テーマ3 「特別の教科 道徳」 テーマ3 道徳に係る小・中学校学習指導要領の一部改正 と今後の予定 年 内 容 2015(平成27)年 学校教育法施行規則の一部改正 3月27日 道徳に係る小学校、中学校、特別支援学校小学部・ 中学部学習指導要領の一部改正 2015(平成27)年 一部改正学習指導要領の趣旨を踏まえた取組(移行 4月1日 措置)実施可 2018(平成30)年 小学校、特別支援学校小学部一部改正学習指導要領 4月1日 の施行 2019(平成31)年 中学校、特別支援学校中学部一部改正学習指導要領 4月1日 の施行 テーマ3 中央教育審議会答申「道徳に係る教育課程の 改善等について」(2014<平成26>年10月21日) 道徳の時間を「特別の教科 道徳」として 位置付け 目標の改善:最終目標は「道徳性」の育成 内容の改善:いじめ、情報モラル、生命倫理など 現代的課題の扱いを充実 指導方法の改善:討論等の言語活動、道徳的習 慣・行為に関する指導、問題解決的な学習の重視 検定教科書の導入 評価の充実:数値評価はしない テーマ3 道徳の目標 【「第1章 総則」:道徳教育の目標】 道徳教育は、教育基本法及び学校教育法に定められた教育の 根本精神に基づき、自己の生き方(中:人間としての生き方) を考え、主体的な判断の下に行動し、自立した人間として他者 と共によりよく生きるための基盤となる道徳性を養うことを 目標とする。 児童生徒の「道徳性を養う」という趣旨が明確となるよう記載 【「第3章 特別の教科 道徳」:道徳科の目標】 第1章総則の第1の2に示す道徳教育の目標に基づき、よりよく 生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値について の理解を基に、自己を見つめ、物事を(中:広い視野から)多面的・ 多角的に考え、自己の生き方(中:人間としての生き方)について の考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と 態度を育てる。 育成すべき資質・能力が明確となるよう記載 テーマ3 道徳の内容 【「内容」の4つの視点】 A 主として自分自身に関すること B 主として人との関わりに関すること C 主として集団や社会との関わりに関すること D 主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること ①いじめの問題への対応の充実や、児童生徒の発達の段階 をより一層踏まえた体系的なものとする ・改正前は、A→B→D→Cの順であったものを入れ替え ・上記のA~Dの視点の下に、内容項目に準じたキーワード を付記(「善悪の判断、自律、自由と責任」など) ②いじめ防止の関連としての配慮事項を新たに記載 ③指導の配慮事項として、指導方法の工夫のほか、 情報モラル、 環境、科学技術と生命倫理等に関する 事柄を追加
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