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地球環境市民大学校海外派遣研修
(東ティモール インドネシアコース)報告
東京連盟目黒第10団/港第3団ローバー隊
小川修平
研修概要
◆主催 (独)環境再生保全機構地球環境基金部
◆協力 (財)オイスカ
◆目的 開発途上地域の環境問題に関する学習
を通じ、国際協力に貢献できる人材を育成
◆訪問国 インドネシア・東ティモール
◆研修期間 2005年8月31日~9月12日(13日間)
インドネシアという国
◆面積:約189.95万平方キロメートル
(日本の約5倍)
◆首都:ジャカルタ
◆言語:インドネシア語
◆人口:2.15億人(2003年)
◆宗教:イスラム教87.1%
キリスト教10.1%
ヒンズー教1.8%
◆主要産業:鉱業(石油、アルミ、錫)
農業(米、ゴムなど)
工業(木材製品、肥料)
◆一人当たりGDP:810米ドル
(2003)
外務省ホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/
東ティモールという国
◆面積:約1.4万平方キロメートル
(長野県程度)
◆首都:ディリ
◆言語:テトゥン語及びポルトガル語
(実用語にインドネシア語・英語)
◆人口:約79万人
◆宗教:キリスト教:99.1%
(大半がカトリック)
イスラム教:0.79%
◆主要産業 農業(GNPの四分の一)
(米、とうもろこし、イモ類、コーヒー)
石油・天然ガスが国家財源として期待
◆一人当たりGDP:494米ドル(2002年)
http://www.lib.utexas.edu/maps/middle_east_and_asia/
east_timor_pol_03.jpg
研修参加メンバー
•
〈所属団体〉
〈役職〉
◆研修生
• Xxxx (特定)日本下水文化研究所 リーダー
• 小川修平 (財)ボーイスカウト日本連盟 サブリーダー
• Xxxx
エコリーグ(全国青年環境連盟) 会計
• Xxxx (特定)IKGS緑化協会
会計
• Xxxx (特定)アジア砒素ネットワーク 報告書
• Xxxx (特定)バードライフ・アジア
報告書
◆コーディネーター
• Xxxx
(財)オイスカ職員
◆引率者
• Xxxx
(独)環境再生保全機構職員
• Xxxx
同上
研修内容
①マングローブ情報センター
インドネシア林業省直属の地方機関
をカウンターパート機関として、JICA
(国際協力機構)が専門家派遣など
の技術協力を行っている施設。
マングローブに関する学習
様マ
子ン
グ
ロ
ー
ブ
植
樹
区
画
の
持続可能なマングローブ林管理
の為の研修、マングローブ林に
関する調査、環境教育活動、
エコツアーガイド研修など
の事業を展開している。
②JARI FOUNDATION
1997年に創設されたインドネシアのローカルNGO。沿岸環境の調査、沿岸海洋
環境教育センターの設立・運営を始め、エコツーリズムの実施を通じた国内外の
訪問者及び地元住民に対する環境教育などの活動を行っている。
シュノーケリング
(カヌーも体験)
み
ん
な
で
ゴ
ミ
拾
い
マングローブの植樹
③オイスカ地域開発研修センター
(財)オイスカは、1961年に設立
された日本のNGOで、農業研修
を通じた人材育成、環境保全
活動などを行っている。
センター内農園にて
東ティモールでは、リキシャ
県マウバラに研修センターを
設置し、地域リーダーとなる
人材育成に当たっている。
野菜の有機栽培に関
する説明を受ける。
センター内で植樹活動
④JICA(国際協力機構)
1974年、開発途上地域に対する協力を
目的として国際協力事業団が設立
された。2003年、独立行政法人
国際協力機構として再編された。
なお、東ティモールでは、以下の3つの
柱に沿って活動を展開している。
①人材育成と制度作り
(中上級公務員の能力向上など)
②農業・農村開発
(農業生産技術支援など)
③インフラ整備・維持管理
(水供給システムの復興計画の策定)
職員の木村さんから東ティ
モールでの活動の説明
⑤FAO(国連食糧農業機関)
1945年、カナダのケベックで
創設された国連の専門機関。
全世界における食糧安全
保障の確保を目的としている。
東ティモールでは、1999年に
事務所が設立されて以来
ねずみによる食害を防ぐ為
の穀物貯蔵タンクや廃棄物
であるもみがらを利用した
改良かまどの普及プロ
ジェクトを展開している。
FAO職員による
プロジェクトの説明
穀物貯蔵タンクを作る退役軍人
⑥ピース・ウィンズ・ジャパン(PWJ)
1966年の紛争や貧困などの脅威にさらされている人々に対して支援を
行っている日本のNGO。東ティモールでは、エルメラ県レテフォホ村にて
この国唯一の輸出産品 であるコーヒーの品質を高め、村人の生活向上を
目指すというコーヒー栽培技術指導プロジェクトを展開している。
コーヒーの実の精選
作業を手伝う。
コーヒー豆の焙煎作業
脱穀作業
⑦ドンボスコ・ファトマカ技術学校
機
械
修
理
の
様
子
校長より学校の概要を説明
1964年に設立されたカトリック
修道会が運営する学校(高校)で、
東ティモール全土の若者に対し
て、実習を主体とした教育活動
を展開している。
なお、この学校では、周囲の
農家の農作業の手伝いなど社会
貢献活動も実施している。
⑧GTZ(ドイツ技術公社)
職
員
と
の
対
談
風
景
ドイツ版JICA(国際協力機構)
にあたる組織。
東ティモールにおいては、農林水産
省との協力の下で、農村部における
食の安全の確保や人材開発など
の分野に取り組んでいる。
キャンドルナッツを保管する倉庫
⑨(財)国際開発センター
東京に本部を置く開発・国際協力
分野を専門としたシンクタンク。
東ティモールでは、薪材過剰
利用のための森林伐採を食い止
める目的で燃費のよい改良かまど
を普及させるプロジェクトや、
植林プロジェクトを展開している。
植林プロジェクトの
説明
熱効率を上げた改良かまど
本研修派遣で学んだこと
◆外部団体との交流・提携の必要性
(⇔大規模だが、閉鎖的なボーイスカウト)
◆海外における体験型研修活動・スタディーツ
アーの立案・実施の可能性
(⇔従来の海外派遣)
◆日本における国際理解の不十分さ
(⇔欧米文化への理解)
きれいな海、空
豊かな森、大地を
後世に残す為に
今自分に出来ること
やっていきませんか?
小さなことの積み重ねが
やがて大きな力へ
ご静聴ありがとうございまし