電子マネーの現状と今後について 1DS05196G 豊田 真大 1DS05213M 渡邉 光寿 目次 • • • • 電子マネーとは 電子マネーの媒体の説明 電子マネーの代表例 今後の展望 電子マネーとは • • デジタルデータにお金の価値を持たせたもの プリペイド型 – • 日本語で”前払い” 、あらかじめ現金が入金されていないと 使えない ポストペイ型 – 日本語で”後払い”、入金されてなくても使えて、あとでクレ ジットカードなどにより支払う 電子マネーの媒体 磁気カード vs ICカード 第1R キャパシティ • 磁気は72文字、ICは8000文字 • CPUを搭載したものはさらに高度な処理が 可能 磁気カード vs ICカード 第2R 安全性 • 磁気カードは「スキミング」などの偽造, 不正 被害を受けやすい • ICカードはICチップが制御を行っているため、 不正使用は技術的にはるかに困難 磁気カード vs ICカード 第3R 運用コスト • 磁気カードはオンラインでの通信を必要とす るため、運用コストがかかる • 改札などの磁気カードを読み取りする機器 には掃除、修理のメンテナンスに費用がか かるがICはゼロ • ICカードはCPUが制御を行えるので、通信 を必要としない場面でのコスト削減が可能 磁気カード vs ICカード 第4R 発行コスト • 磁気カードは1枚100円程度 • ICカードは、1枚約1000円から2000円ほど • カードを読み取る機械を磁気カード型からIC カード型へと全てかえてしまうのには膨大な コストが必要 接触型 vs 非接触型 第1R 安全性 • 非接触型は、カードと読み取り機 間で電波をやりとりする経緯を盗 聴される心配 • 接触型にはこの心配がない ただし、非接触型でも、仮に盗聴された としても 簡単にデータの改ざんなどで きないよう暗号化されている 接触型 vs 非接触型 第2R 処理時間 • 簡便性に重きをおく非接触型 がスピードの面では勝る • 接触型はより堅牢なセキュリ ティを重視するため、処理に やや時間がかかる 接触型と非接触型の両方を備えたカードも登 場 データ通信方式 • 接触型・・・EMV など • 非接触型・・・TypeA, TypeB, Felica など Felica vs その他 第1R スピード • Felica方式は、高速な非接触型、高速な共通 鍵暗号方式を採用 • このことからJR東日本のSuicaにFelica方式 が採用されたことを皮切りに日本では完全に Felicaが普及 Felica vs その他 第2R 安全性 • 共通鍵暗号方式はセキュリティ に不安が残る • Felica方式は海外ではほとんど 使われていない *ただしFelicaも認証するたびに暗号の 鍵をかえるなどの工夫で高いセキュリ ティを保持している 電子マネーの代表例 • • • • Edy Suica PASMO nanaco 1.Edy •最も一般的な流通系電子マネー •ビットワレット社発行でプリペイド型 •am/pm,サークルKの全店で使用可能 •ANAのマイレージと相互交換が可能 •インターネットショッピングにも利用可能 2.Suica • 最も一般的な交通系電子マネー • JR東日本発行でプリペイド、ポストペイ型が 存在 • JALのマイレージをSuicaにチャージできる • 一部のキヨスク、ファミリーマートでも使用可能 • 2007年3月、PASMOとの相互利用可 能に 3.PASMO • 2007年3月18日からサービス開始 • 株式会社パスモが発行・運営し、プリペイド、ポス トペイ型が存在 • 首都圏の私鉄・バスで利用可能 • Suicaと相互換性があり、Suicaが利用できる ところすべてで利用可能 • 8月頃まで、PASMO定期券以外の新規発行 を中止 4.nanaco • • • • 2007年5月28日福岡でサービス開始 セブン&アイ・ホールディングスが独自に発行 店舗のレジや銀行ATMでチャージ可能 利用金額に応じて独自のポイントが貯まり、 そのポイントがnanacoに交換可能 • 利用のために入会申し込みが必要 • 今後他の電子マネーにも対応予定 今後の展望 • 今後ますます利用エリア、頻度が拡大!? • 規格の統一ですべてがカード一枚で済むよう になる!? • 短距離無線通信規格NFCがFelicaの後継と なる!? • 高機能になれば重要視されるのがセキュリ ティの問題だが、現在100%安全にデータを やりとりする手法は存在しない
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