社員を活性化させ報酬制度 国際経済学部 国際経営学科 4年 才賀 隆史 第1章 研究目的 • さまざまアルバイトを経験し、人はワークモチベー ション(働く意欲、仕事に対する動機)が高ければ高 いほど組織が活性化され生産性が上がり、その結 果業績も向上すると思う。 • 従業員のワークモチベーションを維持、向上して組 織が活性化するような賃金制度はないのか?を テーマにその答えを見つけたいと思う。 第2章 これまでの日本企業の賃金制度 • 職能給:従業員の職務遂行能力を基準として賃金 が決定する。 • メリット:職能給は努力した人が報われ、しなかった 人との差がつくことによって社員のモラール向上や モチベーションアップにつながる。 • 問題点:職務遂行能力を性格に測ろうとしても、どう しても年功的な運用に流れてしまう。 第3章 ワークモチベーション • ワークモチベーション:何かを欲求して動かす(され る)ということで、目標(ターゲット)を認識し、それを 獲得し実現するために、方向づけたり行動したりす ること。 • 競争力の源泉:競争力を高めるためには「もっと顧 客に貢献したい」「競争相手に負けたくない」「自分 を成長させたい」といったようなワークモチベーショ ンを刺激して、高める必要がある。 • モチベーションクライシス:企業の将来を託すために 採用した新卒社員が、入社3年以内に30%も辞め ている。 トータルリワード • 金銭報酬:月例賃金、賞与、インセンティブ、退職金 制度、能力開発 • 非金銭的報酬:やりがい、仕事の重要性、面白み、 社会的認知、ステイタス感 第4章 成果主義賃金制度 • 定義:個人の成果に応じたメリハリをつけた賃金を 支払うことで社員のやる気を引き出し、組織を活性 化させることによって会社業績の向上を実現する • メリット:「個人の貢献度と賃金のギャップが縮小し、 貢献度の高い者へ有効に報いられるようになっ た。」、「処遇のメリハリの拡大により、“やればやっ たなりの報酬”の実感と納得が高まった」、「人件費 のコントロールや抑制がしやすくなった」、「社員の やる気や能力を引き出せるようになった」 問題点: • 相対評価により個人目標をクリアしても賃金が上が らないことがある。 • 「個人主義」になりやすい。 • 評価制度。 自律的アサイメント制度 • FA制度:社員が希望する仕事や職種に自らを売り 込みかけ、希望先の部門がその社員と面接し、採 用を決定する。 • 社内公募制度:会社が必要とするポストや職種の用 件をあらかじめ社内に公開し、それに応募してきた 者の中から必要な人材を選抜する。 第5章 結論 • 賃金や賞与といった金銭的報酬だけでは従業員を 動機付け生産性を高めることができない。仕事のや りがいや面白さといった非金銭的報酬が必要不可 欠で重要である。 • 職能給における非金銭的報酬:ノミニケーション、福 利厚生、家族をサポート。 今後の課題 • • • • • • • 自律的アサイメント制度 レコグニション制度 社員表彰制度 キャリア支援 ノミニケーション 上司に褒められる、認められる フラワープレゼントinシリコンバレー などの非金銭報酬を10個ほど調べる。 終り
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