JPN494/598: History of the Japanese Language The “standard” spoken language 標準語 (ひょうじゅんご) ‘standard language’ normative, prescriptive 共通語 (きょうつうご) ‘common language’ expedient e.g. Swahili in East Africa, written classical Chinese in East Asia, English in many areas … Some people consider the term 共通語 more appropriate/PC. (They are not always Interchangeable, though.) cf. 公用語 (こうようご) ‘official language’ a language with a unique legal status in the country (or state) Japan doesn’t have an official language. Some countries (e.g. Canada) have more than one. Formation of 標準語 Background (the Edo period 1603 - 1867): The cultural center shifts from Kyoto to Edo (around 1750-60). 上方 (かみがた) ことば vs. 江戸 (えど) ことば … 足る 借る vs. 足りる 借りる (Type 1 vs. Type 2) 見よ 起きよ 開けよ vs. 見ろ 起きろ 開けろ 白うなる vs. 白くなる 思うて vs. 思って ~さかい vs. ~から 口語資料 戯作 げさく (洒落本 しゃれぼん, 滑稽本 こっけ いぼん, 人情本 にんじょうぼん) 浄瑠璃 じょうるり 抄物 しょうもつ (講義の筆録) 江戸ことば =/= 東国方言 ‘Eastern dialect’ 藩制 (はんせい; governmental system based on fiefdoms) 藩主 (はんしゅ) = 大名 (だいみょう) = feudal lord; 藩士 (はん し) = 家来 (けらい) = retainer Traffic across fiefdoms was restricted (for samurai and farmers) 参勤交代 (さんきんこうたい), 江戸詰 (えどづめ) Merchants & artisans come to Edo from various areas 身分制度 (social castes); 士農工商 (しのうこう しょう) 武士階級 (男性語, 女性語) 町人階級 (上流, 下流) 武家言葉 ぶけことば (= 上流武士) 山の手言葉 やまのてことば (= 上流町人, 文化人, 武士 階級の女性) > 標準語 下町言葉 したまちことば (= 下流町人) 下町ことば (> 東京方言) =/= 標準語 (ひょうじゅ んご) エ段長音 ではない > じゃない; してしまう > しちゃう やだ (いやだ), でかい (おおきい), ちゃんと (きちんと), ひっぱたく (たたく, はたく), etc. 1868: 『明治維新 めいじいしん』 「日本のどこでも通用する話し言葉」 の必要 1902 (M35): 『文部省国語調査委員会 もんぶしょうこ くごちょうさいいんかい』 1. 2. 3. 4. 文字ハ音韻文字 (フォノグラム) ヲ採用スルコトトシ仮名羅馬 字等ノ特質ヲ調査スルコト 文章ハ言文一致体ヲ採用スルコトトシ是ニ関スル調査ヲ為ス コト 国語ノ音韻組織ヲ調査スルコト 方言ヲ調査シテ標準語ヲ選定スルコト 1913 (T5): 国語調査委員会 『口語法 こうごほ う』 「主として今日東京に於いて専ら教育ある人々 の間に行わるる口語を標準として案定し、…」 「一国の国語は、外に対しては、一民族たること を証し、内にしては、同胞一体なる公義感覚を団 結せしむるものにて、即ち、国語の統一は、一国 の独立たる基礎にして、独立たる標識なり。され ば、国語の消長は、国の盛衰に関し、国語の純、 駁、正、訛は、名教に関し、元気に関し、国光に 関す。豈に勉めて皇張せざるべけむや。」 大槻文彦 『広日本文典別記』 (M30) 標準語教育 ひょうじゅんごきょういく starts as early as around 1880; M30 (1898) ~ 日清戦争 (1894-5), 日露戦争 (1904-5); 国家意識 (こっか いしき) の高揚 (こうよう) 『尋常小学読本 じんじょうしょうがくとくほん』 (国定教科書 (1903) 方言撲滅運動 ほうげんぼくめつうんどう, 方言札 ほうげん ふだ, 方言コンプレックス T14 (1925): ラジオ放送開始 S20 (1945) ~: 戦後民主主義 せんごみんしゅしゅぎ 1903 (M37): 教科書) 口語体; 「文章は口語を多くし, 用語は主として 東京の中流社会に行わるるものをとり、かくて国 語の標準を知らしめ、…」
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