清潔「洗髪の効果と援助の方法 ④湯を用いない場合の洗髪」 1年 基礎看護 1.目 的 (1)頭皮や頭髪に付着している垢やほこりなど を取り除く。 ⇒感染・悪臭を予防する。 (2)頭皮をマッサージすることにより,頭部の血 液循環を促す。 ⇒毛髪に栄養を与える。 (3)汚染によるかゆみや臭気を取り除き,気分 を爽快にする。 ⇒外観を美しくする。闘病意欲を高める。 2.適 応 (1)衰弱している患者 (2)温湯や洗髪により体力の消耗が大きい患者。 (3)頭皮に創傷のある患者。 3.援助の方法 (2)必要物品を準備する。 3.援助の方法 (3)手順や動線を考えて配置する。 3.援助の方法 (4)安楽な体位がとれるよう援助する。 安楽枕 ※ 実際はタオルケットを掛けたままの状態で,体位を整える援助を行います。 3.援助の方法 (5)防水シーツとバスタオルを重ねて敷く。 3.援助の方法 (6)頭部を蒸す。 *頭皮の皮脂による汚れを事前に浮き上がら せる。 蒸しタオル ビニールキャップ 3.援助の方法 (7)シャンプー剤またはアルコールをつける。 *シャンプー剤の場合 ピンポン玉程度にとって頭に塗る 3.援助の方法 (7)シャンプー剤またはアルコールをつける。 *アルコールの場合 3.援助の方法 (8)頭皮のマッサージを行う。 指の腹で マッサージ 3.援助の方法 (9)ヘアブラシでとく。 3.援助の方法 (10)湯でしぼったタオルで拭き,水分を取る。 3.援助の方法 (11)ドライヤーで乾燥し,結髪後確認してもらう。 ドライヤーで乾燥させて 抜け毛は紙袋の中へ 髪型を整えて 鏡で確認してもらう
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