットワーク。IP(インターネットプロトコル)を ベースに音声だけでなく映像やデータ等の広範なマルチメディアサービスを提供する次世代の ネットワーク。 ○ ネットワーク基盤(転送機能)とサービス基盤(サービス付与機能)を分離することにより、各機能 毎の高機能化並びに多様なサービス展開が可能。 NGNの基本構成イメージ アプリケーション・サーバー等 テレビ 電話 プラットフォーム/サービス基盤 (サービス付与機能) セッション 制御 コンテンツ 配信 認証・ セキュリティ ・・・・・・・ 課金管理 Core node コア網 ネットワーク基盤 (トランスポート機能) 1.2 これまでの経緯 Edge node アクセス網 xDSL Optical access Wireless LAN Other accesses 固定電話 パソコン 情報家電 PC 携帯電話 ネットワークのIP化が世界的に進展する中で、NGNはITU-T(ITU電気通信標準化部門)の今会 期(2005-2008年)の最重要課題であり、2004年のITU-T総会(WTSA-04)で決定されたとお り、SG13を中心に、関連SGが連携して標準化活動が推進されている。 ことに2004年5月からは、SG13を親SGとするフォーカスグループ(FGーNGN)が2ヶ月毎に会 合を開催するなど精力的に標準化活動が行われてきているところ。 1.3 最近の動向 (1)NGNリリース1勧告群の完成(平成18年初旬) 平成17年11月の第9回FGーNGN会合(最終会合)においてNGNのスコープ、要求条 件、QoSの一般則などを中心とするNGNリリース1勧告案を作成。これらは、本年1月の SG13会合等にて勧告化。 (2)今後の検討体制(NGN-GSI) FG(Focus Group)は特定課題の検討を加速するための時限体制であり、FGーNGN もNGNリリース1勧告案の完成をもって終結。 今後は、関連するSGが合同会合を開催することにより引き続き精力的に標準化作業 が進められることとなっており、この体制はNGN-GSI(Global Standard Initiative)と呼ば れる。 当面の予定: 2006年1月 NGN関連SG会合 4月 合同ラポータ会合、NGNワークショップ(神戸) 7月 NGN関連SG会合 NGNリリース1の主な勧告案文書一覧 分類項目 全体概要 リリース1概要 個別技術 参考資料 主な勧告案文書 NGNの定義 Y.2001:General overview of NGN 〈勧告化済み〉 モデル Y.2011:General principles and general reference model for Next Generation Networks 〈勧告化済み〉 NGNの用語 Terminological Framework for NGN NGNリリース1スコープ NGN Release 1 scope document NGNリリース1要求条件 NGN Release 1 Requirements アーキテクチャ Functional Requirements and Architecture of the NGN IMS for Next Generation Networks The PSTN/ISDN emulation architecture QoSメカニズム (コア系) Resource and admission control sub-system QoSメカニズム (アクセス系) End-to-end QoS architecture and framework QoS品質 Performance measurement and management for NGN Algorithms for Achieving End to End Performance Objectives Multi Service Provider NNI for IP QoS 信号制御 TRQ.IP QoS.SIG.CS1 セキュリティ NGN security Requirements for Release 1 Guidelines for NGN security エボリューション Evolution of Networks to NGN Scenarios for PSTN/ISDN evolution to NGN PSTN/ISDN emulation and simulation scenarios 転送系 Problem Statement FPBN Requirements High Level Architecture FPBN Candidate Technologies Requirements and framework for end-to-end QoS in NGN A QoS control architecture for Ethernet-based IP access networks 次世代IPインフラ研究会 • インターネットの課題に取組む 業界の問題意識により発足した研究会 • 最近の活動:2つのワーキンググループ (1) セキュリティWG (2) IPネットワークWG いずれも報告書案が公開されている セキュリティWGの報告書 1. インシデント対応の現状と課題 2. ユビキタスネット社会におけるセキュリティ確保 - 情報家電のネットワーク接続に伴う課題 3. 電気通信事業における情報セキュリティマネジメント 4. セキュリティ人材育成 5. 総括 IPネットワークWGの報告書 1.ネットワークのIP化を巡る内外の動向 2.オールIP化の意義とその実現に当たっての課題 3.個別課題 ① 品質・機能の確保 4.個別課題 ② 安全性・信頼性の確保 5.個別課題 ③ 相互接続・運用性の確保 6.個別課題 ④ その他の主要課題 7.オールIP化に向けた実現方策 注)できるだけ「データ」の部分を長く書きたい 6 6 宛先のMACア ドレス 送信元の MACアドレス 宛先のMACア 送信元の ドレス MACアドレス 6 6 2 タイプ 46~1500(可変長) データ フレーム LLC の長さ 2 3 2 FCS SNAP 5 データ 38~1492(可変長) 用語: FCS Frame Check Sequence LLC Logical Link Control SNAP Sub-Network Access Protocol 図 3.1 2つのイーサネットのフォーマットの形式 FCS 2 その他 参考(1): 下の本の図1-3 笠野英松監修・マルチメディア通信研究会編 「インターネットRFC事典」アスキー出版局、1998 参考(2): 下の本の図3-5 江崎浩監修・MCR編 「インターネット用語事典」I&E神蔵研究所、2000 さらに田代秀一氏の講演による IETF Internet-Draft (標準の提案) 別組織で作 られた規格 IESGによる承認 Experimental RFC (研究開発段階の記述) Proposed Standard (提案) Informational RFC (情報提供を主目的 としたRFC) Draft Standard (標準の候補) BCP(運用方法 に関するRFC) (Best Current Practice) FYI番号 BCP番号 For Your Information Internet Standard (インターネットの標準) Historic RFC Standard track (古くなったRFC) STD番号 (標準化の流れ) 図3.2 IETFにおける標準化の進行 第7層 アプリケーション層 第6層 プレゼンテーション層 第5層 セッション層 第4層 トランスポート層 第3層 ネットワーク層 第2層 データリンク層 第1層 物理層 図 3.3 OSI参照モデル イーサネッ トのヘッダ IPパケット のヘッダ TCPパケッ トのヘッダ データ 図 3.4 実際に流れるデータの形式 イーサ ネットの FCS データ TCPパケッ トのヘッダ TCPのデータ IPパケット IPのデータ のヘッダ イーサネッ トのヘッダ イーサネットのデータ 図 3.5 パケットが生成される様子 イーサ ネットの FCS モジュール化 A社のパソコン B社のパソコン 部品 パソコンはモジュール化されている モジュール化されている例 • 自転車はモジュール化されている 自動車はモジュール化されていない →インテグレート • ただし将来の自動車はモジュール化の方向 電気自動車はパソコンに近づく インターネットはモジュール化の 典型例 マルチベンダ オープン モジュール化を歓迎すべきか • 参入障壁が低い 標準化が重要 中小企業に機会がある 大企業が有利になる訳ではない • 激しい競争社会になる ニッチ (隙間)での戦い モジュール化は避けられない モジュール化を勝ち抜くために • 他には出来ないことを実現する • 研究開発が不可欠 後発でキャッチアップするのは儲からない 研究開発とリスク管理 • 研究開発は成功率が低い 95%は瞬時に失敗 • リスク管理は社会の知恵 一人の社会では保険という制度が無意味 • チャレンジする人を応援する仕組み これは一種の分業である シリコンバレー モデル • 日本では、うまく作用しない 米国でも、ほとんどの地域では失敗 • ベンチャーキャピタリストと起業家が 相互に助け合う 日本モデル • メインバンク • 市場型ファイナンス • 護送船団 • 契約型官僚 上は古い米国モデル 新しい21世紀モデル? 図 4.1 同軸ケーブルを用いたイーサネット 24ビット 0 0 ベンダ識別子 24ビット ベンダ内での識別子 先頭の1ビット目が0: 0は個別のアドレスであることを示す。 普通は0である。もし1の場合にはグループアドレスである。 2番目の1ビットが0: ユニバーサルアドレスであることを示す。 普通は0である。もし1の場合はローカルアドレスである。 ベンダ識別子: OUI (Organizationally Unique Identifier) IEEEが管理している ベンダ内の識別子: 各ベンダが製品ごとに重複しないように管理する 図 4.2 MACアドレスの内容 リピータ 一つのイーサネットとして管理される ブリッジ 二つのイーサネットとして管理される 図 4.3 リピータとブリッジ 10進数 172.16.73.108 172 16 73 108 2進数 1 0 1 0 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 1 ネットワーク部 図 4.4 IPアドレスの実例 0 1 1 0 1 1 0 0 ホスト部 8ビット クラスA 8ビット 8ビット 8ビット 0 1ビット クラスB 1 0 2ビット クラスC 1 1 0 3ビット 図 4.5 伝統的なIPアドレスのクラス IPパケット IPのデータ のヘッダ IPヘッダの拡大図 バージョ ン ヘッダ長 サービスタイプ パケット長 フラグ 識別子 生存時間 プロトコル (下に続く) フラグメントオフセット (下に続く) ヘッダチェックサム (下に続く) 送信元IPアドレス (下に続く) 宛先IPアドレス (下に続く) オプション 0 パディング 7 8 15 16 23 24 図 5.1 IPパケットのフォーマット 31 DNSサーバ (1) (2) (3) (4) (5) コンピュータA コンピュータB 図 5.2 簡単なネットワークの構成 ドメイン名: example.goto.waseda.ac.jp DNSによる IPアドレス: 133.9.81.79 ARPによる MACアドレス: 00:08:0D:43:5A:D8 図 5.3 アドレスの変換 RARPによる問い合わせ RARPの回答 ディスク コンピュータC ワークステーション コンピュータD ディスクレスワークステーション 自分のMACアドレスを知っているが 自分のIPアドレスを知らない IPアドレス: 133.9.81.79 RARPによる MACアドレス: 00:08:0D:43:5A:D8 図 5.4 RARPによる逆向きの変換 ルータ 図 5.5 ルータは二股である 池袋 新宿 図 5.6 交通標識だけでは遠方までの情報が分からない 巣鴨 池袋 距離1 新宿 距離1 渋谷 距離1 目黒 距離1 五反田 距離1 図 5.7 複数のルータが相互接続されている様子 巣鴨 初期値 目黒 池袋 ∞ 目黒 新宿 ∞ 目黒 ∞+1 渋谷 ∞ 目黒 五反田 目黒 1 目黒 0 目黒 1 1+1 min{(∞+1), (1+1)} 2回目 目黒 ∞ 目黒 ∞ 目黒 2 目黒 1 目黒 0 目黒 1 2+1 3回目 目黒 ∞ 目黒 3 目黒 2 目黒 1 目黒 0 目黒 1 目黒 3 目黒 2 目黒 1 目黒 0 目黒 1 3+1 4回目 目黒 4 図 5.8 ルータによる経路情報の交換 巣鴨 池袋 新宿 渋谷 目黒 五反田 定常状態 1回目 目黒 4 目黒 3 目黒 2 目黒 1 目黒 0 目黒 1 目黒 4 目黒 3 目黒 2 目黒 ∞ 目黒 0 目黒 1 ∞+1 3+1 min{(3+1), (∞+1)} 2回目 目黒 4 目黒 3 目黒 4 目黒 ∞ 目黒 0 目黒 1 目黒 4 目黒 ∞ 目黒 0 目黒 1 6 目黒 ∞ 目黒 0 目黒 1 4+1 3回目 目黒 4 目黒 5+1 4回目 目黒 6 5 4+1 目黒 5 5+1 目黒 図 5.9 無限カウント問題 TCPパケッ トのヘッダ TCPのデータ TCPヘッダの拡大図 送信元ポート番号 宛先ポート番号 (下に続く) シーケンス番号(SEQ) (下に続く) 確認応答番号(ACK) データオ フセット 予約済 (下に続く) コントロール フラグ チェックサム ウィンドウサイズ 緊急ポインタ オプション 0 (下に続く) (下に続く) パディング 7 8 15 16 23 24 図 6.1 TCPパケットのヘッダ 31 UDPパケッ トのヘッダ UDPのデータ UDPヘッダの拡大図 送信元ポート番号 宛先ポート番号 パケット長 チェックサム 0 7 8 15 16 23 24 図 6.2 UDPパケットのヘッダ (下に続く) 31 早稲田大学 大阪大学 中継(relay) 九州大学 図 6.3 昔の親切なメールサーバ FTPサーバ 21 FTPクライアント PORTコマンドで1203を通知 1202 1203 FTPサーバ FTPクライアント 21 1202 20 1203 図 6.4 FTPのポート番号は複雑 % telnet muse01.mse.waseda.ac.jp Trying 133.9.6.71... Connected to muse01.mse.waseda.ac.jp. Escape character is '^]'. Red Hat Linux release 7.1 (Seawolf) Kernel 2.4.2-2smp on an i686 login: goto ここはユーザ名をエコーしている Password: パスワードはエコーしない 図 6.5 TELNETの動作の例 実際にパケットを 収集して… 実際にパケットを 収集して… 単方向のリンク 参照する方から 参照される方へ 双方向のリンク 参照する方と 参照される方とを 相互にポイントする パケット パケットとは データの塊の ことで… パケット パケットとは データの塊の ことで… 図 6.6 単方向のリンクと双方向のリンク サーバ クライアント クライアント クライアント スーパーノード ノード ノード ノード 図 6.7 クライアント・サーバとP2Pの比較 TCPのパケット IPパケット TCPパケッ のヘッダ トのヘッダ TCPのデータ IPのパケット 図 7.1 TCPのパケットとIPのパケットの包含関係 データ 通信回線 受信側 送信側 ACK 再送に備えてデータのコピーが必要 再送 受信側 送信側 ACK 何らかの理由でACKが返らない時には 正常な往復時間の2倍だけ待つ ACKが届かない時にはデータを再送する 図 7.2 ACKによる受信確認と再送 受信側 送信側 データ ACK 経 過 時 間 片道 2.5ms (ミリ秒) 往復 5ms (ミリ秒) 図 7.3 送信側と受信側が450km離れている場合 受信側 送信側 最初のデータのACKを 待たずに次々にデータを 送信する 図 7.4 ウィンドウ制御 送信するべきデータの並び 左から順番に送信する ACK ACK データ 送信済 送信済・ACK受信済 図 7.5 ウィンドウという意味 RTT, Round Trip Time, 往復遅延時間 W RTT ス ル ー プ ッ ト 10Gbps 通信回線の速度 直線の傾き 155Mbps 通信回線の速度 13Mbps 通信回線の速度 ウィンドウのサイズ(W) 図 7.6 スループットの限界 LFN (Long Fat Pipe) • 発音 elephant 対語 elegant 低速 高速 測定用のマシン パケットを収集 通信 図 8.1 測定用のマシンを設置する 注) 実際の画面は、もう少し鮮明に作成します。 図 8.2 ソフトウェアで実現している測定器の例 ユーザ パケットは人間の目に見えない • 人間の神経は視覚に大半を割いている 百聞は一見にしかず • 人間は昔から可視化に力を注いできた 時計、温度計、電圧計、速度計 • コンピュータの動きは、目に見えない 動いているパケットも見えない 他のマシンで → ネットワークの上にデータが出れば捕捉できる デジタルデータは取扱が容易 • うまく行く例 Host: xn--h4tp1vjtd0p4a.jp デジタルデータは取扱が容易 • 失敗する例 dnserror アナライザという言葉は誇大か 20万円の箱を200万円で売る男 • アナライザの代表選手は Sniffer 実際に解析をするのは人間 • 上位層の分析 エキスパート機能 [Sugawara] Network General 社の急成長は CISCOを上回る速度であった エピソード Smart Valley • Dr. Harry J. Saal シリコンバレー物語 三度目の正直 庭にプールや海にヨットではなく 後輩の面倒をみる それにしても日本にシリコンバレーは存在せず 米国でも類似プロジェクトはうまく行かない 次第に困難になる高速の測定 • 測定器のインタフェースが高価 • あっと言う間に膨大なデータを収集 • フィルタが有効な場合 SALSA Security At Line Speed Advisory 多くの測定の場面ではフィルタが使われる • サンプリングが有効な場合 ランダムサンプリングの議論 [Mori] 複数地点での測定 • Internet2ではエンド・エンドの測定を重視 • 相手の協力が必要 片道遅延の測定 [Kato] • 複数地点のデータの照合 時計を合わせる [GPS, ISDN] プロトコルの知識を用いる [Ogawa] 長時間にわたる測定 • ディスクに書き込む間にデータが欠落 パケットが欠落するとTCPのフローに支障 2台の測定器による同期運転 プロトコルマシンを非決定性に [H. Khosravi] • 長期間にわたる傾向を把握する必要性 ネットワークの設計に活用 セキュリティと測定 • セキュリティを強化すると測定で見えなくなる 一方で、悪者も暗号化して活動する • 信用できる管理者には測定を許す trusted network 誰に見せて良いデータか 管理者の認証 (authenticate) 従来の二者間通信の他に測定者が存在する SNMPのプロトコル に応える機器群 (SNMPエージェント) SNMPのマネージャ (管理する側)となる ワークステーション コンピュータ ルータ スイッチ MIB II で規定されたカウンタ等 の数値をマネージャに返信 図 8.3 SNMPを用いたネットワークの管理法 図 8.4 経路のループ
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