情報処理演習 (3)繰り返し システム科学領域 日浦 慎作 繰り返しとは • プログラムの同じ部分を何度も実行する – 同じことを何回も書かなくていい – プログラムが見やすくなる – 実行する回数を変更しやすい • 繰り返しのポイントは – 何回繰り返すか – 繰り返し回数をどのように管理するか ここでも変数を用いる 繰り返しの書き方 最初に1回だ 繰り返し 繰り返すたび ==== という文字を100行書きたい け実行される の条件 に実行される int i; 0~99までの数字を順に表示したい for (i = 0; i < 100; i++) { printf(“ ==== printf(“%d \n”,i); \n”); } i++ は,i に1を足すことを表す (i = i + 1 と書いてもほぼ同じ) 1. 最初 i に 0 を入れる 2. i が 100 より小さい場合はブロックを実行 ・そうでない場合は下へ抜ける 3. ブロックが終わると i に1を足す 二重ループ int i, j; for (i = 0; i < 5; i++) { for (j = 0; j < 5; j++) { printf(“i = %d, j = %d\n”, i, j); } } • 繰り返しの繰り返し – 上の例では,printf は25回実行される. while • while – for のうち,条件判断部分しかないもの for (i = 0; i < 10; i++) { /* 実行部分 */ } 同じ i = 0; while (i < 10) { /* 実行部分 */ i++; } うまく使い分けるべし. do - while • 条件判定を最後に行いたいときに使う – 処理の結果,やり直す場合など do { printf(“正の数を入力してください.\n”); scanf(“%d”, &a); } while(a <= 0); 負の数か0が入力された場合,再度入力させる 次週休講 • 次週(11月6日)は休講です. • 演習課題の提出は11月13日で かまいません. • 10月31日~11月4日の間,生物の 橋本先生の研究室が引越しのため, 「情報処理演習」のホームページが 見えないことがあります.
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