スライド 1

6/8(午後)
テーマ1
今後の社会福祉法人経営に関する課題とは?
講師予定 : 川原経営総合センター 常務取締役付 成田 勝
昨年8月、『社会福祉法人経営の現状と課題』報告書において、社会福祉法人の今後
のあり方に重要な指針が示されました。「施設管理から法人単位への経営」、そして「自
立・自律と責任」の2点です。これを踏まえて、『①規模の拡大、新たな参入と退出ルー
ル・②法人単位の資金管理・③ガバナンス(法人統治機能)の確立・経営能力の拡大・
④長期資金の調達・⑤人材育成と確保』 の5つが重要なテーマとなっています。
これらの議論がなされた背景と今後進むと予測される方向性から、「人材育成と確保」
のあり方を確認する序論とします。
6/8(午後)
テーマ2
社会福祉法人の人材育成に求められる経営的視点
~人材育成のための明日からできる取り組みに向けて~
講師予定 : 同社 経営コンサルティング部門 シニアマネジャー 飯村 芳樹
厳しさを増す福祉業界にあえて参入する営利法人が増加し続ける中、社会福祉法人と営
利企業の「福祉」に対する公益事業への考え方は、利用者を中心に置きながら、異なる答
えを出さなければならない時期が近づいております。このような環境化において、経営者
は・幹部職員は何をするべきなのでしょうか?対処療法的な経営改善策では根本的な治
癒に至らずに傷を悪化させる恐れさえあります。
「人材育成」に主眼を置きながら、明日から出来る取り組みを例に、組織全体に浸透させ
るべき戦略的思考の持たせ方を解説します。
6/9(午前)
テーマ3
社会福祉法人に求められる人材育成の為の制度設計
講師予定 : 同社 常務取締役 薄井 照人
前日の講義内容を受けて、今後の福祉施設における「人材育成と確保」のあるべき方向
性について、より具体的に解説します。
社会福祉法人として、または各施設が求める職員の人材像と仕事を通じて成し得る目的
を明確にすることが、「人材の確保(採用)」には欠かせません。さらに、福祉施設の雇用環
境が激しい人材獲得競争にさらされている中では、職員が成長しているという実感や働き
続けたいと思う「人材育成のビジョン」を提示できることが、職員から選ばれる施設となります。
そして、それらの仕組みや制度は一体として構築、運用されなければなりません。
「制度設計と運用」の着眼点に至るまでを解説します。
今求められている人材育成のあり方を問う2日間