障害者福祉施設商品の売上向上支援の

障害者福祉施設商品の売上向上を
目指して ~2008~
日本財団 福祉チーム
山田泰久
Shop人にやさしくから新たな展開へ
新しい販売方法
ドロップシッピングや
フェアトレードのような
新しい仕組みを作る。
福祉施設の商品だからこそ、『他の流通経路とは違
う方法』で、『新たな付加価値』をつけて、販売する。
「施設商品だからちょっ
と・・・」から、「施設商品
だからこそほしい!」へ
福祉施設商品
のイメージ戦略
個別施設・商品ではなく、全体のことを考える
山田のアイデア・ノート

これからは、2008年5月時点で、山田の頭
の中にある、形になっていないアイデアを
“ブレスト一人”したものです。表現や語句
等、不適切な部分があるかもしれませんが、
ご容赦下さい。
『授産品』に変わる言葉
授産施設の商品・・・ 授産品
 SELP協加盟施設・・・ SELP製品
 作業所の商品・・・ 自主製品
 障害者自立支援法で「授産施設」から「障
害者就労支援施設」に名称変更
 「授産品」に変わる新しい言葉が必要

福祉施設商品のブランド化
チャリティー気分で購入するという消極的
なイメージから、「いいもの」だから購入す
るというイメージへ。
 フェアトレード製品のように、福祉施設商品
だからこそという付加価値をつける。

イメージ・・・
【これまで】
 製品としてちょっと・・・
 大量生産が出来ない
【これから】
 味がよい
 味わいのある
 手づくり
 安心
 少量生産
 オンリーワン
 温かみ
施設商品を批評する
【ワイン】
 ワインを評価する言葉がある。イメージが
共有できる。言葉を知っていれば、批評で
きる。ワインのよい/悪い宣伝が出来る。
【パン】
 パリのパン屋の星付ガイドブック。そのた
めに、パンを評価する、評価軸・言葉を発
明。
施設商品を批評する言葉
味、品質以外の第3の世界があるのでは⇒
雰囲気!?
 その雰囲気を表現する言葉
 定型の言葉があれば、もっと多くの人が施
設商品を紹介できるのでは
 ほっとする、温かみ、やさしい etc…
 施設商品を批評することにより、よりいい
モノを目指してもらう

施設商品を批評する勇気
施設商品を批評することにより、よりいい
モノを目指してもらう
 「Shop人にやさしく」で数々の商品・お店を
紹介してきたが、実は、悪い面で批評した
ことはない
 これでいいのか?

進化する施設商品
施設商品の進化の方向性
①一般商品の中で進化する施設商品。
②まったく違う世界の中で、独自の進化をと
げる施設商品。
販売方法についての考察
【施設商品の販売】
 施設で販売
 訪問販売(自治体、学
校、企業)
 卸販売
 委託販売
【ここ最近の新しい方
法】
 ネット販売
 フリーマーケット
 ネットオークション
 ドロップシッピング
 フェアトレード
事例:地方で農業をやっている施設
野菜
つけもの
周辺の人も作っ
ているので、上
げても喜ばれな
い。
大都市圏に持ってくれば
売れる。
市場、付加価値が大事!
キムチ
ないから喜ばれ
る。
『販売方法』で考える

新しい販売方法を考える。

『福祉トレード』(仮称)

新しい流通を考える。

CSRを活用する。
目指すもの:新しい仕組み
事例:「セガレ」という団体
 都会に出てきた農家の息子が田舎支援。
 田舎の親が作った野菜を都内のイベントで
販売。
 これは、新しい流通形態だ!
個人の社会貢献
案①:個人販売員
社員の社会貢献(企業
のCSRへ)
福祉施設
掲載
発注納品
施設商品が掲載されて
いるカタログから選んで
共同購入し、地域や職
場内で分配する、あるい
は仕入れて販売する
カタログ
選択
個人販売員
生協のような取り組み
リアル・ドロップシッピン
グ
販売
地域
職場内
その他
案②:施設商品でお店









レトルトカレー
 トーフ
有機栽培米
 牛肉
ラーメン
 ぎょうざ
地ビール
 やさい
ワイン
天然酵母のパン
チーズ
各地の施設で作っている商品を
ジャム
仕入れて、大都市の福祉施設が
トーフ
飲食店を経営
案③:施設間トレード
福祉施設が福祉施設に販売
 飲食店用
 給食用

⇒福祉業界の中での購入量アップを目指す。