2003年度 データベース論 安藤 友晴 この講義の内容 データベースの復習とアプリケーション制作 Javaを使ったWebアプリケーションの制作 実践的なアプリケーション開発に必要なJavaの知 識の修得 この講義について 担当者が変更になりました。 – 丸山 安藤 評定は 試験+2回(予定)のレポート 出席はとります。 Webアプリケーション概説 データベース論 第1回 2種類のWebページ ただ見るだけのもの ユーザがWebページに何か入力して使うもの – サーチエンジンなど サーチエンジンの動き 1. 2. 3. 4. 5. サーチエンジンのページを呼び出す。 調べたい言葉を入力する。 検索ボタンを押す。 その言葉に関するWebページのリストが出力さ れる。 リストの中からWebページを選んで見てみる。 サーチエンジンの動きを整理すると・・・ 調べたい言葉を入力すると、Webページのリスト が出てくる。 入力した言葉によって、出力されるページが違う。 そのためには、サーバ側で何かの処理が行われ ている。 Webアプリケーションとは何か Webアプリケーションとは、「ユーザがWebブラウ ザを使って何かを入力し、必要な結果を得る」Web ページ。 – サーチエンジン、本の検索、商品の購入、掲示板など なぜWebアプリケーションか アプリケーションを使う側の理由 – – 特定のソフトをインストールしなくても、Webブラウザが あれば良い。 操作は簡単。 アプリケーションを提供する側の理由 – – 既存のWebサーバをそのまま使える。 集中管理できるので楽。 なぜ Java + Webアプリケーションか この場合、Javaは速い – – ライブラリ・ツールの充実 – GUIも使ってないし、いちいち起動する必要もない。 プロセスではなく、スレッドで処理 もともと揃っているうえに、最近は特に充実。 HTMLとプログラムの分離が容易 – 他ではなかなか難しい。 Java + Webアプリケーションって 流行ってるの? 大規模なビジネスアプリの世界では、Javaベース の「アプリケーション・サーバ」が流行。 – – – Oracle, BEA, IBM, Apple など。 COBOLベースの事務情報システムの置き換え。 現在のJavaの主戦場。 企業内のシステムに多い。 個人サイトはこれから。 Webアプリケーションの仕組み (1) 3層モデル Webアプリケーション (J2EE) の基本パターン Webアプリケーションの仕組み (2) CGI による動的なページの作成 動的なページ → ユーザからの入力に応じて出力 結果が変化 静的なページ → 普通のページ 通常は CGI – – CGIは重い。負荷が集中すると辛い。 セッション管理が大変。 Webアプリケーションの仕組み (3) Servlet と JSP Servlet – – JSP – – HttpServlet を継承する Javaプログラム。 HTML を埋め込める (あまり使わないけど) ほとんどHTML Javaプログラムを埋め込める (あまり使わないけど) どちらも「Webコンテナ」で動く。 普通は Servlet と JSP を組み合わせて使う。 Webアプリケーションの仕組み (4) データベースの必要性 Webアプリケーションは「データ」を処理する。 – – – 図書データ 在庫リスト 掲示板の記事 「データ」は保存される (= 永続性を持つ) データベースを使うと面倒がなくて良い。 – データをただのファイルで保存しておくと、遅いし面倒。 この講義の内容(具体的に) データベースとJDBCの復習 基本となるHTTPプロトコル Servlet と JSP による Webアプリケーション Webアプリケーションの設計 データを保持するための JavaBeans とコレクショ ン・フレームワーク その他、Webアプリケーションに必要なこと
© Copyright 2024 ExpyDoc