南海トラフ想定地震の津波シミュレーション 結果による静岡県内の津波遡上高と実際 の地形との比較分析 総合科学専攻 30216017 永田聖大 はじめに 内閣府による南海トラフのレベル2津波シュミレー ションが2012年に公表され、それを受けて静岡県 も第4次被害想定を2013年に作成・公表した。 しかし、両者の津波浸水域は一部で大きく異なっ ていて、また標高や地形との比較はされていない。 研究目的 内閣府と静岡県のそれぞれのレベル2津波の遡上 高の標高分析を行い、その意味や食い違いの原 因について考察する。 研究方法 内閣府と静岡県のそれぞれの津波溯上範囲を読み取り、 Google Map上に精密に描く。 両者を比較し、食い違う場所や範囲や特徴を明確にする。 その食い違う場所や範囲や特徴は、なぜそうなっている のかを、防波堤や川の高さを調べて理由を考察する。 (標高がわかるWeb地図を利用) 参考資料 ・静岡県統合基盤地理情報システム http://www.gis.pref.shizuoka.jp/?mc=16&mp=1501&z=14&ll=35.006523,138.523262 ・標高がわかるWeb地図 http://www.gsi.go.jp/johofukyu/hyoko_system.html ・静岡県第4次地震被害想定(第一次報告) http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/4higaisoutei/shiryou.html ・国土地理院 地理空間情報ライブラリー(色別標高図KMLファイルのダウンロー ド)http://geolib.gsi.go.jp/download.html
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