The Bas-Relief Ambiguity P. Belhumeur, D. Kriegman, A. Yuille Int. Journal of Computer Vision, 1999 宮崎大輔 概要 • bas-relief – bas-relief (1) – GBR変換 (2) – bas-relief ambiguityの例 (1) • 陰影におけるbas-relief ambiguity (3) • motionとbas-relief ambiguity (1) • photometric stereoとbas-relief ambiguity – 古典的photometric stereo (1) – 積分可能性制約とGBR変換 (2) – GBR曖昧性の除去 (1) Bas-relief (浅浮き彫り) GBR変換 • 点(x, y)の高さをz=f(x, y)、fのxとyの偏微分 をfx, fyとすると法線は f x n ( x, y ) f y 1 • GBR(generalized bas-relief)変換は f ( x, y) f ( x, y) x y GBR変換 1 0 0 G 0 1 0 1 1 G 0 0 0 0 1 • 上のGを使ってGBR変換を表す • 点 p ( x, y, f ( x, y)) と GBR変換後の点 p ( x, y, f ( x, y)) は p Gp の関係がある T n G n の関係がある • 表面法線は • sは光源方向ベクトルであるとする 影 • 表面fが光源s下で、影 ↓ fをGBR変換Gで変化させた表面fが光源s=Gs下で、 影 陰 • 影なし、Lambertian表面を仮定 • 表面fのアルベドがaの時画像の輝度Iは I f ,a,s ( x, y) b( x, y) s T • bはアルベドaと単位法線nをかけたもの • fがfに変換された時、アルベドは 1 2 2 2 ( f ) ( f ) 1 a x y a f x2 f y2 1 陰 • アルベドa、Lambertian表面fの画像 || アルベドa、Lambertian表面fの画像 (ただし、fは任意のGBR変換を施したもので あり、aは前のスライドにある式から求める) 浅浮き彫り曖昧性:モーション • • • • 画像は画像平面に対して正射影を仮定 微小移動を行い、motion fieldを取得 motion field: 各点の速度の集合 表面fのmotion field || 表面 f ( x, y) f ( x, y) のmotion field • 微小移動では浅浮き彫り曖昧性が残る 古典的photometric stereo • 影なし、Lambertian表面を仮定 • 表面fのアルベドがaの時画像の輝度Iは I f ,a,s ( x, y) b( x, y) s T • bはアルベドaと単位法線nをかけたもの • 異なる光源下で複数の画像を取得 • 光源の位置と強さが既知(i.e. sが既知) →bを求める事ができる • 以下、光源が未知の場合を考える 積分可能性制約 • Integrability constraint (積分可能性制約) とは f xy f yx すなわち、 b 1 b3 b2 y b3 x T なお、 b (b1 , b2 , b3 ) であり、添え字xとyは 偏微分を表す 積分可能性制約=GBR変換 • b(x,y)が、アルベドがa(x,y)で表面がf(x,y)の ものを表す時、b*(x,y)=Ab(x,y)が積分可能 性制約を満たすものは、A=G-Tである • Lambertian表面fで、異なる光源下で3枚 以上の画像を取得し、積分可能性制約を 用いると、表面fをGBR変換まで制限できる • アルベドや光源の情報を得ていた場合、こ の曖昧性を少なくできる GBR曖昧性の除去 • アルベドa(x,y)が定数(もしくは既知)である か、光源si全てが同じ(もしくは既知) ↓ GBR曖昧性Gは以下のように制限される λ=±1、μ=0、υ=0 (in-out ambiguity) (c) Daisuke Miyazaki 2001 All rights reserved. http://www.cvl.iis.u-tokyo.ac.jp/
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