Step by Tomorrow TCC 生産管理システム ・業種 タイヤ製造 Step by Tomorrow TCC 1.システム概要 Aspen MIMI(アスペンテック社製)で作成された需給情報を 基に、生産計画(どのタイヤをどの加硫機で何時生産する) を立案する。 生産計画に基づき、各生産工程の作業を行う。工程によっ ては、マシンに接続されたPLC(表示器経由または直接)に 対して、生産情報、マシン・プロセス情報を展開する。 各生産工程で作業開始、終了及び担当者の実績情報を収 集する。 各生産工程での作業実績をもとに、生産計画をオンデマン ドで更新する。尚、生産計画の立案は専任担当者により行 う。 端末台数が多いため、各端末にプログラムを展開するには 労力を要するため、特に制限がない限りWebアプリケーショ ンでシステムを構築する。 Step by Tomorrow TCC 2.システム構成 サーバー 事務所 製造事務所 DBサーバ (NEC製FTサーバ) APサーバ (NEC製BLADEサーバ) 予備DBサーバ (NEC製FTサーバ) 予備APサーバ (NEC製BLADEサーバ) 製造現場 FA用PC (NEC製) 無線Web端末 50台 (NEC製) 表示器 (発紘電機製) FA用PC (NEC製) PLC (三菱) PLC (三菱) Step by Tomorrow TCC 3.導入の効果 システム構築までは、全てホストコンピュータを利用して生 産計画を立案していたため、生産現場とシステム上のデー タがリアルタイムに同期することができなかったため、現場 を実際に見るか作業者に問合せしないと現在の生産状況 を確認することができなかった。システム導入によりリアル タイムに生産現場の状況が把握できるようになった。 生産現場のリアルタイムな状況を画面上で把握し、オンデ マンドで生産計画を更新することができるようになった。ま た、実績データを基に、生産遅延の原因などを後の分析に 利用できるようになった。 生産計画に基づき、現場のマシンと連動できるようになった。 Webアプリケーションを基本とするため、端末構築の工数を 大幅に削減することができた。また、プログラムのメンテナ ンス(ソースファイルの展開)にかかる工数を大幅に削減す ることができた。 データベース・システムの利用、Webアプリケーション連携 (SOAP)により、他システムとの連携を容易に実現できた。
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