測定器開発室 SiPM/MPPC Reviewer’s comments 9月のレビューのおさらい SiPM/MPPC開発に取組む必要性 これまではHPKがデバイスを開発し、 T2K, ILCグループがサンプルをテスト サンプルのテストを進める中で、 ピクセルごとの性能評価の重要性を認識 HPKではピクセルごとの性能評価を行えず、 また積極的に行う状態でもない ピクセルごとの性能を調べ、HPKの開発にフィードバック 実験プロジェクトに依存しない共通の利益 KEK測定器開発室で取組む価値がある ただし、ロシア製SiPMに対する独自性、優位性をより明確に 日本ユーザがサポートしてHPKで開発する必要性 17年度の計画 レーザ照射装置の設置 KEKで実際に開発に関れるマンパワーには限界 ファシリティを開発室が用意しユーザに開放 開発室発足当初より想定されていたひとつの形態 デバイスの可用性を判断するために緊急性がある 17年度中に装置を完成させて測定を始められることを目 指す パルスレーザーのノイズ対策、光量、光学設計などは 注意して設計する必要 17年度の計画を速やかに進めることが妥当 18年度以降の計画 パッケージやマウントの方法、読み出し 実験プロジェクトの測定器設計に強く依存 SiPM/MPPC開発で開発室プロジェクトが担う部分はどこか 今後の開発室の評価・存続にも重要 開発室プロジェクトとしてのゴールの再検討 実装等に踏み込むのか デバイスの可用性が判断されればよいか レーザ照射装置の準備とデバイステストの結果を踏まえて、 来年度以降の計画については再提案してほしい 4月11日現在でのコメント 17年度の達成度 大学でのR&Dの進展 測定器開発室がまとめ役 ユーザ層の拡大 (名古屋大、防衛大、ワークショップ) 「正しい」動作モードを確認 T2Kには使えるレベルのサンプルが供給された KEKレーザ照射装置 3月末に納品、調整 → 想定内 大学でのR&D、KEKレーザ照射装置ともに 各大学の大学院生の方の大きな貢献 18年度に期待すること デバイスとしての理解を深める シミュレーションへの取り組み どのような将来像を描くか パッケージ 大面積化 高リニアリティ T2K用の目処がたった段階で、 デバイスへの取組みの弱体化の危惧 R&Dの組織の強化
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