タバコ MG9382 2011-06-30 崎山 康介 1 目次 タバコの歴史 タバコの成分(三大有害物質) ①ニコチン ②タール ③一酸化炭素 タバコの悪影響 ①妊婦と喫煙 ②主流煙と副流煙 終わりに 参考文献 2 タバコの歴史 喫煙文化発祥の地が南米であると言われて います。この南米において儀式や上層階級 などがたしなんでいたのがタバコであると 言われています。 これがコロンブスがアメリカ大陸に到着し、 原住民からタバコをもらったことから喫煙 習慣がスペインより伝えられ、ヨーロッパ 各地へと伝播することとなりました。日本 においても鉄砲の伝来とともにポルトガル 人により伝えられたと言われています。 3 タバコの成分(三大有害物質) ①ニコチン ニコチンは、百害あって一利なしのしろものです。 消化器系では胃の働きを悪くし、それによって食 欲不振となります。さらに、ニコチンには興奮と 鎮静という2つの作用を持っています。 興奮しているときに吸うと落ち着き、寝起きなど に吸うと目が覚めるなどです。この2つの作用に よって、最初まずかったタバコが日に日になくて はならないものと変化します。 たばこが吸いたい=ニコチンがほしい つまり、ニコチンは依存物質である。 4 ②タール タールはヤニ!癌を引き起こす物質も含まれて いると言われています。 タバコを吸っている人に歯が黄色い方が多いの は、このタールによって歯がコーティングされ てしまっているからです。 また、タールは食べ物などに火を加えても発生 します。これは日常生活に支障のないタールで す。 なので、禁煙グッズのタバコなどには、この支 障のないタールが使われることが多いです。 5 ③一酸化炭素 タバコの煙の主な成分は一酸化炭素であり、 これが体中の酸素を運ぶ働きを持つヘモグ ロビンというとても大切な成分を吸収して しまいます。 それによって、体中の酸素が十分に供給さ れることが無くなります。 つまり酸欠状態となって、動脈硬化や肺が ん、心臓病の発生を促進させるのです。 6 タバコの悪影響 ①妊婦と喫煙 妊娠中の人にとって喫煙や受動喫煙は母体 の健康を損なうだけでなく、胎児に対して も大きなリスク要因となります。 7 ②主流煙と副流煙 タバコの煙には、喫煙者が直接吸い込む 「主流煙」と、点火部から立ち上る「副流 煙」があります。有害成分は低温の不完全 燃焼時により多く発生するため、副流煙は 主流煙よりも多量の有害物質を含むことが 知られています。 また、喫煙者が吸い込んだ後に吐き出す煙 を「呼出煙」と呼び、呼出煙と副流煙を非 喫煙者が吸いこんでしまうことを、受動喫 煙と言います。 近年、受動喫煙問題のため、歩きタバコの 禁止や、分煙が叫ばれています。 8 終わりに 喫煙していなくても、受動喫煙によって 非喫煙者に悪影響が及ぶので、もっと分 煙や、禁煙に力を入れると、非喫煙者に とってはありがたいのではないかと思い ます。 9 参考文献 歴史 http://www.no-tobacco.net/smoking_kiso/rekisi.html 三大有害物質 http://www.no-smoking365.net/nico_tar.shtml 悪影響 http://www.no-tobacco.net/smoking_kiso/eikyo.html http://www.e-kinen.jp/harm/smoke.html 画像 http://lovediving.ti-da.net/e2937555.html 10 おしまい 11
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