地理情報システム論 第12回 GISによる処理技法と応用(1) 適地選定(1) 立地の選定 空間的条件による立地の検討 住宅の選定を想定 公共施設との距離 保育施設 学校 病院 交通機関との距離 2015.07.03 鉄道 主要道路 地理情報システム論 2 条件設定の例 駅 できるだけ近く 学校 近すぎず遠すぎず 900m以内(徒歩15分内) 100~500m ごみ処理場 できるだけ遠く 2015.07.03 1km以上 地理情報システム論 3 距離条件の合致領域の抽出 一定距離以内の場合 範囲による場合 [バッファ]による抽出 [多重リングバッファ]による抽出 一定距離以上の場合 [多重リングバッファ]の応用 2015.07.03 一番遠い距離を大きめ(対象地域を覆う程度)に設 定 地理情報システム論 4 バッファの機能 フィーチャを中心とする一定距離(またはフィールドに指定された距離) のバッファを生成 2015.07.03 個々の対象にバッファ生成 重なる部分をディゾルブ ディゾルブ:NONE ディゾルブ:ALL 地理情報システム論 5 バッファの応用例 バッファエリアに含まれる人口の集計 バッファをクリップレイヤとして(人口・面積を 含む)小地域データをクリップ クリップされた小地域の部分面積を算出(ジオ メトリ演算を使用) 元の面積との比で,部分面積にある人口を推 計 「統計情報」でバッファ内の地域の人口を推計 2015.07.03 地理情報システム論 6 多重リングバッファの機能 フィーチャを中心とする距離帯バッファを生成 2015.07.03 個々の対象にバッファ生成 重なる部分をディゾルブ ディゾルブ:NONE ディゾルブ:ALL 地理情報システム論 7 範囲によるクリップ 多重リングバッ ファを生成 元図 フィーチャでクリップ 定義検索で特定範 囲のフィーチャの みを選択 2015.07.03 地理情報システム論 8 インターセクトの機能 2つのレイヤの共通部分を抜き取る 2015.07.03 地理情報システム論 9
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