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汎用計算機の更新と
スーパーコンピューターの利用環境
現状の問題点
 計算スタイル

大阪大学核物理研究センター
計算機室
外川 浩章
現状の問題点
ストレージの可用性と速度
 外部とのファイル転送
 アカウント管理

ストレージの可用性


NFSの1ホップ制限
 NFSマウントしたパスをエクスポートできない
 NFSサーバーとクライアントはIPリーチャブル
でなければならない
 セキュリティ上できないことが多い
実際にできないこと
 IBMからsxshortが見えない
 パラレルノードからIBMが見えない
ストレージの速度

ハードのスペックは1Gでも実効は30M?
 SX5の性能(ハード、ソフト)
 ジャンボパケットのサポート
 ファイアーウォールの性能
ストレージの可用性と速度

改善するには
 SX側と汎用側に独立したファイルサーバーを
配置してクライアントに1ホップで届くようにす
る
 間に高速なFWを配置する
ジャンボパケットのサポート
ACL付きのスイッチか?
 SX9?への更新


ストレージの可用性と速度
通常のネットワーク
SX57
計算サーバー
FW
Super
Sinetへ
RCNP
ストレージ
サーバー
CMCノード
ストレージ
ネットワーク
CMC
ストレージ
サーバー
ストレージの容量


来年度の汎用機の更新の際にスーパーで使用
する容量を勘定に入れる
 いくら欲しいか要望を出して下さい
 全体の容量は300TB以上1PBを目指す
更に1年後のスーパーの更新時にローカルな高
速ディスクについて導入できるであろう
 いくら欲しいか要望を出して下さい
外部とのファイル転送


SCP、BBFTPを用いてsenri/sahoを経由した転
送
 遅い。面倒。
専用のファイル転送サーバーを設置する事で1
ホップでの転送と高速性を確保したい
アカウント管理




RCNPとCMCで異なるユーザー名
UID、GIDは統一されている
統一の可能性は?
アカウント管理
 CMCでまとめて発行し、RCNPでパスワード
を上書きしてユーザーに通知
 CMCとRCNPのアカウント管理システムを強調
させる事は可能か?
計算機スタイル


現状では、
 ベクトルシングルはスーパーコン
 ベクトルパラレルはスーパーコン
 スカラーシングルは汎用機
 スカラーパラレルは利用できない
汎用機はPCクラスタの方向へ、、、
 スカラーシングルとパラレルには対応できるが、、、
 大容量メモリへの対応は(お金的に)非効率か?
 スーパーの利用は可能か?
計算機スタイル

汎用機はPCクラスタの方向へ、、、
 実験の主たるニーズはイベント並列計算
ノード間通信がない
大規模メモリは必要ない
イベントの配り方、集め方に多少の工夫が要
る
 他のニーズをカバーし切れるか検討中
 理論での(スーパー的)利用を考慮するか?
ノード間通信が需要?
大規模メモリが必要?
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

計算機スタイル

汎用機とスーパーコン
 「使っている」お金は似たような額
「払っている」額はそうではないが、、、
 CPUのGF値は依然としてスーパーが1桁先行
 CPU数は汎用機が1桁多い(?)
 実験と理論のバランス
次々世代は分からない(初めての状況)
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計算機スタイル

次世代では、
 ベクトルパラレルを使い倒す
 PCクラスタのR&D