Ⅲ.窓口事務の概要 1.受入 (1)受入書類一覧 (2)受入書類(書式例) 2.払出 (1)小切手の取扱い (2)小切手取扱上の留意点 (3)国庫金送金通知書 3.振替 (1)国庫金振替書の取扱い (2)国庫金振替書の取扱い (返納金戻入れの場合) 18 1.受入 (1)受入書類一覧 (参考1)証券による納付 (2)受入書類(書式例) ①歳入金 ④歳出金(返納金戻入れ) ②国税収納金整理資金 ⑤預託金 (参考2)コンビニ納付分 (参考3)日銀OCR処理分 ③保管金、供託金 (参考4)保管金振込書 (参考5)預託金(返納金) ⑥財政融資資金 ⑦公庫預託金 19 歳入 代理店 1.受入 (1)受入書類一覧(歳入代理店では①・②のみ受入可) 証票名 数量 OCR帳票 証券による 納付期限後 の有無 納付(次頁) の受入 ①歳入金 納入告知書、納付書 現金払込書、送付書 3片 有 可 ②国税収納金 整理資金 納税告知書、納付書、納入告知書 国税収納金整理資金現金払込書 3片 有 可 可 ③保管金 供託金 保管金払込書 *3、保管金振込書 *3 供託金返納請求書(a) 供託金利子返納請求書(b) 2片 無 否 ―― ④歳出金 (返納金戻入れ) 返納金納入告知書 返納金納付書 3片 無 否 可 ⑤預託金 預託金払込書 *3 返納金納入告知書(a) *5 返納金納付書(b) *5 2片 無 否 ―― ⑥財政融資資金 財政融資資金貸付金元金払込書 *6 納入告知書 *7、納付書(利子分)*7 ⑦公庫預託金 公庫預託金振込書 公庫預託金払込書(a) *3 公庫支払請求書 (a、bは3片) (a、bは3片) 3片 無 3片 無 (aは2片) *1 可 (利子のみ) 可 *1)「現金納付」の記載のあるものを除く。 *2)交通反則金について、納付期限を過ぎたものは受入れない。 ―― 但し、受入後に納付期限を過ぎていることを発見した場合は、そのまま取扱う。 *3)取引店が自店のものに限る。 *4)返納金としての受入期限が過ぎたものは、受入書類に記載されている歳入金等取扱庁の歳入金として取扱う。 *5)返納金としての受入期限が過ぎていないものに限る。 ―― 返納金としての受入期限が過ぎたものは、受入書類に記載されている歳入金等取扱庁の歳入金として取扱う。 *6)「債務履行の場所」が自店となっていること。 *7)納付場所が自店であること。 可 *2 *4 可 ―― 20 1.受入 (1)(参考1)証券による納付 歳入 代理店 歳入金、国税収納金整理資金について、受入書類に小切手を添えて納付を受けた ときは、①受入れることができる小切手であること、②小切手の金額が領収金額を 超えていないこと、③支払いが不確実なものでないことを確認のうえ、取扱う。 ―― 公庫預託金については、国庫事務例規集(代理店用)1 窓口8を参照。 ①小切手の種類、支払場所 種類 「持参人払式」または「記名式持参人払」のもの 支払場所 「手形交換所に加盟している金融機関」または「代理交換委託金融機関」のいずれかにあてたもの ②小切手の金額 小切手の金額が領収金額を超えていないか 300万円未満か 小切手1枚の金額 または 1度の納付に使用する小切手 の合計金額について、 次のいずれかに該当するか 300万円以上の場合は、次のいずれかに該当するもの イ、金融機関が振出した自己あてのもの ロ、発行官庁が支払保証を要しない旨を記載して押印した納入告知書等で、 納付者が納付する場合 ハ、収入官吏、国税収納官吏、市町村または日本年金機構が納付するもので、 個々の小切手金額が300万円未満のもの、または、小切手の裏面に 「無保証承認」の押印のあるもの ③支払いの確実性(次のように、支払いが不確実と認められるものは、受入れを断ることができる) 呈示期間が満了に近いもの、支払場所が自店の所在地以外のもの 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口2 歳入金等】 21 歳入 代理店 1.受入 (2)①歳入金 受入可能な書類は「納入告知書」、「納付書」、「現金払込書」、「送付書」で、 納付場所、納付期限に制限のないもの。 納付者等から受入書類に現金、小切手を添えて納付を受ける。 各片の記載事項が 一致しているか 受入科目の記載もれが ないか 歳入金に受入できる 書類か 交通反則金以外の 納付書類は、 納付期限に拘わらず 受入れてよい 取扱庁の記載もれが ないか 自店で受入可能な ものか 合計額に訂正、改ざんが ないか (合計額が「0」の ものは受入れない) 納付者の住所・氏名 の記載もれがないか 【留意点】 ・交通反則金については、道路交通法上、納付期限が具体的に規定されており、納付が行われない場合には、最終的に 刑事手続等へ移行する。 ―― 仮に納付期限を過ぎて受入れた場合には、交通反則通告センターにおいて当該反則者の納付事実に齟齬が生じる こととなるため、関係官庁からの強い要請を受け、納付期限を確認する扱いとしている。 ―― 但し、受入後に納付期限が過ぎていることを発見した場合は、歳入金等の納付の取消しには一切応じられない ため、そのまま取扱う。 ・国民年金保険料については、納付期限の他に「納付書の使用期限」が明記されているが、使用期限を過ぎていても受入可。 ・交通反則金、罰金等の書類には「現金納付」の記載があり、小切手では受入れない扱い。 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口2 歳入金等】 22 歳入 代理店 1.受入 (2)②国税収納金整理資金 受入可能な書類は「納税告知書」、「納付書」、「納入告知書」、「国税収納金整理 資金現金払込書」で、納付場所、納付期限に制限のないもの。 ―― 国税収納金整理資金は、所得税、法人税、消費税、関税等の総称。 納付者等から受入書類に現金、小切手を添えて納付を受ける。 各片の記載事項が一致しているか 受入科目の記載もれがないか 国税収納金整理資金 に受入できる書類か 納付者の住所・氏名 の記載もれがないか 取扱庁名の記載もれがないか 自店で受入可能なものか 合計額に訂正、改ざんが ないか (合計額が「0」の ものは受入れない) 23 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口2 歳入金等】 1.受入 (2)(参考2)コンビニ納付分 歳入 代理店 納付者がコンビニ納付用の納入告知書を呈示した場合であっても、1.(2)①の 歳入金と同様に受入れる。 受入書類に納税告知書または 納入告知書等の各種通知部分 が付されている場合には、 各種通知部分を納付者に渡す 払込取扱票は切り取らずに、 領収証書とともに納付者に 渡す 領収印の押捺は不要 24 歳入 代理店 1.受入 (2)(参考3)日銀OCR処理分 日銀OCR帳票には、「アンダーカラー」が無いことに留意。 日銀OCR 帳票 アンダーカラー無し 集計表扱分 25 アンダーカラー有り 1.受入 (2)③保管金、供託金 受入可能な書類は、保管金は「保管金払込書(「保管金」の表示あり)」、「保管金振 込書」(次頁参照)、供託金は「保管金払込書(「供託金」の表示あり)」、「供託金返 納請求書」、「供託金利子返納請求書」。 取引担当官から受入書類に現金を添えて納付を受ける。 保管金または供託金に受入できる 書類か(自店の取引先官庁に受入 れるものであること) 各片の記載事項が一致しているか 受入科目の記載もれがないか 金額に訂正、改ざんがないか (供託書が添付されている場合 は、供託書の金額と一致してい るか) 供託書が添付されている 場合は、受入日が供託書 に記載の納付期限を 過ぎていないか あて先(納付場所) は自店か 受入先(自店の取引先) の記載もれがないか 供託書(一部) 26 【留意点】 ・領収証書について、供託書が添付されている場合はあて先の官庁に送付し、添付されていない場合は納付者等に渡す。 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口6 保管金、供託金】 1.受入 (2)(参考4)保管金振込書 納付者等から受入書類に現金を添えて納付を受ける。 各片の記載事項が一致しているか 保管金に受入できる 書類か(自店の取引先 官庁に受入れるもので あること) 受入科目の記載もれが ないか 金額に訂正、改ざんが ないか 受入科目の記載 もれがないか 金額に訂正、 改ざんがないか 受入先(自店の取引先) の記載もれがないか あて先(納付場所)は 自店か 27 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口6 保管金、供託金】 1.受入 (2)④歳出金(返納金戻入れ) 受入可能な書類は「返納金納入告知書」、「返納金納付書」で、返納金としての受入 期限(納付期限ではない)が過ぎていないもの。 ―― 受入期限経過分は、受入書類に記載されている歳入金等取扱庁の歳入金として 取扱う。 納付者等から受入書類に現金を添えて納付を受ける。 受入期限が過ぎていないか 各片の記載事項が 一致しているか 歳出金(返納金戻入れ) に受入できる書類か 債主コード、整理番号、 会計、所管、部局等、 項の各番号に記載もれ がないか 納付者の住所・氏名の 記載もれがないか 金額に訂正、改ざんが ないか 自店で受入可能か 官署番号に記載もれが ないか 【留意点、解説】 ・返納金納入告知書、返納金納付書に、次のいずれかを添えて納付を受けた場合は、統轄店に照会する(統轄店照会事務)。 ―― 外国貨幣または外国貨幣払為替券、外国貨幣を売却した代り通貨(計算書添付)、外国貨幣をもって購入した 邦貨払為替券。 ・「部局」は、官庁の中の内部組織(○○部、△△局)、「項」は、官庁における予算科目の単位であり、「項」の下に 「目」や「節」といった単位が置かれる。 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口3 歳出金(返納金戻入れ)】 28 1.受入 (2)⑤預託金 受入可能な書類は「預託金払込書(取引店が自店のものに限る)」と、「返納金納入 告知書」(次頁参照)、「返納金納付書」。 納付者等から受入書類に現金を添えて納付を受ける。 各片の記載事項が一致 しているか 預託金に受入できる 書類か 受入科目の記載もれが ないか 金額に訂正、 改ざんがないか 取引店が自店か 受入先の記載もれがないか 29 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口5 預託金】 1.受入 (2)(参考5)預託金(返納金) 受入可能な書類は「返納金納入告知書」、「返納金納付書」で、返納金としての 受入期限(納付期限ではない)が過ぎていないもの。 ―― 受入期限経過分は、受入書類に記載されている歳入金等取扱庁の歳入金として 取扱う。 納付者等から受入書類に現金を添えて納付を受ける。 各片の記載事項が一致 しているか 受入科目 (預託金)の 記載もれがないか 預託金(返納金)に 受入できる書類か 納付者の住所・ 氏名の記載もれ がないか 取引店の記載もれが ないか 受入先の記載もれが ないか 金額に訂正、改ざんが ないか 自店で受入可能か 受入期限が過ぎていないか(「納付期限」ではないことに留意) 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口5 預託金】 30 1.受入 (2)⑥財政融資資金 受入可能な書類は「財政融資資金貸付金元金払込書」。 ―― 財政融資資金貸付金とは、都道府県、市町村、地方公営企業等の地方公共団体 に対する財政融資資金の貸付金。 ―― 貸付事務は、日本銀行本店において取り扱っており、代理店では、下記の元金 のほか、利子の受入事務が発生(利子は、「歳入金」として受入れる点に注意)。 地方公共団体から受入書類に現金を添えて納付を受ける。 財政融資資金に受入できる書類か 納入者の記載 もれがないか 償還期限が過ぎていても、 そのまま受入れる 各片の記載事項が一致しているか 債務履行の場所 が自店となって いるか 受入科目、取扱庁の 記載もれがないか 金額に訂正、改ざん がないか 31 【留意点】 ・元金受入済通知書(上記書式例のうち、右端の書類)は、代理店で受入れた日の翌々営業日の午前10時までに到着する よう統轄店に送付する(官庁に直接送付するものではないことに留意)。 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口9 財政融資資金貸付金】 1.受入 (2)⑦公庫預託金 受入可能な書類は「公庫預託金振込書」、「公庫預託金払込書(取引店が自店のもの に限る)」、「公庫支払請求書」。 ―― 公庫預託金は、沖縄振興開発金融公庫の預託金。この資金を管理することが 出来る資格を「出納役」と呼ぶ。 納付者等から受入書類に現金、小切手を添えて納付を受ける。 各片の記載事項が 一致しているか 公庫預託金に受入できる 書類か 納付者名の記載もれが ないか 受入科目の記載もれが ないか 受入先の記載もれが ないか 金額に訂正、改ざんが ないか 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口8 公庫預託金】 32 2.払出 (1)小切手の取扱い (2)小切手取扱上の留意点 (3)国庫金送金通知書 ①国庫金送金通知書の取扱い ②裏面の取扱い(受領者が本人の場合) ③裏面の取扱い(受領者が代理人の場合) 33 2.払出 (1)小切手の取扱い 小切手の呈示(手形交換所経由分を含む)を受けたときは、次のとおり取扱う。 ・小切手の文言が記載されているか ・自店で振出人に交付した小切手用紙か 官庁が任意に付した番号が記載されているか (出納役が振出したものは記載されない) 支払場所が自店であるか 渡先が官庁、出納官吏、 金融機関、地方公共団体、 日本銀行の場合、線引され ているか 払出科目の記載もれが ないか ・振出日が先日付でないこと ・振出日から1年が過ぎて いないこと ・金額に訂正、改ざんがないか ・チェックライターで記載され ているか ・「\」「*」「カンマ」のもれ がないか 振出人の資格、官職、氏名、 印影が届出の印鑑票と一致 しているか 振出地が記載されているか 【留意点】 ①金額の記載方法 ②受領裏書の確認方法 アラビア チェックライター 数字の場合 で記載 線引小切手により 裏書人(左記出納官吏)名、 出納官吏に現金を 印影が届出の印鑑票 支払う場合 と一致 漢数字の 場合 アラビア数字で 券面金額と同額の 金額を副記 上記以外の場合 自行庫所定の方法により 取扱う 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口4 国税の支払金】 ③振出日から1年が経過した小切手の扱い 小切手の表面余白に以下の事項を記入して 店印を押し、呈示者に返す 支払期間経過 呈示日 代理店名 34 2.払出 (2)小切手取扱上の留意点 小切手の種類 留 意 点 ・受取人が個人、事業法人等の場合は線引がないこと(線引がある場合は、自行庫を含む 取引先金融機関を通じて決済) 現金払小切手 ・受取人が出納官吏、出納員、執行官(地方裁判所の職員)の場合は、受領裏書の資格、 官職、氏名、印影が届出の印鑑票と一致すること ―― この際、照合する印鑑票の様式が「線引小切手受領権利者用印鑑票」となること に留意 ・小切手の呈示者が受領裏書を拒否した場合は、支払に応じなくてもよい(注) ・渡先が自店であること(日本銀行●●代理店) ・振出日が送金請求日当日の日付であること 国庫送金資金に ・小切手の金額が国庫金送金請求書等の合計額と一致していること 関する小切手 ・小切手の金額以外の記載事項が国庫金送金請求書等と一致していること ・送金小切手の場合は、裏書を要しない ・特定線引が2個以上あるケースは原則として支払不可 交換持帰小切手 ・但し、2個のうち1個が取立委任のために為されたもの(小切手裏面の取立委任印に より確認)であれば支払可 (注)線引を要しない「持参人払式小切手」の所持人が裏書の一部または全部の記載に応じない場合は、例外的に 氏名(自署)のみの記載または受取文句(「小切手金額を受領した」など)のみの記載で支払に応じて差支えない。 35 2.払出 (3)①国庫金送金通知書の取扱い 受取人から、国庫金送金通知書により支払いの請求(手形交換所経由分を含む。) を受けたときは、次のとおり取扱う。 官署の所在地および官署名は省略可 発行日から1年を経過して いないこと (1年を経過していた場合 は支払不可) 払渡店名が自店であること 受取人の住所、氏名が記載 されていること 資格、官職、氏名が記載 されているか 官印が押捺されているか 金額に訂正、改ざんが ないこと 番号の記載があること 裏面の領収証、委任状の記載が 整っていること(次頁参照) ・国庫金送金通知書の受取人の住所、 氏名、払渡店名、番号、金額が 国庫金送金案内書と一致しているか ・国庫金送金案内書に「亡失(き損) 届受付」の旨、「支払停止」または 「再発行通知受付」の旨の記載がある 場合、国庫金送金通知書に「再発行」 と記載されているか 36 2.払出 (3)②裏面の取扱い(受領者が本人の場合) 受領日が記載されているか 受領者の住所、氏名が 表面と裏面で一致しているか 受領者の住所、氏名が記載され、 印が押捺されているか 37 「要」と表示されている場合は、 収入印紙が貼られる 2.払出 (3)③裏面の取扱い(受領者が代理人の場合) 委任者(当初の受領者)の住所、氏名が、表面 の受領者の住所、氏名と一致しているか 受領者の氏名が、委任状に 記載された受任者(代理人) の氏名と一致しているか 受領日が記載されているか 受領者の住所、氏名が記載され、 印が押捺されているか 委任日が記載され ているか 氏名に、「代理人」の記載があるか 38 「要」と表示されている場合は、 収入印紙が貼られる 委任者(当初の受領者)の住所、氏名 が記載され、印が押捺されているか 3.振替 (1)国庫金振替書の取扱い (2)国庫金振替書の取扱い(返納金戻入れの場合) 39 3.振替 (1)国庫金振替書の取扱い 取引先官庁から国庫金振替書の提出を受けたときは、次のとおり取扱う。 添付書類がある場合は、振替先、 受入科目、金額が国庫金振替書 と一致しているか 番号が記載されているか ・「\」、桁区切り、止め符号 が記載されているか(ゴム印字 やペン書きでも可) 代理店への提出日が記載 されているか 振替先(歳入金、国税、保管金等 の場合には取扱庁名のみ記入)の 記載もれがないか ・金額に訂正、改ざんがないか ② 受入科目が歳入金、国税、歳出金 (返納金戻入れ)の場合は付記さ れない ① 振替元の資格、官職、氏名が届出 の印鑑票と一致しているか 受入科目が歳入金で添付書類が無い 場合、「国家公務員有料宿舎使用料」 等の記入があるか 受入科目、払出科目が記載されているか 届出の印鑑票と一致しているか <「受入科目名」と「振替先名」の主な組合せ> 歳入金に受入れるもの (上記例) ① 受入 科目名 ② 振替先名 ○○年度歳入(例:平成27年度歳入) 主所管 (例:財務省主管) ・一般会計は主管 ・特別会計は所管 会計 (例:一般会計) 国税に受入れるもの ○○年度 国税収納金整理資金 振替先の取扱庁(例:財務省大臣官房) 振替先の取扱庁 【参照:国庫事務例規集(代理店用)1 窓口4 国税の支払金】 歳出金(返納金戻入れ)に 受入れるもの(次頁) 保管金に 受入れるもの ○○年度歳出 所管 会計 部局等(または勘定)項 返納金戻入れの旨 保管金 振替先の取引担当官 振替先の取扱庁 40 3.振替 (2)国庫金振替書の取扱い(返納金戻入れの場合) 取引先官庁から返納金戻入れにかかる国庫金振替書の提出を受けたときは、次の とおり取扱う。 振替先、受入科目、金額が 添付書類(返納金納入告知 書等)と一致しているか 番号が記載されているか 代理店への提出日が記載 されているか ・「\」、桁区切り、止め符号 が記載されているか (ゴム印字やペン書きでも可) ・金額に訂正、改ざんがないか 振替先の記載もれがないか 受入科目が歳出金 (返納金戻入れ)の 場合は付記されない 振替元の資格、官職、氏名が 届出の印鑑票と一致しているか 届出の印鑑票と一致 しているか 受入科目、払出科目が記載されているか 41
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