平成23年度税制改正に伴うネットde記帳の対応について平成23年度税制改正対応の概要１．所得税申告書（雑損控除等）震災関連寄附に係る寄附金控除の特例の創設２．所得税申告書（各保険控除） ※入力方式の変更３．所得税申告書（配偶者扶養控除）扶養控除の見直しと、それに関連した様式変更に伴う仕様変更４．所得税申告書（税金の計算）住宅借入金等特別控除等の適用期間に係る特例の創設認定ＮＰＯ法人寄附金特別控除の創設公益社団法人等寄附金特別控除の創設震災関連寄附に係る寄附金税額控除の特例の創設電子証明書等特別控除の見直し５．所得税申告書（所得の内訳）様式変更に伴う仕様変更６．所得税申告書（事業専従者）様式変更に伴う仕様変更７．所得税申告書（住民税・事業税）扶養控除の見直しに関連した様式変更に伴う仕様変更８．所得税申告書（繰越損失） ※追加リリース予定第四表に東日本大震災の被災者の方用の付表を追加所得税申告書は、子ども手当（平成22年度創設）への対応等により、特に第二表を中心に大幅な様式変更が行われています。 1. 所得税確定申告書（雑損控除等）寄附金控除の見直し入力画面区分追加とそれに伴う様式変更に合わせて入力欄が変更されています。申告書【第一表】区分欄が追加されました。【第二表】震災関連の記入欄が追加されました。 2.所得税確定申告書（各保険控除）入力仕様の変更入力画面入力方式が変更になりました。【ご説明】１つの領収書に地震保険料と（旧）長期損害保険料が記載されている場合に対応できるよう、入力欄を１つに統合し、確定申告書第二表に記載される地震保険料と旧長期損害保険料の計を表示するように変更しました。申告書 3. 所得税確定申告書（配偶者扶養控除）扶養控除の見直し入力画面様式の変更に合わせて明細行が3行に減り、併せて障害者控除の入力欄が分離されました。障害者控除の入力欄が独立しました。金額は人数に応じて自動計算されます。申告書【ご注意】 ①扶養控除の対象者が16歳以上になりました。 ②扶養控除と障害者控除の入力欄が分離しました。お手数ですが、それぞれの欄への入力をお願いします。 ③会計年度が「2011年」以降の場合、使用しない欄はグレーアウトとなります。 4. 所得税確定申告書（税金の計算）寄附金控除の見直し入力画面【第一表】区分欄が追加されました。電子証明書等特別控除の上限額が変更になりました。【ご説明】創設された「認定ＮＰＯ法人寄付金控除」「公益社団法人等寄附金特別控除」の入力欄は、（31）-（34）となります。申告書【第一表】記入方法が変更されました。区分が追加されました。 5. 所得税確定申告書（所得の内訳）様式変更に伴う仕様変更入力画面明細数が変更になりました。申告書【ご注意】会計年度が「2011年」以降の場合、使用しない欄はグレーアウトとなります。【第二表】明細数が変更されました。 6. 所得税確定申告書（事業専従者）様式変更に伴う仕様変更入力画面明細数が変更になりました。申告書【ご注意】会計年度が「2011年」以降の場合、使用しない欄はグレーアウトとなります。【第二表】明細数が変更されました。 7. 所得税確定申告書（住民税・事業税）扶養控除の見直し入力画面 16歳未満の親族についての入力欄が新設されました。様式の変更に合わせて入力画面全体の配置が変更されます。申告書【ご注意】扶養控除の対象者は16歳以上になり、16歳未満の親族は第二表の「住民税・事業税に関する事項」に記載するようになりました。 8. 所得税確定申告書（繰越損失）被災者用の損失申告（※）付表の詳細仕様が未公開のため、追加リリースとなります。選択画面条件に該当する方は選択画面でチェックをします。入力画面【ご説明】震災特例法第7条（純損失の繰り越し控除の特例）の規定の適用を受ける方は、申告書第四表（損失申告用）の「3 翌年以後に繰り越す損失額」に代えて「付表（東日本大震災の被災者の方用）」を使用します。選択画面でチェックを入れると「繰越損失」画面の内容が差し替わります。申告書【第四表】「平成23年度分の所得税の確定申告書（損失申告用）付表（東日本大震災の被災者の方用）」が用意されます。詳細未公開 ≪参考≫所得税確定申告書B 第二表今年度の第二表今年度の税制改正では、第二表の様式が大幅に変更されています。明細行数が減少しました。「震災関連寄附金」が追加されました。昨年度の第二表明細行数が減少しました。明細行数が減少しました。「住民税・事業税に関する事項」に「16歳未満の扶養親族」欄が追加され、レイアウトが大幅に変わりました。本資料に関する留意事項 • 本資料は平成23年11月25日時点で明らかになっている内容に基づき作成されています。その後、新たな情報公開等があった場合には、内容が変更になる可能性があります。ご了承ください。 • 資料内の画面写真等は、あくまでもサンプルです。金額等が入っている場合がありますが、入力画面イメージに表示されている金額等と、帳票イメージに表示されている金額等は、必ずしも対応してはおりません。ご注意ください。 • 入力画面イメージについては、開発過程のサンプルを使用しておりますので、色や項目の配置等が変更になる場合があります。 • 帳票イメージについては、国税庁の公開仕様を基に開発・調整中であり、細部の寸法等は実際の様式と異なっている場合があります。 • 詳細な入力方法等については別途、差分マニュアルをご提供いたします。