PowerPoint プレゼンテーション

行動(behavior)
欲求行動
(appetitive behavior)
生得的行動(innate behavior)
引き起こされる行動
行動を起こす刺激(レリーサー)
ジガバチの行動反応鎖の模型
レリーサー(環境刺激)に対する反応は
一定でない
生理状態(年齢,ホルモン,生理状態)
経験(学習)
によって異なることがある.
環境刺激の性質
オスに対する誘引率
通常の大きさ
通常の
大きさ
表はオレンジ色で裏は黒色(本物の蝶は灰色)
羽ばたき回数についても同じことが言える
ミドリヒョウモンArgynnis paphia
反射
(脳が関与しない)
運動ニューロン
感覚ニューロン
介在ニューロン
ゴキブリ:
尾角で感じたわ
ずかな空気の
動きに瞬時(1/
10秒未満)に
反応して走り出
す.
反射の例
1.付節が物体から離れると,飛翔が始まる.
2.チョウ,ハエで,付節が糖溶液を感知すると
吻が伸びる.
定位
外部刺激に対して空間における
自分の体軸を特定方向に変化
させること。
以下の3つ機構によって定位が
行われる。
走性
太陽の位置利用
ランドマーク利用
保留走光性
刺激源に対して,ある一定の
定位角を保って進む
ミツバチの帰巣
円ダンス
近距離
尻振りダンス
(8の字ダンス)
時間当たりの尻振り回数
少ないほど餌場は遠い
ロボットが音を出すと,
働き蜂に餌場の情報を
伝えることができたが,
ロボットが音を出さない
と,情報を伝達できな
かった。
随伴者は,餌場の情報を
得た後,胸部で巣をたたく
ことによって巣を振動させ
る。この振動を感じると踊
り手はダンスを止め,食物
サンプルを渡し,食物のに
おい,味,質についての情
報を与える。
尻を振っているとき,
蜂は羽を振動させ
て250-300Hzの音
を出している。
踊り手の羽音をダンス
の随伴者は触角の
ジョンストン器官で感
知して,踊り手の動き
を認知する
ジガバチ:
巣を周りの
ランドマー
クを手がか
りに探す
学習
花に降りて,
口吻が蜜腺
までに届く時
間
モンシロチョウにおける学習と記憶の限界
Aで色を学習させたあと,Aは消し
CとBを異なる色にし,どちらにくる
かを調べる。
ミツバチの舌が蜜に触れる3秒前から1秒後までの花の色が記憶される
この間に見た色が記憶される
ジガバチ
開放循環系
心門
背管:心臓と大動脈
心臓
大動脈
血体腔
背面横隔膜
囲心腔
内臓腔
囲神経腔
腹面横隔膜(存在しない目も多い)
血液(血リンパ)
血漿
血球(白血球の働き)
血球のほとんどが原白血球由来
血液の役割
(3,4は血球による生体防御である)
1)栄養物、老廃物、ホルモンの運搬(血漿)
2)凝固により、傷口をふさぐ(血球と血漿)
3)食作用(phagocytosis)(血球)
4)包囲作用(encapsulation) (血球;脊椎動物に
はない)
5)水力学的機能(血漿;脊椎動物にはない)
酸素と二酸化炭素の運搬はしない
脂肪体(fat body):
血体腔内に見られる白,黄,橙色のブドウ状の形をした
組織.老熟幼虫や休眠前の幼虫の血体腔内はこれで充
満する.中胚葉起源である.脂質,タンパク質,グリコー
ゲンを合成,貯蔵し,人間の肝臓と同じ機能を持つ.マル
ピーギ管が機能的でない発育段階では,尿酸や尿酸塩
を蓄える.
体温調整
熱源
輻射熱(日向ぼっこ)
飛翔筋の連続した収縮
太陽
A, B
輻射熱をさける
C, D, E
輻射熱を最大にする
飛翔筋の連続し
た収縮による熱
を得る
マルハナバチ
女王による子の
保温
胸部の体温
腹部の体温
子を保温中
胸部
腹部
向流熱
交換シ
ステム
飛翔中
向流熱交換システム
心臓の鼓動と呼吸(腹面横隔膜の運動,腹部の
伸縮運動)と同調しない。鼓動は弱く早く,横隔膜
呼吸は不規則で,腹部の伸縮運動も非常に弱い
か、ない
心臓の鼓動と呼吸運動が同調
向流熱交換システム が働
かない
人間における向流熱交換システム