スライド 1

3-1 メリット デメリット
「メリット」
・顧客管理が容易になる。
・現金レスによる防犯効果。
・広告効果。
・顧客の確保独占。
「デメリット」
・多額の設備投資が必要。
・利用手数料の支払いが必要。
3-2 コンビニ業界の現状
なぜ多額の費用が掛ってまで
電子マネーを導入するのか?
そこにはコンビニ業界の現状が関わってい
るのではないでしょうか?
コンビニの売上高・店舗数の推移
単位(百万円)
7,300,000
単位(店)
41,000
7,200,000
40,000
売上高
店舗数
7,100,000
39,000
7,000,000
38,000
6,900,000
37,000
6,800,000
6,700,000
36,000
6,600,000
35,000
(平成)
14
15
16
17
18
<出典>日本フランチャイズチェーン協会統計データを元に作成
⇒ここ数年売上高・店舗数は右肩上がりの成果です。
単位(百万円)
186
185
184
183
182
181
180
179
178
(平成) 14
1店舗あたり売上
15
16
17
18
<出典>日本フランチャイズチェーン協会統計データを元に作成
⇒しかし、1店舗あたりの売上は良いものとは言えません
平成14年の値を1とした場合
1.15
売上高
1.1
1.05
1
店舗数
0.95
0.9
0.85
平成 14
15
16
17
18
1店舗あたり
売上
<出典>日本フランチャイズチェーン協会統計データを元に作成
⇒コンビニを必要とする需要を追い越すようになった
3-3 思惑
飽和状態の現在で売上を伸ばすために
電子マネーをいかせないだろうか?
ちなみに、電子マネーは一般的に
残高の清算ができない
n=457
160
140
120
回 100
答 80
数 60
40
20
0
電子マネー利用額(1か月当たり)
五
百
円
未
満
千
円
未
満
三
千
円
未
満
五
千
円
未
満
一
万
円
未
満
一
万
円
以
上
(出典)「消費者のICTネットワーク利用状況調査」 (平成18年3月)
仮に!
A
月/3,000円
消
費
コ ン ビ ニ
↓
コ ン ビ ニ
コ ン ビ ニ
現段階で自分の店に
使われるお金は
ⅹ
3,000
円
Aさんが自社の電子マネーに加入したとしたら
月/3,000円
A
消
費
五百円
コ ン ビ ニ
↑
↑
千五百円
チャージ
電子マネー
コ ン ビ ニ
コ ン ビ ニ
自
電子マネーにより1,500円確保と
不確定に使われるX/1,500が使われることになり
電子マネー加入前より多く確保できる。
1,500
+
X
1,500
すなわち!!
これからの業績の安定、上昇のカギとなるのが、
いかに多くの自社の電子マネー利用者を作ること
ができるかが重要になっていくと思われます。
4 電子マネーまとめについて
これまでEdyとSuicaが競い合う形で市場の開拓
を進めてきた。
そこに新たな電子マネー、nanaco、WAONの2陣
営が参入によりさらなる電子マネーの普及、市場
の拡大が予想される。
先にも言ったように業績の安定確保のためにはい
かに多くの自社の電子マネーを普及させるか
この先どのように電子マネーを普及させて行くの
かを現状を元に考えてみた。
「独占型」
例:nanaco等
利用者にポイント等の付加価値を付け集客する。利用
場の限定により強い独占力を持っている。難点としては
利用場の限定による用途の少なさだ。
<画像:nanaco公式サイトより>
「開放型」
例:ID、旧Edy等
他業種、同業種と手を組み1枚の電子マネーに多くの利
用途を持たせ便利さにより集客する。難点としては
チャージ分の自社消費量の確立が難しいことだ。
<画像:Edy公式サイトより>
「開放付加型」
例Edyなど
型としては「開放型」のように1枚の電子マネーを多用化
させ普及させ。同業者間での消費確保として、プレゼント
やEdy仕様での特定商品割引やポイント等の付加価値を
付け集客をする。
<画像:Edy公式サイトより>
まとめ
電子マネーが登場してからのこの短い期間で様々に進化
してきた。 発売された頃はただその店で使えるだけだった
電子マネーも消費者の普及、確保のために様々に進化して
きた。
電子マネーがこの先どのように進化するかはわかりませ
ん。ひとつ例を挙げるならば現在の携帯電話会社が互いに
互いを刺激し合い利用者にとってより良いサービスが生ま
れ、より多く普及させたように
電子マネーもその進化はさらに続き、利用者にとってより
良いサービスが生まれ、今では想像も出来ないモノになり
我々消費者の生活に無くてはならないモノの一つになってい
くだろう。