プロ野球の経営改革と再編問題 02w050 大町 祐貴 目次 はじめに プロ野球の球団合併問題

プロ野球の経営改革と再編問題
02w050 大町 祐貴
目次
はじめに
プロ野球の球団合併問題
1)
球団経営の赤字
2)
黒字と赤字の球団比較
3)
ストライキ
(1)
ストライキ
(2)
ストライキによる赤字
(3)
ストライキ決行
おわりに
はじめに
プロ野球の球団合併問題
①「大阪近鉄バファローズ」を「オリックス・ブ
ルーウェーブ」が合併
②合併の方法や、両球団が抱える選手やス
タッフの処遇などの条件は今後決めていく 。
1)
原因
球団経営の赤字
①入場者数の伸び悩み
②選手年俸の高騰
③本拠地との年間の使用料
2)




黒字と赤字の球団比較
パ・リーグの実質赤字額は 154億円 。
赤字の日本ハム・・・収入は、入場料40億円、テレビ放
送権料3億円、広告収入6億円などで総額52億円。 支
出見込みは、選手人件費38億円、球場使用料13億円、
フロント人件費5億円、二軍施設費などその他経費が12
億円で計68億円にも上る。
黒字の広島・・・観客動員数が12球団中最下位の94万
人。
一貫して総年俸を抑制し、高額年俸選手についてはFA
などで移籍することを容認した。テレビ放送権料で26億
円を稼ぎ、総収入は65億円。8000万円の黒字を計上
した。
3)
ストライキ
球団合併による球団削減で、新規参入を認めや
すくするために選手がとった行動。
 球団などに与える損失の総額が103億2000
万円に上る 。
 球団の損失は計約52億7000万円となった。さ
らに交通機関や球場周辺の店舗への影響が2
9億円。
 70年の歴史の中で最大の危機 。

ストによる球団、球場関係の損失額(各球団への取材結果)
18、19日
観客数
入場料収入
飲食代など
放送権
横浜―広島
(横浜)
4万人
1億円
3000万円
交渉中
中日―巨人
(ナゴヤドーム)
7万7000人
2億5000万円
不明
2億円
ヤクルト―阪神
(神宮)
6万4000人
1億円
2000万円
2000万円
オリックス―ロッテ
(ヤフーBB)
6万人
1億6000万円
1億2000万円
不明
日本ハム―近鉄
(札幌ドーム)
3万人
1億2000万円
6000万円
200万円
ダイエー―西武
(福岡ドーム)
9万6000人
2億4000万円
1億6000万円
2000万円
プロ野球の新規参入を目指す「ライブドア」と「楽
天」について
02w121定 伸悟
目次
1)楽天とライブドアの会社概要
2)両企業の共通点
3)ライブドアの失態
4)楽天の強み
5)楽天とライブドアの申請内容の比較
1) ライブドアの会社概要
 株式会社ライブドア
 設立
1997年8月
 資本金 23,964百万円
 代表者代表取締役社長兼最高経営
責任者 堀江貴文
 従業員数1,288名
楽天の会社概要
 楽天株式会社
 設立
1997年2月7日
 資本金 39,825百万円
 代表者 代表取締役会長兼社長
三木谷 浩史
 従業員数 721名
両企業の共通点
 インターネット関連企業である。
 本拠地を宮城県仙台市に置こうとして
いる。
 若手起業家の会社である。
ライブドアの失態
ライブドアがアダルトサイトに簡単に接続
でき、無修正の画像や動画を簡単に見る
ことができた →「公共財としてふさわしい
企業、球団か」に問題がある 。
 ネット銀行を買収する際に民事、刑事両面
で訴訟を起こされている。

楽天の強み
 283億円の資金調達
 ユニホームのロゴなどの広告
収入が11億5000万円と見込
んでいる
 6億5000万円分の広告オ
ファーがある
■楽天vsライブドア・申請内容比較

【楽 天】
【ライブドア】
48試合
交流試合
記載せず
18億円
広告収入
2億円
約1万5000人 観客動員数
約2万0000人
3億6000万円 グッズ販売収入 8億6000万円
4年目
黒字転換期
3年目
【注】観客動員数は主催1試合あたりの有料入場者
数
日本プロ野球運営現状と今後の課
題
02w068 加登 克将
目次
 1) ドラフト制度の現状と問題点
 2) FA制度
 まとめ

1) ドラフト制度の現状と問題
点
1、ドラフトの誕生
2、ドラフト制度の変遷
3、現在のドラフト制度(2001年改訂)
4、逆指名制度(現・自由枠)
5、裏金問題
2) FA制度
<FA制度とは>
<FA制度の問題点>
<FA制度改革案>
まとめ

プロ野球は営利だけを目指したものではな
く、人々の心の豊かさと直結した文化でも
あり、その歴史を支えてきたのはファンで
あり、選手たちである。その制度を抜本的
に改革しようというのなら、目先の経営感
覚ばかりでなくファンや選手たちの意見を
まず聞くというのは当然のことであろう。