國學院大學の自己点検・評価 体制と認証評価への取り組み 2009年4月21日 大学評価・認証評価実務説明会資料 ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 基本情報 • 4学部(文、法、経済、 神道文化) • 3研究科(文学、法学、経済学) • 法科大学院 • 総収容定員(7,932人) • キャンパス – 渋谷<3・4年> – たまプラーザ<1・2年> ※平成19年度時点 • 5学部(文、法、経済、 神道文化、人間開発) • 3研究科(文学、法学、経済学) • 法科大学院 • 総収容定員(8,132人) • キャンパス – 渋谷<文、法、経済、 神道文化> – たまプラーザ<人間開発> ※平成21年度時点 ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 認証評価結果 Ⅲ 大学に対する提言 一 長所として特記すべき事項 5 点検・評価 「自己点検・評価体制は、自己点検・評価委員 会と常務理事会、教務部委員会などの既存委 員会を母体とする20の自己点検・評価実施委 員会から成っている。3年ごとに『自己点検・評 価報告書』を作成・公表していること、貴大学の 独自の特徴に対する評価も意識した取り組み (神道精神の具現化を図る体制の点検)となっ ていることは評価できる。」 ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 國學院大學の自己点検・評価体制 國學院大學自己点検・評価規程 第2条 本学の自己点検・評価は次の事項について行なう。 (略) ※第1号~第10号は一般的事柄について規定 (11)自己点検・評価委員会が必要と認める事項 (12)自己点検・評価実施委員会が必要と認める事項 (13)自己点検・評価委員会が自己点検・評価実施委 員会に対し点検・評価を求める事項 (14)学長が自己点検・評価委員会に対し点検・評価 を求める事項 ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 國學院大學の自己点検・評価体制 ◇自己点検・評価委員会はトップダウンとボトムアップの 中間的位置づけの委員会として成立 (12)自己点検・評価実施委員 会が必要と認める事項 (13)自己点検・評価委員会が 自己点検・評価実施委員会に 対し点検・評価を求める事項 (14)学長が自己点検・評価委 員会に対し点検・評価を求め る事項 ⇒ボトムアップ的事柄 ⇒中間的事柄 ⇒トップダウン的事柄 ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 自己点検・評価体制(組織図) 学長 全学教授会 大学院委員会 自己点検・評価委員会 法科大学院教授会 研究開発推進機構運営委員会 各自己点検・評価実施委員会 (1)大学管理運営 (2)文学部 (3)法学部 (4)経済学部 (5)神道文化学部 (6)人間開発学部 (7)教学 (8)教職資格課程 (9)大学院 (10)法科大学院 (11)研究開発推進機構 (12)図書館 (13)入学試験 (14)学生生活 (15)進路就職 (16)情報化 (17)国際交流 (18)生涯学習 (19)大学広報 (20)施設設備 (21)事務局 大学事務局 ※平成21年度時点の組織 ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 自己点検・評価結果を 反映させる仕組み 既存委員会の取り組み、活動(D) 各自己点検・評価実施委員会による評価(C) 報告書 自己点検・評価 委員会で改善必要 事項のとりまとめ 外部評価機関等 による評価(C) フィードバック 改 善 ・ 改 革 ( A ) 既存委員会(P) (教務、学生、就職、入試etc) ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 認証評価に向けた取り組み(1) ◎これまでの自己点検・評価報告書刊行実績と、その位置づけ 『自己点検・評価に向けて(平成6年度版)』 ↓ 『自己点検・評価に向けて(平成7年度版)』 ↓ 『自己点検・評価報告書(平成10年度版)』 ※最初の恒常的な報告書として公表。以降、規程に基づき 3年ごとに刊行 ↓ 『自己点検・評価報告書(平成13年度版)』 ※大学基準協会相互評価報告書として ↓ 『自己点検・評価報告書(平成16年度版)』 ※認証評価用プレ報告書として位置づけ ↓ 『自己点検・評価報告書(平成19年度版)』 ※大学基準協会認証評価報告書として ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 認証評価に向けた取り組み(2) ◎今後の自己点検・評価報告書刊行予定とその位置づけ 『自己点検・評価報告書(平成22年度版)』 ※PDCAサイクルを意識した報告書として ↓ 『自己点検・評価報告書(平成25年度版)』 ※認証評価用プレ報告書として位置づける ↓ 『自己点検・評価報告書(平成27年度版)』 ※大学基準協会認証評価報告書として(3年サイクルは崩れるが・・・) ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 認証評価に向けた取り組み(3) • 認証評価のために特別な体制は構築せず • 『自己点検・評価報告書(16年度版)』は、認 証評価を意識した記述内容とした • 平成17年~19年の取り組み (1)点検・評価の基礎となるデータの蓄積 (2)目標の設定 (3)評価指標の設定と検証 • 19年度版報告書は意識せず ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 認証評価に向けた取り組み(4) 【大学】 【大学基準協会】 2007年4月~10月 各自己点検・評価委員会による点検・評価作業 2007年11月~2008年1月 自己点検・評価報告書(平成19年度版)編集作業 1月30日 認証評価報告書草案提出 4月1日 書類一式を添えて認証評価申し込み 5月31日 自己点検・評価報告書刊行 7月~10月 実地視察関連協議、実地視察日の調整 9月8日 実地視察関連書類受領 10月7日 実地視察関連書類の検討、意見の提出 10月14日 実地視察対応 12月19日~2009年1月 評価結果案受領、内容検討 1月23日 評価結果案に対する意見申し立て 3月23日 大学基準協会の発表を受けて大学ホームページに評価結 果掲載 2008年1月末日 草案提出締め切り 4月1日 認証評価申し込み締め切り 7月 実地視察日程に関する調整の依頼 9月8日 実地視察関連資料の提示 10月7日(実地視察1週間前) 実地視察関連資料への意見提出締め切り 10月14日 実地視察 12月19日 評価結果案の提示 2009年1月23日 評価結果への意見申し立て締め切り 3月23日 評価結果公表(報道発表) ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 建学の精神の検証 • 本学の建学の精神を取り巻く要素 – 有栖川宮幟仁親王 『告諭』 – 学則第1条 – 神道精神 – 校歌 ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 「建学の精神」検証のプロセス • なぜ「建学の精神」の検証が必要であったか • 大学の特徴と神道精神 • 「建学の精神」そのものは普遍=検証すべき 性格のものではない • 「建学の精神」検証は、その理解と現代的解 釈、具現化方策についての検証であった ©2009 Kokugakuin University All right Reserved. 今後の体制 • 事例紹介(人間開発学部の取り組み) - ブラッシュアップ - 自己点検・評価実施委員会 - FD推進の有機的連携 - 外部有識者の参加 • 「大学評価室」の設置は必要か • 「不断の検証」と「学校法人格付」 ©2009 Kokugakuin University All right Reserved.
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