2003年度 データベース論

MVCモデル2とJSF
J2EE II 第6回
2004年11月4日
1
ここでの内容

JSFで「MVCモデル2」がどのように実現さ
れているか学ぶ。
2
MVCモデル2の概要
3
概要

Webアプリケーション
を構成する要素を3つ
に分ける。



Model
View
Controller
4
Model


アプリケーションのデータ
と必要な処理(=ビジネス
ロジック)をまとめたもの
JavaBeans(あるいはその
コレクション)を使う
5
View


Model を表示させる
部分
JSPを使う
6
Controller


Model と View を制
御する
Servletを使う
7
処理の流れ

Servlet がHTTPから要求を受け取り、必要な処
理をする。




データベースへのアクセスなど
処理した結果を JavaBeans に格納する。
Servlet は JavaBeans (または、Beans をまとめ
たコレクション) を JSP に渡す。
JSP はタグライブラリを駆使して処理結果を出力
する。

Bean のプロパティを出力する
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JSFでのMVCモデル2
9
概要


JSFでもMVCモデル2を採用
JSF は (主に) View と Controller を担当
10
Controller


“FacesServlet” という Servlet が
Controller となる。
Webブラウザからの要求は、すべて
FacesServlet が処理をする。
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View




JSP が受け持つ。
JSP 独自のタグライブラリを用いて、UIコン
ポーネントを表示する。
「レンダラ」という機能によって、タグがどの
ような HTML を出力するか切り替えること
ができる。
Value Binding や Method Binding を利用
できる。
12
Model


JavaBeans を利用する。
Value Binding によって、JavaBeans の「プ
ロパティ」を便利に活用できる。
13
パラメータとビジネスロジック


HTMLのフォームから入力されたパラメータ
は、Managed Bean (または Backing
Bean) と呼ばれる JavaBeans に格納され
る。
アプリケーションで使うビジネスロジックも、
Managed Bean に記述できる。
14
faces-config.xml

faces-config.xml というファイルに、次のよ
うな情報を記述する。



どの Managed Bean を利用するか
どの画面からどの画面に遷移するか
などなど
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