JAMSTEC/IORGC 海大陸観測研究計画 観測網展開 Land Sites Mooring Buoys Vessel Philippines Site R/V Mirai + Sfc Buoy MISMO SuperSite Palau Profiler and Radar Super Site Maldive Sites JEPP/MC Radar Network HARIMAU JEPP Buoy Network Radar Site Sonde Site SfcMet Site MISMO : Mirai Indian Ocean cruise for the Study of the MJO-convection Onset MJO対流オンセットに関するインド洋集中観測 目 的 : MJOに伴う積雲対流活動のオンセットを捉え、大気と海洋の変動を調べる。 具体的には、1)大気の鉛直構造、2)大気-海洋相互作用、3)海洋応答、 を明らかにすることを目指す。 【 MJOとは ・・・ 】 熱帯インド洋で発生した数1,000km規模の雲群が西部太平洋へ東進 する現象。発見者(マダンとジュリアン)にちなんで、MJOと呼ばれる。 時 間 【特徴】 1)熱帯で最も卓越する変動成分 → 熱帯気候の理解に不可欠 2)西風バーストの発生 → エルニーニョ現象発生要因の1つ 3)熱帯低気圧の発生やアジア・オーストラリアモンスーンに寄与 → 中緯度の気候・気象にも影響 【 集中観測の意義 】 これまで、MJOをターゲットにしたインド洋における集中観測が実施さ れたことがなく、発生メカニズムは未だ解明されていない。 「みらい」を中心に、船舶・ブイ・島からなる観測網を構築し、海洋から 大気まで時空間的に密なデータを初めて取得し、解明に資する。 インド洋 太平洋 大西洋 MISMO Observation Network Argo-type float 15N R/V Mirai Maldives Is. Buoy Argo-type float Maldives ● AWS ● GPS receiver ● Radiosonde Buoys 5N ● AWS Eq. JEPP radar (HARIMAU) 5S ● AWS ● GPS receiver ● Radiosonde ● Ceilometer ● X-band Doppler radar ● Disdrometer R/V MRIAI MR06-05 Cruise Intensive Observation at (0, 80.5E) IOP: Oct.26 – Nov.24, 2006 (30 days) 15N 70E 80E 90E 100E 観測概要 (1) 「みらい」 MR06-05 レグ1 及び レグ2 航海 (2006年10月-12月) レグ1(10月16日~11月27日:シンガポール-マレ)、 定点(10月26日~11月24日:Eq. 80.5E) ゾンデ1日8回(10月22日~11月26日) レグ2(11月28日~12月13日:マレ-シンガポール)、 ドップラーレーダー や ラジオゾンデ 等を用いた定点における集中観測の実施。 同時にCTDやアルゴフロートなどで海洋変動を捉える。 (2) モルディブにおける気象観測 (2006年10月-11月) 設置(8月28日~9月18日) 集中観測(10月22日~11月25日) 数1,000km にもおよぶ MJO 積乱雲群 の 東西構造 を明らかにするため、 「みらい」の西側 約800km 離れた 73E に位置するモルジブ諸島において シーロメータ、GPS受信機、AWS等による連続観測と、 ドップラーレーダー や ラジオゾンデ 等による集中観測を実施する。 ゾンデ: マレ 1日2回、 ガン 1日4回
© Copyright 2025 ExpyDoc