ここまでのお話をうかがって 感じた こと、 今後に期待したい

温暖化防止活動を
地域でどう加速するか?
- 鳩山さんのためじゃなく、
自分と未来のためのマイナス25% IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 川北 秀人
http://blog.canpan.info/iihoe/
簡単に自己紹介を。。。

IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表者
 本業は、団体運営のお手伝い(年間100件以上)


最近では、行政とNPOとの協働の基盤づくりや、
企業の環境取り組み・社会責任の支援も
他団体の役員としては、
 (財)日本自然保護協会
(特)自然体験活動推進協議会(CONE) 監事 など
「ストップ温暖化・・・一村一品」実行委員・審査員
「100万人のキャンドルナイト」の実行委員
あの「エコポイント」 アドバイザリー委員(家電も住宅も)
セブン-イレブンみどりの基金 最終審査員
エコプロダクツ2009 企画委員 などなど。。。


評議員
地球温暖化対策の推進に関する法律
(地球温暖化防止活動推進員)
第二十三条 都道府県知事及び指定都市等の長(以下「都道府県知
事等」という。)は、地域における地球温暖化の現状及び地球温暖
化対策に関する知識の普及並びに地球温暖化対策の推進を図る
ための活動の推進に熱意と識見を有する者のうちから、地球温暖
化防止活動推進員を委嘱することができる。
2 地球温暖化防止活動推進員は、次に掲げる活動を行う。
一 地球温暖化の現状及び地球温暖化対策の重要性について住民
の理解を深めること。
二 住民に対し、その求めに応じ日常生活に関する温室効果ガスの
排出の抑制等のための措置について調査を行い、当該調査に基
づく指導及び助言をすること。
三 地球温暖化対策の推進を図るための活動を行う住民に対し、当
該活動に関する情報の提供その他の協力をすること。
四 温室効果ガスの排出の抑制等のために国又は地方公共団体が
行う施策に必要な協力をすること。
民生部門でのCO2削減を
本気で、効果的に進めるために

最終的な目的は、「すべての国民が!」


よく言われるのは、「より多くの人に」「裾野を広げて」
「全く関心がない人にも」
でも、現実的に、効果的に減らしていくためには
すでにちゃんとやってる人が、さらに効果的に
 すでにやってるけど、もっとやれそうな人も、効果的に
 やろうと思ってても動き出せない人が、着実に始め、
続けられるように
 全く関心がない人には、「知らないうちに」できるように

→ 対象や状況ごとに、最適なアプローチが必要。
どうせつくるなら、
ぼっけえCO2を減らせる
地域協議会をつくりましょう
その第1歩として、
今日・明日で動き始めましょう!
各地で推進員さんたちのご報告をうかがってると。。
 熱意はあるけど、データがない!
 可視化できていないから、共有できない
体重も学習も、計量・採点するから見える
 探しても・聞いてもなければ、つくる!!
 記録!集計!分析!発信!!
集計・分析しないから、成果が見えない!
 各地域で「集計・分析・発信担当」を!
県センターは発信の支援を!!
 最もインパクトが期待できる対象は?
一番効果がありそうな相手を、本気にする
 地域の課題やニーズの可視化を促す
「調査」と「発信」を!
 「特に重要な対象者」の絞り込みを!
例:農業者・林業者の団体・グループ
団地の自治会
学校、高齢者施設
○○工業団地に車で通勤する人
 地域を本気にする「ニュース」を!
 イベントより調査!
 キャンペーンより事例!
 呼びかけよりランキング!
「○○地域 温暖化白(薄)書」をつくると?
 風土・自然環境の特徴と変化
 生態系
 平均気温(特に冬の最低気温)
 主な排出原因と、排出者
 企業名、地域名を明記!
 取り組み事例集:分野別の工夫と成果
 表彰制度として「一村一品」を活用!
 今後の見通しと、求められる対策
 いつまでに、あとどれだけ?
 難易度にも配慮!(初心者から上級まで)
研究結果(事業者別 交通事故発生件数比較)
事業者別 交通事故発生件数比較(実施前後)
NO
会社
1
P社
2
3
車両区分
Q社
R社
事故(件数)
台数
実施前
実施後
昨対比
24
13
46%
10
5
50%
8
6
25%
中小型
208
大型
74
中小型
27
大型
41
中小型
37
大型
41
68
0
0
1
90%
12
49%削減
14
4
S社
中小型
5
T社
中小型
118
10
6
U社
大型
79
8
0
100%
10
7
V社
中小型
45
6
2
67%
8
8
W社
中小型
65
0
0
9
X社
大型
262
16
13
19%
10
Y社
中小型
24
3
0
100%
11
Z社
中小型
221
48
25
48%
2
49%
0
合計
1310
12.1
P<0.01
実施前
実施後
12.1
5.9
6
5.9
4
交通事故件数( 平均値)
地域の特徴と課題を整理してください(11:55まで)
ご所属の団体名:(
)
おなまえ:(
)
主な活動内容:(3行程度)
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
地域の「温暖化対策」上の
特徴:
・気候・風土として?
・人口・産業として?
(増減・年齢層、主な事業者)
・いわゆる「県民性」として?
(物事を進める上での配慮)
地域の「温暖化対策」上の 地域協議会に入るべき
課題(=取り組むべきテーマ): メンバー(と、部会?):
例:寒いから暖房が・・・。
・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・
クルマは1人1台ないと。。 住設系工務店、人事担当、
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
中平さんから
推進員の役割は、「活動」ではなく「活動の支援」
 これまで「推進員研修の委託」(研修業務の発注
→仕分けられた!
→次年度は「推進(活動支援)への補助」
→効果が期待できれば、国からお金が出る(かも)
 地域協議会:
 設立・参加は、必須条件ではありませんが、個人
の力を超える・支える、地域の基盤づくりは大切!
 全県的なテーマの部会も、今後必要に
 センターは、側面支援します→発信、場づくりなど
 白書:地域をしっかり知る+めざす目標を示す+行政
や企業への提言も!

まず、自己紹介から(13:30まで)
所属団体名
おなまえ
取り組んでいる活動・業務の内容
(相手の方に伝わるように!)
「場所」とか、「方法」とか、「規模(人数・回数)」とか、
「いつ頃から」とか、「どんな人たちと」とか
特技・強み(できれば温暖化防止関連で)
地域の特徴と課題を整理してください(14:30まで)
地域の「温暖化対策」上の
特徴:
地域名:(
)
今日お集まりの方のお名前 ・気候・風土として?
・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ・人口・産業として?
・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ・いわゆる「県民性」として?
当地域の重点課題(5項目) 地域協議会のメンバーと
=2年間取り組むべきテーマ: 部会構成の案:
例:住宅の冷暖房効率改善 住宅部会:・・・、・・・、★・・・・
農家 バイオマス利用促進 農家部会:・・・、・・・、★・・・・
○△工業団地のエコ通勤 エコ通勤部会:・・・、★・・・・
白書で状況把握と発信! 白書チーム:・・・、・・・
★:重要で今後アプローチする人・団体
2020年に「90年比△25%」、
2050年に「現状△60~80%」を
本気で実現するためには?
万t
06年度
実績
産業
4,241
+9%
3,634
▲15%
▲32%
業務
304
+44%
195
▲36%
▲49%
家庭
236
+27%
173
▲18%
▲41%
492
+29%
(保有:
144万台)
(保有:
356
▲28%
▲42%
運輸
90年 10年度
20年まで
要削減量
比
県目標
(▲25%)に
+35%)
地域をどう本気にするか?
 企業→業種ごとの各社比較!
→ 晴天率が高いんだから「勝手にエコ
通勤コンテスト!」
 照明 → 「居酒屋の『照明エコ度』調査」
 加工・冷暖房 → 省エネ徹底度ランキング!
 ゴミ → 「大規模飲食店の削減量調査」
 通勤
 自治体・公共施設
→ 生徒1人あたりのCO2排出・削減量
 福祉系 → 施設の省エネコンテスト
 学校
 町内会・集落・団地
 冷暖房
 ゴミ
重点課題への取り組み案をつくる(15:45まで)
2年間の目標!
重点課題:(
)
現状(10年)→ 11年→ 12年
例:「倉敷温暖化白書」発行
例:未刊→発行(4P)→16P
部会メンバーの候補
勉強会
10回→30回
・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・
・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・
・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・
10(H22)年度の基本計画 11(H23)年度の基本計画
業務(主担当):進め方
業務(主担当):進め方
例:編集委(○)企画→調査 例:事例(○) 調査→執筆
執筆(○,△) 依頼→管理 「職場勉強会」(◇)呼びかけ
提言(◇) まとめ→協議 ・・・・・・(・・・)・・・→・・→・・・
勉強会(△) 企画→開催 ・・・・・・(・・・)・・・→・・→・・・
各地域の重点テーマ!
倉敷・総社・井原地域
南東部
 水が豊富+晴天率高い、県内人口  ゴミ減量化:行政と対話
の3分の1、製造業+農業
 公共交通再構築:陸運局の茶髪青年
 自然エネルギー活用!
 エコドライブ:JAFなどの協力依頼
 移動
 バイオマス:
 里山・農業者:堆肥循環
 白書:
 日常の省エネ
岡山市南部・玉野市
 白書:現状・課題調査!
 移動:エコ運転、公共交通、自転車
 住宅部会:省エネ建築普及、環境
 農業:ぶどう、なす →バイオマス促進
学習、美化・ビオトープ、街路灯の  定住促進:住宅の冷暖房改善
LED化、イベント
 学校:調査とランキング
エネルギーシフト協議会
 白書:
 Cut, Change, Choice→再確認!
北部:旧市町村に1名以上配置が目標!
 業界・小売店を動かしたい
 森の再生
 データ検証:照明、民生用機器
 人口減少→棚田耕作放棄→竹やぶ
 勉強会
 県民局長への提案
 消費者へのきっかけづくり
 白書発行:新任者のために