タイル de 多面体 ?! 〜 遊びで体感、前「空間」的経験〜 小梁 修・山岸昭則(石川県数教協) アニメの宮崎駿さんは、子ども時代を思い出して、「のりしろ部分を作って画用紙を貼り合わせると立体 ができると知ったときには、世界の秘密にふれたような気がして本当にドキドキした」と語っている。平らな 紙から失敗しながら立体を作る幼児体験が宮崎アニメの原点かも知れません。 幼い子どもや生徒の想像力を育むこうした体験を遊びの道具にしたのが、この(多角形)タイルです。 この趣旨に沿うものとしては、すでに「折り紙の数学」や「しきつめの幾何」がありますが、それらとの 違いは、基本パーツであるタイルを分析・総合する遊びの中で、平面の「しきつめ」に加えて、空間を見取 図、多面体、展開図の三位一体によって体感させることができることにあります。 特許申請中(公開公報掲載中・特願2000-68254)
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