スライド 1

社団法人 関東ニュービジネス協議会 御中
「タイムマネジメントとは・・・」
―タイムマネジメントの正しい認識と活用方法―
http://www.jtime.or.jp/wbt/nbc.htm
日本タイムマネジメント普及協会
http://www.jtime.or.jp
ノウハウ提供:株式会社 仕事の科学研究会
http://www.450.co.jp
2007.09.05
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1.時間管理ではありません
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時間を止めたり、増やしたり、減らしたりは誰にもできません
つまり、時間管理は論理的には成り立たない言葉です
時間管理の本来意味するところは「時間を資源と捉え有効に使う」ことです
「有効に使う」目的はビジネスでは「上手に仕事をさばく」ことです
タイムマネジメントは時間管理ではなく「上手に仕事をさばく」こと(仕事の管理)です
タイムマネジメントは「時間管理」の技術ではなく、
「上手に仕事をさばく」=「仕事管理の技術」です
* この考え方に基づき、トレーニング、コンサルティングを実施しています
<例>
時間管理型
・10時から○○しよう
時間に仕事を貼り付ける
仕事管理型
・○○は10時からしよう
仕事に時間を貼り付ける
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2.単なるハウツー、仕事術ではありません
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タイムマネジメントは技術です。修得するには時間がかかります
技術は一人一人の個人によって得手不得手が生じます
当然、技術の習得にも個人差が生じます
「○○をやったら仕事がうまく行く」などの誰にでも当てはまるハウツーなどはありません
一人一人が自分に合った技術を
自分で身につけるしか方法はありません
* トレーニングコースでは、お一人一人が自分に合った技術を見つける
お手伝いと、それを定着させる為の手法を紹介します
<例>
to do リストの書き方にみる技術の差
STEP 0
書かずに
出たとこ勝負
STEP 1
とにかく
書くだけ
STEP 2
具体的に
書くことができる
STEP 3
期限が先のものも
書き出せる
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3.管理強化の手法ではありません
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タイムマネジメントには、組織が個人を管理するイメージがつきまといます
タイムマネジメントは技術です。個人の仕事の成果を向上させる技術です
組織が個人を管理するのではなく、個人が仕事を管理する技術です
組織が行なうべきは、個人が仕事の管理を上手に行なえる環境の提供です
タイムマネジメントを管理強化の手法として採用すると
個人のモチベーションを著しく低下させます
* トレーニングコースや、コンサルティングでは、まずお一人一人の
モチベーションが向上する事を出発点に指導させて頂きます
<例>
かつてブームを起こしたDIPSの悪例
「がんばるタイム」の導入事例
・最大2時間を目途に全社で集中して仕事をする時間を特定
・短期的には成果は出たもののモチベーション低下が時間とともに増大
期限で管理される分にはモチベーションの低下には至らないが、開始で管理
されるとモチベーションは著しく低下する。
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4.あらゆる取組みの基本・基礎となる技術です
• リーダーシップ、コーチング、チームデベロップ、セールス強化、メンタルヘルス
などなどある様々なトレーニングの基礎となる技術です
• CS、CRM、コンプライアンス、時短、企業変革、合併などの様々な企業内取組みの
土台となる技術です
■農業でたとえれば、岩盤や砂漠などの不毛の地に種を蒔いても
実にはなりません
■ タイムマネジメントの技術は種を蒔いたらすぐ実がなるような
土壌をつくる技術ともいえます
<例>
・グローバルスタンダードの前にわが社スタンダードさえない
・OSの異なるパソコンを繋いでもネットワークは十分に機能しない
・同一のOSなら100%のパフォーマンスを発揮する
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5.仕事のしくみを知ると技術がわかります
• タイムマネジメントの技術は、一人一人が自分に合った技術を見つけ、それに習熟
することです
• その為には、単なるハウツーを覚えるのではなく、仕事のしくみ、原理・原則を知ることが
出発点です
• 複雑に見える仕事の「しくみ」や「原理・原則」を知るには仕事を単純化する両極併存の
考え方が有効です
• 各自が仕事のしくみ、原理・原則の共通認識を持つとそれだけで、仕事の成果は
出やすい状況となります
両極併存の発想で、従来の仕事のさばき方の間違いを明確にし、
成果の出る手法を紹介します
<例> 両極併存のパターン
はじめ ⇔ おわり
質⇔量
目標 ⇔ 実績
自分一人 ⇔ 他人共同
予定 ⇔ 突発
継続 ⇔ 企画
やる気 ⇔ やり方
共有化 ⇔ 公平化
リーダーシップ ⇔ メンバーシップ
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6.大きな三つの技術から成立っています
• 社長の仕事と新入社員の仕事に共通するしくみを知ることが出発点です
• 私達の仕事は「自分一人でやる」と「他人と共同でやる」のたった二つの仕事の組合せで
成立っています
• 「自分一人でやる」仕事には、専門知識(ナレッジ)は不可欠です
• 「他人と共同でやる」仕事にはコミュニケーションスキルは不可欠です
• 専門知識とコミュニケーションスキルを最有効に機能させるのが「仕事のさばき方」です
タイムマネジメント(仕事を上手にさばく)は、
専門知識、コミュニケーションスキル、仕事のさばき方の
三つの技術から成立っています
* トレーニングコース、コンサルティングでは、各自及びチーム・組織の
この3つのスキルの状態の把握と、スキル向上の方策をお伝えします
<例>
ユニチャームのSAPS(スケジュール、アクション、パフォーマンス、スパイラル)
・専門知識、コミュニケーション、さばき方が同時に向上するマネジメント手法を
導入し、個人は仕事が楽に会社は業績向上を目指しています。
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7.個人にだけ通用する技術ではありません
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•
基本は一人一人の個人の「仕事のさばき方」を向上させる技術です
その個人がチームリーダーの場合、チームの「仕事のさばき方」も向上させる事が出来ます
その個人が経営者の場合、会社の「仕事のさばき方」も向上させることが出来ます
全社員が身につければ、会社の業績が向上するだけでなく、取引先の「仕事のさばき方」
も向上させる可能性があります
個人も、チームも、会社もそして相手先も
上手に仕事をさばける技術です
* 個人に対しては、トレーニングコースで、企業・組織に対してはコンサルティング
でノウハウを提供いたします
<例>
「四つの時間」(仕事の原理・原則のひとつ)の個人、チーム、組織での活用方法
他人共同
自分一人
はじめ
おわり
はじめ
おわり
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8.仕事力を向上させる取組みは大きく2つあります
• 一人一人の個人は専門知識、コミュニケーションスキル、仕事のさばき方の
3つの技術を習得、向上させることです
• チーム、組織では専門知識、コミュニケーションスキル、仕事のさばき方の3つの技術を
個々人が存分に発揮できる環境を整備することです
個人と会社、組織は敵対するのではなく、手を取り合わないと
本当の成果は実現しません
<例>
片方だけの取組みの例
「社員全員にメールアドレス」
非効率的なコミュニケーションの横行
コミュニケーション環境の整備
はしたが、コミュニケーションスキル
の習得は未了
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9.企業内トレーニングの出発点とすることをお勧めします
•
•
•
•
階層別研修として活用いただけます
チームOJTの一環としてチーム別研修として活用していただけます
新人、若手研修としても活用いただけます
営業力強化トレーニングとしても活用いただけます
■仕事の進め方の基本となる技術なので業種、業態、規模、役職に
関わりなくどなたにも適合するトレーニングです
■ 詳細は別途案内をご参照ください
まずは一人ひとりの技術の修得と向上
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10.企業診断(組織力評価)や、企業変革にもお使いいただけます
• 仕事のしくみ、原理・原則からの企業診断は様々な取組みを行なう際の重要な
データを提供いたします
• 個人の力量アップと組織の強化を同時に実現いたします
• 様々な企業変革の前に、是非とも当方のコンサルティングをお受けなさることを
おすすめします
詳細は別途案内をご参照ください
仕事のしくみ、原理・原則からの診断、処方なので的確な現状把握と
効果的な処方が短時間(廉価)にできます。
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11.仕事が見えるグラフ① (大手不動産販売会社の事例)
自分一人と他人と共同
ルーティン業務とプロジェクト業務
一般的
自分一人
他人と共同
理想的
一般的
ルーティン業務
プロジェクト業務
理想的
0%
20%
40%
60%
80%
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
パフォーマンス業務とリソーセス業務
予定業務と突発業務
一般的
一般的
予定業務
突発業務
理想的
パフォーマンス業務
リソーセス業務
理想的
0%
20%
40%
60%
80%
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
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12.仕事が見えるグラフ② (大手不動産販売会社の事例)
優先順位(一般的)
優先順位(理想的)
2.7% 4.1%
7.8%
1.2%
9.7%
11.0%
8.7%
12.3%
62.5%
優先順位A
優先順位B
優先順位C
突発A
突発B
突発C
6.0%
48.0%
優先順位A
優先順位B
優先順位C
突発A
突発B
突発C
26.0%
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