東アジア文化論(11/11) 『成長するアジアと日本の位置づけ』 1 11月25日(火)は講義は休講です。 講義代替の課題レポート ●HPにある「ベトナムの紹介」をダウンロー ドして、それを参考にあなたがベトナムの 興味があるところについて調べよ。 ●HPにある「中国の紹介」をダウンロー ドして、それを参考にあなたが中国の 興味があるところについて調べよ。 ・上記の2つの課題について、インターネット や本で調べて、レポートを作成してください。 それぞれA4で1枚程度、合計2枚以上 ・12月2日(火)の講義時に提出。 2 3 <お知らせ> 1/19(月)の実験(ものづくり創成実験)は、工 場見学(中国電力、新小野田発電所)となる 予定です。 集合場所 集合時間 注 意 宇部キャンパスの いつものバス乗降場所 12:50(厳守) 服装、履き物は工場見学に ふさわしくないものは避けること 自動車・バイク等、自分で勝手に行かないこと 前回の宿題 以前起こった中国における食品(粉末ミルクな ど)への異物混入事件であるメラミン問題につ いて調べ、以下の2点について考察せよ ①なぜこのような事件が起きたのか ②今後この問題がさらにどのような影響(中国 の国内的に、また国際的に)を及ぼすのか A4のレポート用紙にて作成、次回の講義レポー トの下に重ねて提出 注意事項:ホッチキスでとめないこと、折り曲げな いこと、すべてのページに記名のこと 5 これまでの講義で 東アジアの経済成長に ついて述べてきたが・・・ 次へ 中国の台頭でアジア域内貿易が急増 アジア各国間の貿易額の変移 アセアンと中国の輸出入額は、わずか4年間で上昇 アジア域内の貿易は中国を中心に各国の輸出、輸入が急伸している。 ↓ 中国の成長がアジア経済全体を活性化している!! 奥の象限→東アジア域内の相互の輸出入は大幅に伸びている! 手前の象限→アセアン域内では大きな変化はみられない! 6 ポスト雁行型の成長メカニズム アジア経済の新たな成長メカニズム 技術・資本の出し手 市場の出し手 中国 日本 日本:技術と資本の提供 アジア各国:労働力を提供 NIES インド かつてのアジア 輸出振興をてこに発展 日本が先頭を走り、それを追ってアセアン、中国、 NIES(韓国、台湾、香港、シンガポール)が発展する アセアン 雁行型の成長モデル 生産の拠点 2000年頃を境に ◎中国、インドが市場の出し手として機能し始める ◎日本、NIESの大手企業は中国、インド、アセアンに対して直接投資と技術移転を続けている ◎アセアンが生産機能の拠点を提供している それぞれの国や地域が特徴を活かしつつ互いに 連携しながら成長するモデルに移行している! 7 アジアの成長を後押しする経済機構 東アジア市場統合の見通し ●AFTA(アセアン自由貿易地域) ゼロ関税目標年 原加盟国5カ国 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2010年 新規加盟国 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2015年 ●中・アセアンFTA 実現目標年 原加盟国5カ国 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2010年 新規加盟国 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2015年 ●インド・アセアンFTA 実現目標年 原加盟国(フィリピン以外) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2010年 その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2016年 ●日アセアンFTA 実現目標年 原加盟国5カ国 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2012年 新規加盟国 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2017年 2015年に向けてアジア域内では幾重ものFTA、EPA(経済連携協定)が締結。 お互いが連携しながらの市場統合への動きが活発化する。 8 今からの小課題 配布された新聞記事を読んで、あなただっ たら、2040年に向けてどのような政策を実 施したいか、自分の考えを1/3ページ程度 にまとめてください。 今から30分で書いてください。 書き終わった人から、感想を忘れずに書 いて、提出・退出して良いです。
© Copyright 2024 ExpyDoc