スライド 1 - 宮城県公式ホームページ Miyagi

危険ドラッグ関係
スライド
全国の状況
2014/7/27 朝日
2014/11/5 産経
2014/11/17 産経
2014/12/19 産経
2015/1/14 産経
2015/1/17 毎日
県内の状況
2014/7/9 河北
2014/10/4 河北
2014年10月までに
少なくとも6人死亡
2014/9/25 朝日
販売店舗周辺で急増。
電柱にぶつかる等。
2014/8/29 読売
2014年中に97件の取扱
2013年は34件
危険ドラッグを吸い車
を運転。しかも無免許。
大麻も栽培していた。
懲役1年2月(執行猶予
4年)。
危険ドラッグとは
お香、ハーブ、アロマ、バスソルト、ビデオクリー
ナー等、身体に使用しないものを装い販売されて
いるもので、
幻覚や中枢神経の興奮、抑制等の恐れがある物
質を混入させ、
その効果を得る目的で身体に使用される、又は、
現に使用されている製品のことをいう。
危険ドラッグとは
お香、ハーブ、アロマ、バスソルト、ビデオクリー
ナー等、身体に使用しないものを装い販売されて
いるもので、
医薬品としての取締りが難しい
幻覚や中枢神経の興奮、抑制等の恐れがある物
質を混入させ、
法規制薬物(麻薬等)の構造を
わずかに変化させている
その効果を得る目的で身体に使用される、又は、
現に使用されている製品のことをいう。
毒性は大麻の20倍との報告も
危険ドラッグ乱用者の傾向
<平成26年上半期に摘発された乱用者の傾向>
(警察庁発表)
・初犯者8割
・20歳から30歳代の若年層が68%(平均年齢34歳)
・男性が95%
・暴力団関係者は1%未満
・入手先 店舗6割 インターネット2割 知人1割
<その他>
・2012年8月から2013年11月に都内のクラブを利用
した人の2割が使用(厚労省研究班発表)
危険ドラッグの名称について
合法or脱法ドラッグや合法or脱法
ハーブ等という名称では、使用して
も安全・大丈夫という誤認識を生ん
でいた。
平成26年7月、厚生労働省および
警察庁は脱法ドラッグに代わる新
名称を公募した結果、危険ドラッグ
に決定した。
その他の候補としては
準麻薬、破滅ドラッグ、廃人ドラッグ・・・
7月23日 読売新聞朝刊
危険ドラッグの種類
ハーブ系
厚生労働省HPより
危険ドラッグの種類
アロマ系 リキッド系
厚生労働省HPより
危険ドラッグの種類
パウダー系
厚生労働省HPより
危険ドラッグの中でも特に危険なもの
厚生労働省HPより
ハートショットの吸引が原因と疑われる死亡事例が
2014年9月から10月までの1ヶ月間で15件発生
(2014/10/29 TBSニュースより)
県内での販売状況
危険ドラッグ販売店舗数:0件
12
10
8
6
4
2
0
(平成27年2月時点 薬務課把握分)
県内の販売店舗数の推移(薬務課把握分)
0
店舗型から無店舗型へ移行するケースが増加
押収品(Yellow Voyage 3rd)
指定薬物(α-PHPP)が検出
2014/10/9 逮捕
医薬品医療機器等
法違反(指定薬物の
販売目的貯蔵)容疑
2014/10/29 起訴
同法違反(医薬品の
無許可販売)の罪
2014/12/24 河北
2014/10/10 河北
危険ドラッグ取締手法
指定薬物制度
無承認・無許可医薬品
道路交通法第66条(過労運転等)
自動車運転死傷行為処罰法(危険運転致
死傷罪)
運転免許停止
指定薬物とは
定義
中枢神経系の興奮若しくは抑制又は幻覚の作用(当該
作用の維持又は強化の作用を含む。)を有する蓋然性が
高く,かつ,人の身体に使用された場合に保健衛生上の
危害が発生するおそれがある物(覚醒剤,大麻,麻薬,
向精神薬,あへん及びけしがらを除く。)として,厚生労働
大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定する
もの。
(医薬品医療機器等法第2条第14項)
計1,448物質指定済(平成27年2月時点)
包括指定の種類
●合成カチノン系:覚醒剤やMDMA(麻薬指定)
と類似の物質群
・覚醒作用(アッパー系)
・心拍数,呼吸数,血圧上昇
・食欲減退
●合成カンナビノイド系:大麻成分と類似の物質群
・幻聴,幻覚
・夢見心地の陶酔感や幸福感
・被害妄想,落ち着きのない行動
指定薬物の指定状況(1)
年度 改正次
①
H19 ②
麻薬
H20 ③
H21 ④
H22 ⑤
⑥
H23
⑦
⑧
麻薬
⑨
⑩
H24
麻薬
⑪
公布日
平成19年12月12日
平成19年12月19日
平成20年12月17日
平成21年10月21日
平成22年8月25日
平成23年4月14日
平成23年9月20日
平成24年6月1日
平成24年7月4日
平成24年10月17日
平成24年12月17日
平成25年1月30日
平成25年2月20日
●カンナビノイド系
(大麻類似成分)
施行日
平成19年4月1日
平成20年1月1日
平成20年1月18日
平成21年1月16日
平成21年11月10日
平成22年9月24日
平成23年5月14日
平成23年10月20日
平成24年7月1日
平成24年8月3日
平成24年11月16日
平成25年1月16日
平成25年3月1日
平成25年3月22日
加除
【追加】5物質
(削除)3物質
【追加】6物質
【追加】6物質
【追加】5物質
【追加】9物質
【追加】9物質
【追加】9物質
(削除)4物質
【追加】17物質
【追加】8物質
(削除)6物質
★(包括指定)
(13物質移行)
(麻薬3種除く)
時点指定数
31
36
33
39
45
50
59
68
77
73
90
98
92
包括:772
個別:79
指定薬物の指定状況(2)
年度 改正次
公布日
麻薬
平成25年4月26日
H25
施行日
平成25年5月26日
加除
(削除)2物質
⑫
平成25年4月30日
平成25年5月30日
【追加】27物質
⑬
平成25年6月28日
平成25年7月28日
【追加】5物質
⑭
平成25年10月21日 平成25年11月20日 【追加】7物質
⑮
麻薬
平成25年12月13日 平成26年1月12日
●カチノン系
(覚醒剤類似成分)
平成25年12月20日 平成26年1月19日
⑯
平成26年3月6日
平成26年4月5日
時点指定数
包括:770
個別:79
包括:770
個別:106
包括:770
個別:111
包括:770
個別:118
包括:1,265
個別:97
★(包括指定)
(21物質移行)
(麻薬9種除く)
(削除)2物質
包括:1,264
個別:96
【追加】10物質 包括:1,264
個別:106
指定薬物の指定状況(3)
年度 改正次
公布日
⑰
平成26年6月11日
H26
施行日
平成26年7月11日
加除
【追加】8物質
麻薬
平成26年7月2日
平成26年8月1日
(削除)1物質
⑱
平成26年7月15日
平成26年7月25日
【追加】2物質
⑲
平成26年8月15日
平成26年8月25日
【追加】21物質
⑳
平成26年9月19日
平成26年9月29日
【追加】14物質
㉑
平成26年10月29日 平成26年11月8日
㉒
平成26年11月18日 平成26年11月28日 【追加】7物質
㉓
平成26年12月26日 平成27年1月5日
【追加】8物質
㉔
平成26年1月30日
【追加】11物質
平成27年2月9日
【追加】8物質
時点指定数
包 括 : 1,264
個別:114
包括:1,264
個別:113
包括:1,266
個別:115
包括:1,264
個別:136
包括:1,264
個別:150
包括:1,264
個別:158
包括:1,264
個別:165
包括:1,264
個別:173
包括:1,264
個別:184
包括:1,264
難
有害性の立証
易
大
麻薬
有
害
性
麻
薬
に
指
定
麻
薬
に
該
当
す
る
物
指定
薬物
小
麻向法に
よる規制
薬事法に
よる規制
指
定
薬
物
に
指
定
指
定
薬
物
に
該
当
す
る
物
危険
ドラッグ
難
有害性の立証
易
大
麻薬
有
害
性
麻
薬
に
指
定
麻
薬
に
該
当
す
る
物
指定
薬物
小
麻向法に
よる規制
薬事法に
よる規制
指
定
薬
物
に
指
定
指
定
薬
物
に
該
当
す
る
物
危険
ドラッグ
規制が
困難
指定薬物制度の問題点
いたちごっこ状態
1,448物質が指定薬物に指定(平成27年2月時点)
<医薬品医療機器等法改正概要図>平成26年12月17日施行
検査①結果判明
○×
合法ハーブショップ
指定薬物
疑い物品
同等以上の
精神毒性疑
い物品
<法改正前>
検査②結果判明
指定
薬物
検査命令
分
析
指定
薬物で
ない物
分
析
検査結果判明まで
販売等禁止
(店舗単位)
指定薬物と
同等以上の
精神毒性あり
精神毒
性なし
無承認
医薬品
として取
締り
WANTED
検査結果判明まで販売等禁止
(店舗単位)
<法改正後>
広域的な広がりが懸念される物
は広域的に禁止 (全国単位)
広域規制
医薬品医療機器等法
(指定薬物に関する条文)
第76条の4(一部抜粋)
指定薬物は,製造し,輸入し,販売し,授与
し,所持し,購入し,若しくは譲り受けてはなら
ない。
医薬品医療機器等法
(指定薬物に関する条文)
第76条の5(一部抜粋)
指定薬物についての広告を掲載してはならない。
指定薬物を含む危険ドラッグの
情報をインターネット上に掲載し
販売していた。
2014/9/4 日経
医薬品医療機器等法
(指定薬物に関する条文)
第76条の6(一部抜粋)
指定薬物又は指定薬物と同等以上に精神毒性を有す
る蓋然性が高い物である疑いがある物品について,検
査を受けさせることができる。
指定薬物を含む疑いのある
危険ドラッグを全品目検査。
検査結果が出る間での長期間,
対象品目を販売禁止。
2014/8/28 朝日
危険ドラッグ取締手法
指定薬物制度
無承認・無許可医薬品
道路交通法第66条(過労運転等)
自動車運転死傷行為処罰法(危険運転致
死傷罪)
運転免許停止
無承認・無許可医薬品とは
定義
成分本質,広告,製品名,使用方法等から
医薬品医療機器等法第2条第1項第3号
中「人の身体構造又は機能に影響を及ぼ
すこと」を目的としていると判断できるもの
医薬品医療機器等法
(無承認・無許可医薬品に関する条文)
第55条
第50条から前条までの規定に触れる医薬品は,販売し,
授与し,又は販売若しくは授与の目的で貯蔵し,若しくは
陳列してはならない。
愛知県の販売店舗で販売され
ていた危険ドラッグを無承認・
無許可医薬品とみなし,医薬
品医療機器等法違反容疑で店
主を逮捕。
2014/9/10 朝日
県内での摘発例
塩釜市の販売店舗で
購入した危険ドラッグを
吸引した客が健康被害
を起こしたことが端緒。
無承認・無許可医薬品
を販売したとして医薬
品医療機器等法違反
容疑で店主を逮捕。
2012/10/9 毎日
危険ドラッグ取締手法
指定薬物制度
無承認・無許可医薬品
道路交通法第66条(過労運転等)
自動車運転死傷行為処罰法(危険運転致
死傷罪)
運転免許停止
道路交通法第66条の適用
第66条
何人も,前条第一項に規定する場合のほか,過労,病気,
薬物の影響その他の理由により,正常な運転ができないお
それがある状態で車両等を運転してはならない。
危険ドラッグの影響により正常な運転
ができないおそれがある状態で車両を
運転した場合,道路交通法第66条(過
労運転等の禁止・・・3年以下の懲役・
50万円以下の罰金)が適用され,その
場で現行犯逮捕されることがある。
参考:警視庁ホームページ
2014/8/6 産経
危険ドラッグ取締手法
指定薬物制度
無承認・無許可医薬品
道路交通法第66条(過労運転等)
自動車運転死傷行為処罰法(危険運転致
死傷罪)
運転免許停止
危険運転致死傷罪の適用
危険ドラッグの影響により,正常な運転に支
障が生じる恐れがある状態で自動車を走行
させ,人を死傷させた場合に適用。
罰則
致死 1年以上の有期懲役(最長で20年)
致傷 15年以下の懲役
参考:警視庁ホームページ
2014/7/29 読売
危険ドラッグ取締手法
指定薬物制度
無承認・無許可医薬品
道路交通法第66条(過労運転等)
危険運転致死傷罪
運転免許停止
危険ドラッグ所持者の運転免許停止
その時点で使用し
ていなくても,過去
に使用したことがあ
り,使用した状態で
は正常な運転がで
きなくなる可能性が
あることを認識して
いれば,交通違反
の有無にかかわら
ず,都公安委員会
に諮って免許の効
力を停止。
参考:産経ニュース
2014/9/1 産経