コマンドプロンプト操作(1) コマンドプロンプトの起動と終了 最初に覚えるコマンド ディレクトリ構造とパス 各種コマンドの練習 Cコンパイルとプログラムの実行 今日のポイント コマンドプロンプトに慣れよう コマンドプロンプトの起動と終了 起動(マウス) [スタート] を<クリック> [すべてのプログラム(P)] [Microsoft Visual Studio 2005] [Visual C++コマンドプロンプト] を<クリック> 終了(キーボード) 「exit」 と入力して <Enter> コマンドプロンプトはCUI (Character-based User Interface)でコマンドを実行 終了(マウス) x ボタンを<クリック> 右上の [x] 練習:実際にコマンドプロンプトを起動して終了せよ。 コマンドプロンプトのショートカットを デスクトップに作成 [スタート]を<クリック> [すべてのプログラム(P)] [Microsoft Visual Studio 2005] [Visual C++コマンドプロンプト] を <右クリック> [送る(N)] [デスクトップ (ショートカットを作成)] を<クリック> 最初に覚えるコマンド dir (directory) ディレクトリ中のファイル一覧表示 cd または chdir (change directory) ディレクトリの変更 (親ディレクトリは 「..」,現在地は 「.」 ) <ドライブ文字>: ドライブ(A:~Z:)の変更 help 各コマンドのヘルプ情報の表示 HELPの練習 help を実行せよ Z:\>help<Enter> コマンドプロンプトでは、大文字と 小文字は区別されないことに注意 help dir または dir /? を実行し、/s,/x など のオプション指定時の動作が書いてある箇所 を確認せよ Z:\>help dir<Enter> Z:\>dir /?<Enter> help cd または cd /? を実行せよ Z:\>help cd<Enter> Z:\>cd /?<Enter> ディレクトリ構成とパス dir /x で表示 ディレクトリ=フォルダ 8文字より長い名前には短い別名がつけられる。 空白を含む場合は引用符(")でくくる必要あり。 パス = <ドライブ>\<ディレクトリ>\… 例 Z:\VISUAL~1 = "Z:\Visual Studio 2005" デスクトップ [-] マイ コンピュータ [-] 'fs\home\students'のt072900 (Z:) [+] Visual Studio 2005 エクスプローラでの ツリー構造記述 GUIでのパス名表示の設定 「 マイ ドキュメント」 を開く メニューバーの [ツール (T)] を<クリック> [ フォルダ オプション(O)...] を<クリック> [表示]タブを選択 「アドレス バーにファイルのパス名を表示する」 が <チェック>されていることを確認 「タイトル バーにファイルのパス名を表示する」 が <チェック>されていることを確認 [ OK ] ボタンを<クリック> 有用なコマンドとワイルドカード tree (ディレクトリ構造の表示) md / mkdir (make directory: ディレクトリの作成) copy (ファイルのコピー) del (delete: ファイルの削除) ren (rename: ファイル名の変更) more (ページごとの表示) * (任意の文字列) ? (任意の一文字) 「del *.*」はディレクトリ内全ファイル一括削除 「del ???.?」は<3文字>.<1文字>の形の名前の全ファイル削除 ディレクトリ移動、一覧表示の練習(1) ソースファイルのある場所に移動 Z:\>cd nyumon1 Z:\ Z:\nyumon1>cd hello nyumon1\ hello\ または Debug\ hello.obj Z:\>cd nyumon1\hello hello.exe 一覧表示 ... hello.c Z:\nyumon1\hello>dir グループ・名前順 ... ... Z:\nyumon1\hello>dir /ogn ワイド版 Z:\nyumon1\hello>dir /w ワイド版(列方向) Z:\nyumon1\hello>dir /d Z:\nyumon1\hello>dir /ogn /s サブディレクトリ、グループ・名前順 ディレクトリ名が日本語や空白を含む場合は、それらを含まない名前に直しておく。 プログラムの実行 実行ファイルのある場所に移動 Z:\nyumon1\hello>cd Debug 実行 開発環境で作成し た実行ファイルは Debugフォルダ内 Z:\nyumon1\hello\Debug>hello あるいは Z:\nyumon1\hello\Debug>hello.exe 練習:今まで作成した 他のプログラムもコマ ンドプロンプト上で実 行してみよ Z:\ nyumon1\ hello\ Debug\ hello.exe ... ディレクトリ移動、一覧表示の練習(2) 親ディレクトリに移動 親 Z:\nyumon1\hello\Debug>cd .. Z:\nyumon1\hello>cd .. Z:\ nyumon1\ ツリー構造表示 現在地 hello\ Z:\nyumon1>tree . Debug\ hello.exe Z:\nyumon1>tree hello hello.obj ツリー構造表示(ページごと) ... hello.c Z:\nyumon1>tree . | more 一覧表示(サブディレクトリ・ページごと) Z:\nyumon1>dir /ogn /s /p 縦棒は <Shift>+<\> Z:\nyumon1>dir /ogn /s /d /p 「パイプ」は次回にくわしく説明 ディレクトリ作成、ファイルコピーの練習 prog, prog\hello の作成 (すでにある人は省略) Z:\nyumon1>cd .. 親 Z:\ nyumon1\ hello\ Z:\>md nyumon2 hello.c ... Z:\>md nyumon2\hello nyumon2\ hello\ hello.c のコピー hello.c Z:\>copy nyumon1\hello\hello.c nyumon2\hello 確認 Z:\>cd nyumon2 Z:\nyumon2>dir /s 同じファイル名でよ いときは省略可 サブディレクトリ ファイルコピー、削除、名前変更 ファイルの別名コピー Z:\nyumon2>cd hello Z:\ nyumon2\ hello\ hello.c tmp.c Z:\nyumon2\hello>copy hello.c tmp.c Z:\nyumon2\hello>dir hello.c の削除 Z:\nyumon2\hello>del hello.c Z:\ hello\ Z:\nyumon2\hello>dir nyumon2\ tmp.c tmp.c の名前変更 Z:\nyuomn2\hello>ren tmp.c hello.c Z:\nyumon2\hello>dir Z:\ nyumon2\ hello\ hello.c Cコンパイルとプログラムの実行 CLコマンド(compile and link) Z:\nyumon2\hello>cl hello.c 実行ファイル確認 Z:\nyumon2\hello>dir Z:\ nyumon2\ hello\ hello.c hello.obj hello.exe 実行 Z:\nyumon2\hello>hello ... ... さらに詳しく知りたい人は以下を参照のこと http://www.ced.is.utsunomiya-u.ac.jp/lecture/2006/common/vs2005/ command_prompt.php 「作業フォルダ」の設定 デスクトップの「Visual C++コマンドプロンプト」 の ショートカットを <右クリック> [プロパティ(R)] を<クリック> 一番下 「Visual C++コマンドプロンプトのプロパティ」 ウィンドウ [ショートカット] タブを選択 [作業フォルダ(S):] 欄に起動時のデフォルトパス名 (例えば 「Z:\nyumon2」)を記入 [ OK ] ボタンを<クリック> 「簡易編集モード」の設定 上部のタイトルバー [ Visual C++ コマンドプロンプト] を <右クリック> [プロパティ(P)] を<クリック> 一番下 「 “Visual C++ コマンドプロンプト”のプロパティ」 ウィンドウ 「オプション」 タブを選択 「編集オプション」 欄の □簡易編集モード(Q) を<チェック> コマンドプロンプトの参考サイト コマンドプロンプトに興味がわいた人は 下記サイトも参照 http://cmd-pro.com/ http://www.confrage.com/dos/ http://ykr414.com/dos/ http://pcweb.mycom.co.jp/special/2002/xpcommand/ 今日のポイント コマンドプロンプトに慣れよう
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